コロナ後に生まれてくる新しい文学「コロナ文学」第1弾。「ジミー」参加型出版プロジェクト
2022年1月16日 14:15
「ジミー」(小説)とはなにか? 2020年、コロナ禍によって、私たちの生活は大きく変わった。自宅にこもる中、今までの世界のあり方とはどうだっただろうかと、自分の内面を掘り下げるように考えた人が多いのではないか。 近代社会は、生産、拡大、効率を重視するものであった。しかし、コロナ禍によって私たちはそれを一時停止しそこに疑問を持つようになった。 私たちは、次なる方法論、つまり生命のはたらきからスタートする生き方を主体的に生み出していくきっかけを持ったのではないだろうか。 『ジミー』は、大学院でジェンダー・スタディーズを学んだ後、そこから全く離れていた青海エイミーが、コロナ禍で家にこもる生活の中、内なる生命のエネルギーに従うようにして書き下ろした小説だ。 それは、17歳の女子高生であるマイの目を通して描かれた現代日本社会のシステムであり、同時に生命の物語でもある。 現代を舞台にした爽やかな青春小説と読むことも可能だが、私たちが当たり前として受け取ってきたシステムを可視化する冷徹な批評精神を持って描かれたものであると同時に、心の奥底に働きかける歴史や個人を超越した生命の物語でもあった。 私たち
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