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昨日 — 2026年2月8日 ギズモード・ジャパン

OpenAIとNVIDIAが険悪化。AIの金回りが悪くなって泥仕合

著者:satomi
2026年2月8日 15:00

🤖 AI Summary

**要点まとめ(日本語)**

- **提携の概要と破綻の兆し**
- 2023年9月に発表された、NVIDIAがOpenAI向けに10 GW規模のデータセンターを建設し、10回に分けて総額1,000億ドルを投資する代わりに、OpenAIが同社のGPUをリースするという大型提携。
- 発表以降、実行はほとんど進んでおらず、両社の関係は「空中分解寸前」の状態に。

- **取引構造への懸念**
- 「循環型取引」と指摘され、相互依存が強すぎて一部が崩れるだけで業界全体に波及リスクがあると批判。
- 2023年11月、NVIDIAがSECに提出した書類は「投資機会の意向書」へ格下げされ、具体的な契約内容は明示されていない。

- **NVIDIA側の不満**
- CEOジェンスン・フアンは、OpenAIのビジネスアプローチに「節度がない」と内部で批判し、契約義務はないと主張。
- 台北の記者会見ではOpenAIを称賛しつつ、投資額については「そこまで大きくはない」と曖昧に回答。

- **OpenAI側の不満**
- NVIDIAチップの推論性能が不足し、ChatGPTの一部リクエストに対応できない。
- 代替チップ(Cerebras、Groqなど)を検討中で、コード作成支援ツール「Codex」の性能低下もハード側に起因すると指摘。
- それにも関わらず、サム・アルトマンCEOはSNS上でNVIDIAを絶賛し、役員陣も同様に公に称賛。

- **市場競争の激化**
- GoogleがGemini 3でChatGPTに追い上げ、独自のTPU(Tensor)でGPU市場に侵食。
- TPUはOpenAIだけでなくAnthropicやMetaでも利用可能で、NVIDIAの売上にも影響。
- NVIDIAはGroq(約200億ドル)を買収し、推論・メモリ帯域幅強化を図るが、競争は依然激しい。

- **リスクと今後の展開**
- 提携が破談すれば、OpenAIはOracleとの3,000億ドルクラウド契約の資金繰りに苦慮し、業界全体の資金循環が停滞。
- 連鎖的に他社への大型契約も危うくなり、AI産業・世界経済への波及リスクが懸念される。

**結論**
NVIDIAとOpenAIの超大型提携は、実務の進捗不足と双方の不満、そしてGoogleをはじめとする競合の台頭により、危機的状況に陥っている。提携が崩れれば、両社だけでなくAIエコシステム全体の資金フローが揺らぎ、広範な経済的影響が懸念される。今後は代替ハードウェアの選定や新たな資金調達策が鍵となりそうだ。
Image:FotoField/Shutterstock.com蜜月の終わりは突然に。昨年9月に大型提携を発表したAIの2大巨頭、OpenAIとNVIDIAが空中分解寸前です。計画では「NVIDIAがOpenAI用に10GWのデータセンターを作って10回の分割で1000億ドル投資する見返りに、OpenAIがその投資を使ってNVIDIAのチップをリースする」予定でしたが、それがサッパリ進んでいないよ

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