🤖 AI Summary
**KDDI、子会社の不適切取引が原因で2026年3月期第3四半期決算を延期 ‑‑ 最大 1,100億円規模のマイナス影響が見込まれる**
- **不適切取引の概要**
- 連結子会社のビッグローブとジー・プランで、2017年頃から続く不適切取引が判明。
- 2026年第3四半期までの累計で、売上高約680億円、営業利益約250億円、外部流出額約170億円、合計で約1,100億円のマイナス影響と試算。
- 過去の決算にも修正の可能性がある。
- **参考業績(現時点)**
- 売上高:前年同期比 +3.8%=4兆4,718億円
- 営業利益:前年同期比 +2.0%=871.3億円(外部流出額を除くと約8,543億円)
- 当期利益:前年同期比 +5.3%=554.0億円(外部流出額除くと約5,369億円)
- **業績のプラス要因**
- **モバイル部門**:ARPUが回復し、契約長期化と解約率低下で「筋肉質」な事業基盤を形成。UQ mobile からのau移行や端末セット契約でARPUが約190円(前年比)上昇。
- **金融・エネルギー・ローソン・DX**:それぞれプラス効果をもたらし、合計で約400億円の営業利益増。
- **付加価値サービス**:料金プラン「マネ活2」や「Pontaパス」、Netflix連携が好調。
- **ネットワーク・新規事業**
- 5G SA エリアが業界トップクラス、2026年3月期末に人口カバー率90%超を目指す。
- 衛星通信サービス「au Starlink Direct」利用者約350万人に達し、エリア拡大を継続。
- AI事業会社を設立し、デジタルデータ×AIで新たな価値創出を加速。
- **今後の方針**
- ガバナンス強化と不適切取引の再発防止策を徹底。
- AI事業の本格化、ネットワーク基盤の更なる拡充で成長を推進。
**要点**:不適切取引に伴う約1,100億円規模のマイナス影響が判明し、決算発表を延期したものの、モバイルのARPU回復や金融・付加価値サービスの伸び、5G・衛星通信といったネットワーク投資で本業は堅調。ガバナンス改善とAI・ネットワーク強化を軸に、今後の成長を図る方針。
子会社における不適切取引の発覚を受け、KDDIは第3四半期決算の発表を延期した。一方で公表された業績参考値では、ARPUの反転上昇や金融事業の躍進により本業の好調さが示された。今後はガバナンス強化を図りつつ、AI事業会社の設立やネットワーク基盤の拡充でさらなる成長を目指す。