ノーマルビュー

Received — 2024年12月11日 tommy先生の「世相を斬る」

思わず書きたくなる中東情勢 落選候補 とやまかずゆき のブログ

著者: tommyjhon
2024年12月11日 09:37
全国の毒舌ファンの皆さま おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、まずは近況報告。
 落選中の無職の身でありますが、現状は12月一杯で会計報告をしなければならない、例の政党助成金(ワタシは、一応立憲民主党静岡第5区総支部長なので、頂いている)の収支報告書を作成中。国政選挙に出馬したには、この会計報告なるものを仕上げなければならない。今のところ、選挙支出を会計報告を県の選挙管理委員会に提出(選挙の2週間後)した。そして、年末〆の政党助成金収支報告。これが終わると、個人後援会の会計報告(今は、ほとんど機能していない)だ。


 今、国会で議論している、政治家個人への企業&団体献金の禁止(政治改革の一環)は、この静岡第5区総支部に対する企業&団体献金のの禁止事項(個人からの献金はOK)だが、ワタシは誰からも何処からも寄付を頂いていないので全然関係がない。そもそも寄付を頂く時間も余裕もなかった。したがって、この政党助成金と党からの選挙資金に対しての支出を報告すればよいのだが、仕分け作業やら様式に合わせたりすることが案外難しい。そして、(ここが一番大変なのだ)何もかもほぼ一人で作業しなければならず(当たり前だ、秘書など雇う余裕も資金もない)、一日一日、すべでが牛歩の歩み、でも着々と進んではいます。


 しかし、ブログでの歩みは止められず、本日は、シリア情勢の話。
教員だった頃、共通テスト(まであと38日)直前(つまりは、政治経済の最後)は、必ず国際問題だった。10月あたりから国際経済の授業が始まり、11月の後半から12月の最後までは、この国際政治の講義となった。国際政治で教える分野は、①国際連合②国際社会の結びつき(NATOやEU、APECなど)、③国際支援(ODAなど)とNGO。そして、④国際紛争だ。
この国際紛争のところで必ず出てくるのが、シリアを含めた中東問題で、ここを講義するために、相当勉強した。国際問題を考える時にはいつも参考にするのが、
田中宇の国際ニュース解説 (tanakanews.com) である。この田中宇(たなかさかい)氏だと思う。海外メディアの情報をしっかりと翻訳して要点を教えてくれる。日本の主要メディアは、すべてアメリカ大手メディアの翻訳と受け売りなので、どうしても複眼的思考ができない。



 今回は、この田中宇のサイトを参考にして解説する。
まずは、
<コピッペ>
12月8日、シリアのアサド政権があっさり転覆された。アルカイダ系の反政府組織HTSは、イスラエルがヒズボラを制圧してレバノンが停戦した翌日の11日28日に今回の決起を開始し、わずか11日で強かったはずのアサド政権を倒し、アサド大統領をモスクワ亡命に追いやった。
この間の戦闘での死者は兵士772人、市民138人にすぎない。激戦でなく、ダマスカスもホムスもほとんど無血開城だった。アサド政権は徹底抗戦して負けたのでなく、あまり戦わずして負けを認めた。


独裁者のアサドが亡命していなくなる代わりに、その下のジャラリ首相以下、軍や治安組織を含む政府は丸ごと残り、今後の新政権ができるまでの暫定政府として機能することになった。HTS指導者のジャウラニは、1年半の政権移行期を設け、その間は暫定政府を機能させると言っている。
アサドは、負けが見えた段階でHTSやその背後のトルコ政府などと交渉し、自分が辞めて亡命する代わりに政府機能を残して新政権に継承することでシリアの安定を守ろうとしたのだろう。

<コピッペ終了>


と、シリアの政府軍は、ほとんど戦わないまま敗北が決定した。つまりは、戦う前から、趨勢はほぼ決まっていたことになる。
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地図を見ながら解説する。
まずは、「独裁者アサド」
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 アサド大統領は、ワタシ達が見るニュース(新聞)では、必ず独裁者とレッテルがはられている。しかし、彼は元歯医者で兄の失脚によって大統領になって以来国民からは好かれていた。そして、2011年からの「アラブの春」という民主化運動がシリアに飛び火し、国内にIS国などの屈強なゲリラ部隊も出現した中で、頑強に反体制派から自国シリアを守り抜いた人物である。「独裁者」というよりも「民族指導者」という方が相応しい。


 そもそも、「アラブの春」という民主化運動は、アメリカや西欧が裏で暗躍した、“民主化運動という名を借りた、反米政権の打倒行動”であったことがすでに分かっている。典型的な例が、リビアの民族指導者ガダフィの爆殺だ。今や、リビアは国家としてなりたたないほど混乱している。
この反米政権打倒する目的の「アラブの春」の中で、その地位を守り抜いたのがアサド大統領なのだ。
ここまでは、前段。


 さて、この頃、イスラエルによるガザ地区侵攻のニュースがパタッと止まった。イスラエルのガザ地区では、ますますパレスチナ人のせん滅が行われているのに・・・・
ロイター通信では、
イスラエル軍がガザ空爆、少なくとも34人死亡 停戦交渉続く(ロイター) - Yahoo!ニュース

と報道されているのに、大手メディアはほとんど報道しない。(基本的には無職なので、ワタシはよくニュースを見ている)
 実は、アメリカの次期大統領がトランプと決まって以来、イスラエルの軍事行動は、基本的には批判的に報道しなくなった。トランプは親イスラエルであって、「ウクライナ紛争は、就任当日に停戦させる!!!!!」と言っているが、イスラエルのガザ侵攻に関してはコメントしていない。
なので、あれほど大きく扱っていた、イスラエルとヒズボラとの戦いも、知らない間にニュースにならなかった。どうやら、この戦いもイスラエルの圧勝のようで、よくよくの報道を見ると、シリアのアサド政権が崩壊して、一番得をしたのは、イスラエルであると思う。
「シリア南部に非武装地帯」確保指示 政権崩壊後に猛攻撃 イスラエル(時事通信) - Yahoo!ニュース

イスラエルとシリアがずっと争っていたゴラン高原(両国の国境地帯)を超えて、イスラエルは進行しているようだ。
結論、トランプ政権はイスラエルとの蜜月関係を維持するだろう。そして、「ガザ地区」に関する報道は消えてなくなるかもしれない。


 また、シリアのアサド政権を支援していたのは、ロシア(アサドの亡命場所がモスクワなんだから、わかるでしょ)とイランである。
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イランという国は、ずっと反アメリカの国で、イラクとの国境を接してはいないが、レバノンのヒズボラ(イスラム教、シーア派の武装組織)とイラクのシーア派を支援していた(イランはシーア派)。そして、そのシーア派勢力を通じて反米アサド政権を、親米政権から守っていたのである。


つまり、シリアのアサド政権が、あっという間に崩壊した第一の理由は、このロシアとイランが支援を止めたことだ。
ロシアとイランは、結託してシリアをイスラエル(とかの親米勢力)にくれてやったことになる。
イランは、ロシアのグループ入りしている。
BRICS首脳会議 22日からロシアで開催 加盟国が拡大して初 | NHK | ロシア

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このブリックス(ロシア&中国中心の非アメリカ&西欧連合)から、ドラフト1位の指名をうけているのがなんと、サウジアラビアである。
サウジ皇太子はBRICS首脳会議欠席=ロシア大統領府 | ロイター (reuters.com)

 
つまり、中国とロシアは、アメリカ(トランプ次期大統領)とイスラエルに対して、「シリアはくれてやるから、サウジと仲良くさせてね」という取引ではなかろうか?
ブリックスには、すでに、UAEも加盟している。サウジアラビアまで加盟するとなると、親アメリカ外交一本やりの日本はどうなるのだろうか?
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(これは経済産業省・資源エネルギー庁のサイトからの、世界の確認埋蔵量のグラフだよ)


少なくとも、反共右翼の巣窟(統一教会派など)であった自民党政権が過半数割れをおこしたことは、これから起こりうる多極化世界の外交関係にとっては良いことだと思う。
多極化世界とは、東西対立とか、親米とか反米とかの二極対立で説明できる世界ではなく、アメリカ、西ヨーロッパ、ロシア、中国などの大国が、それぞれ対立した友好的になったりする、単純な思考では理解できない世界のことである。


・・・・・政治家になるって難しいなあ。 
外務大臣コーナー|外務省 (mofa.go.jp)

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岩屋外務大臣のコーナーというサイトがある。
外務大臣コーナー|外務省 (mofa.go.jp)

この前は、G7(アメリカ&西欧だけのグループ)に行き、ウクライナにも訪問したようですが、それだけでいいのかなあ?
そういえば、
米で中国企業元幹部起訴、日本の議員に賄賂か かつて授受疑惑の岩屋外相は「断じてない」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
我が国の外相は、ちゃっかり中国企業から金銭をもらっているような疑惑があるので、中国とは良好な関係なのかなあ?
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