GDP成長率マイナス0.7%
2025年5月16日 10:52
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセ(元高校教師・現立憲民主党静岡県第5区総支部長)です。
ということで、全国的にこのようなニュースが出た。
1-3月のGDP 年率マイナス0.7% マイナスは4期ぶり | NHK | GDP
使われた画像は以下の通り。
他の高校教師は、誰も教えないだろうが、世の中には「72の法則」なるものが存在する。
ワタシが立候補する遠因となった、あるサークル仲間の大恩人K藤Y弘氏から、「高校生にも絶対教えてよ」と言われたものだ。
72の法則とは|知るぽると
簡単に教えると(超簡単すぎておしえるほどのものでもないが)
1×72=72 2×36=72 3×24=72 4×18=72 6×12=72 8×9=72 12×6=72
と覚えておく、72に意味はない。重要なのは掛け算の右と左だ
こういう風に考える。
年利1%だと、72年で借金は倍になる
年利2%だと、36年で借金は倍になる
年利3%だと、24年で借金は倍になる
年利4%だと、18年で借金は倍になる。
と簡単に複利計算の答えがでる。
つまり、2000万円の住宅ローンを固定金利3%の24年払いで契約すると、結果的には4000万を支払わなければならないのだ。(したがって、住宅ローンは返せるうちにどんどん返しておく方がお得)
同じように、私達の経済成長率という考え方も、まったく同じで、
経済成長率が1%だと72年でGDPは2倍になる
経済成長率が2%だと36年でGDPは2倍になる
経済成長率が3%だと24年でGDPは2倍になる
経済成長率が4%だと18年でGDPは2倍になる
・・・・・・
経済成長率が8%だと9年でGDPは2倍になる。
もちろん、経済成長率が0%だとGDPはそのまま。経済成長率がマイナス1%だと、GDPは72年で半分になる。
こう考えると、↓の画像を見て、ぞっとする。
成長しない日本のGDP、停滞の20年で米国は日本の4倍、中国は3倍の規模に:「ファクト」から考える中小製造業の生きる道(2)(2/3 ページ) - MONOist
人間社会は、発展していくものである。経済学では、「こうすれば上手く社会が発展するはずだ」という前提にたって作られた学問である。近代になって、その発展スピードが高速になってきた。このGDPという指標と経済成長率は、発展するスピードと規模を数値化したものである。
GDP(国内総生産)はGDI(国内総所得)と同じ値であり、GDE(国内総支出)とも同じ値である。
これを三面等価の原則という。実際のところ、GDP(国内総生産)というよりも、GDE(国内総支出)の呼称を使った方が分かりやすい。日本人は、この1年間でどれくらいのお金を使ったかと考えるべきだ。
これが、年換算してマイナス0.7%という事実は、日本が委縮している(経済が縮小している)ことであって、お金を使わない国になっているのだ。
先ほどの72の法則で考えれば、たった2%の経済成長であっても、36年すれば、GDPは2倍になり、ならば所得も2倍になる。なのに、↑の画像を見ても、日本のGDPは1994年から、何も増加していない。もう30年も0%成長なのである。
私達、日本人は穏やかで礼儀正しく献身的で、想像力も豊な人々だと、諸外国からは見られていた(見られている)。そんな国民であり、かつては実質経済成長率8%を9年も続け、見事にGDPを2倍に増やした(高度経済成長期)実績もある。
では、なぜ、今の経済成長率がマイナスなのか?0%成長が30年も続いているのか?
政治だけが悪いとは言わない。しかし、これだけのマイナス成長(日本経済の委縮)の中で、只今の、消費税減税論議とか、年金制度改革論議とか、少し、規模が小さすぎる。もっと、ドカッとGDP(GDE=GDI)を増やす政策をするべきだと今は思う。もう、国債発行をどんどん増やし、国民の購買力(買う力)を高め、このGDPのマイナスを何とかするべきだと思う。
参議院議員選挙が近いから、どうせ選挙目当てだろう、という反論にビビッて、政府自民党は一人5万の物価高対策の給付を止めた。国民の本音は、選挙目当てでもいいから一人5万円もらいたい。(4人家族なら20万だ)
それを選挙のためだとの批判をうけて、やめるなら、今の政府は選挙のための政府であって、国民のための政府ではない。
ワタシは、断然、積極財政派である。自民党も我が立憲民主党も、党内では、緊縮財政派と積極財政派に分かれている。とにかく、この30年間もの経済の停滞を考えたり、GDP成長率の国際比較を考えたりすると、どうしても積極財政に傾いていく。
本日、三島の事務所にある高齢のご婦人が訪ねてこられ、身の上話とともに、なぜ若者は、選挙に行かないのか? という問いをいただいた。
ワタシは、「選挙に行っても変わらないという無力感でしょう。」「今の若者は生まれて以来、好景気を経験したことがないから」と答えた。
自分がこの立場になっていることもあるが、次の総選挙(衆議院選挙)では、大きく変わると思う。前回、民主党政権の時には、途中で、東日本大震災という大災害が起きて、何もかも飲み込まれてしまった。あれがなければ・・・・
ということで、これからも頑張ります。↓でもう一度勉強します。
GDPと内需・外需(上) 輸入が減るとGDPは増えるのか | 公益社団法人 日本経済研究センター