ノーマルビュー

Received — 2026年4月17日 tommy先生の「世相を斬る」

メルカトル図法

著者: tommyjhon
2026年4月17日 05:39

🤖 AI Summary

メルカトル図法の採用を見直すべきという議論があります。特に西アフリカのトーゾーが国連に廃止要請する決議案を提出し、イコールアース図法を推奨しています。メルカトル図法は面積の正確性を欠き、アフリカ諸国の大きさが不当に小さく表示されることで、地域の軽視的印象を生んでいます。

日本では多くの家庭で子供部屋にメルカトル図法による地図が貼られ、その認識は学校教育により深まっています。結果としてヨーロッパ諸国やアメリカなどの大きさが過大に認識され、逆にアフリカや東南アジアの国々が不当に小さく見られています。

この問題を改善するため、「地図を正そう(Correct The Map)」という運動があります。教育改革の一環として、小学校でメルカトル図法から脱却し、より正確なイコールアース図法を導入することが提案されています。文科省はデジタル教科書の導入を進めているが、メルカトル図法を用いるのは許可されません。
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。

ということで、注目の記事。
「メルカトル図法」は使わないで 国連に廃止求める決議案提出へ 西アフリカのトーゴ(ロイター) - Yahoo!ニュース


 理由は、メルカトル図法が面積を正確にあらわしておらず、アフリカ諸国が不当に小さく書かれている。これはアフリカ軽視の印象操作だ。というのがその理由。
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 まあ、どこでもよく見る世界地図。
それに比べて、今回の提案であるイコールアース図法
Equal Earth projection SW - イコールアース図法 - Wikipedia

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 毎日新聞の記事だと
点字毎日 随時掲載「時の話題」 脱・いびつな地図 「イコールアース図法」 アフリカ採用訴え | 毎日新聞
<コピッペ> 
世界地図にアフリカの大きさを正確に示すことを目指す「地図を正そう(Correct The Map)」キャンペーンが広がっている。西アフリカのセネガルのNGO「スピークアップアフリカ」などが4月から推進し、アフリカ連合(AU)も8月14日に支持を表明した。広く用いられる「メルカトル図法」の代わりに、面積が正確に反映される「イコールアース図法」を採用するよう訴えている
<コピッペ終了>


 なるほど、「地図を正そう(Correct The Map)」キャンペーンとして始まったのか!!!
記事だけ読むと、アフリカ諸国が不当な扱いをうけていることに対する運動らしいが、日本の人々も圧倒的に大賛成してもらいたい。


 日本人の一般家庭では、子供達が学習机を買い与えられるとほぼ同時に、メルカトル図法によって書かれた地図が子供部屋の目につく壁に貼られることになる。そして、この地図は子供部屋史上で一度も外されることはない。どれだけ色あせてもずっとそこにある。
普通の子供達が、メルカトル図法は面積を正確にあらわしていないと学問的に理解するのは、中学校で社会科(地理分野)の授業を受けたときだ。ここには、6年間のタイム差が生じ、その間に、日本の子供達(もしかしたら世界の子供達?)は、地球上の国々の大まかな場所と面積を完全に刷り込まれる。


 そして、その刷り込まれた意識の中で、アメリカ大陸の大きさとかヨーロッパ諸国の大きさとかを間違って認識している。
今、ほとんどの日本人は、ヨーロッパの国々を不当に大きく刷り込まれ、逆に赤道付近の東南アジア諸国を不当に小さく認識している。
タイが大好きなK藤Y弘大兄(ワタシの師匠)に、タイの方がドイツよりも面積が大きいと教えられた時は、ワタシもかなりビックリした。


AIに聞いてみよう。
<タイの面積とAIに入力>
タイの国土面積は約51万3,000〜51万4,000平方キロメートルで、日本の約1.4倍の大きさです。東南アジアの中心に位置し、ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接しています。
<ドイツ面積と入力>
ドイツの面積は約35万7,000〜35万8,000平方キロメートルで、日本の国土面積(約37.8万平方キロメートル)の約94〜95%に相当し、ほぼ同規模です。ヨーロッパでは中規模な国に分類され、16の連邦州で構成されています



 アフリカ諸国(東南アジア諸国)が不当に小さく認識されているのではなく、ヨーロッパ諸国(カナダやアメリカも)が不当に大きく認識されてしまっているのだ。
一般的なイメージでは、スペインは広大な大地を持つ国だと思われてるが、スペインは日本の1,3倍しかない。もっと酷いのがスカンジナビア半島で実際のスカンジナビア半島と日本人がメルカトル図法で認識しているそれとは、相当な開きがある。


 30年間、高校で社会(地歴公民)を教えてきたワタシだから、黒板に一筆書きで世界地図を書くことは簡単にできる。それを初めて見る生徒諸君は、だいたいが驚きのめで暖かく褒めてくれるが、その地図もまさしくメルカトル図法だ。黒板に世界地図を書く時には、北極付近のロシアの海岸線を適当に黒板の上に一直線で書き、不当にデフォルメされたスカンジナビア半島から書き始めなければスラスラと書くことはできない。(ヨーロッパだけの地図だと、必ず長靴の国イタリアから書く)


 メルカトル図法は、アフリカが不当に小さく書かれているのではなく、ヨーロッパを不当に大きく認識してしまうことに大きな問題があるとワタシは思う。
この
「地図を正そう(Correct The Map)」キャンペーンを支持して、小学校に入学すると買い与えてしまう(付録でついてくる)掲示用メルカトル世界地図から脱却しよう。日本の教育改革はここからだ。
文科省は、デジタル教科書にご熱心だが、メルカトル図法の世界地図をそのまま貼り付けたら許さないよ。




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