米バークレー市議会、レジ前のジャンクフード陳列を禁ずる条例案を可決
食品の購入は陳列の影響を強く受け、通常の陳列棚では選択しないような食品をレジ前で手に取ってしまうことも多い。これにより不健康な食品を選択してしまわないようにする、というのが条例の趣旨だ。小売店にとってレジ前商品は売り上げに大きく影響するため、市民からはCOVID-19パンデミックから回復しないうちに導入すべきではないとの意見も出たが、肥満や糖尿病、高血圧などによりCOVID-19重症化リスクが高まることもあり、賛成意見が多くを占めていた。
対象となるのは総床面積2,500平方フィート(約232m2)以上かつ食料品陳列棚の総延長が25フィート(7.62m)以上の大型店舗で、レジから3フィート(約91cm)以内および主にレジ待ちの客が並ぶために使われる場所(Checkout Area: レジ前)に陳列可能な食品が制限される。レジ前に陳列可能なのは非加糖かつ人工甘味料を添加しない飲料や、添加されている砂糖およびナトリウムが1食あたりそれぞれ5g未満、200mg未満の食品であって、食品のカテゴリーは無加糖のチューインガムおよびミント、果物、野菜、ナッツ・種子・豆・全粒穀物、ヨーグルト、チーズに限られる。
条例案では2021年1月1日施行、2021年7月1日以降に執行開始となっているが、採決前に2021年3月1日施行、2022年1月1日以降の執行開始に変更された。このような条例が制定されるのは世界初、世界初でないとしても米国では初めてとのことだ。
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