Twitter、明るい肌色優先が話題になった画像自動クロップで投稿者の選択肢を増やすなどの改善を計画
Twitterの画像自動クロップ機能が明るい肌色を優先すると話題になった件について、Twitterが改めて実施したテストの分析状況を報告している(Twitterのブログ記事)。
9月に話題となったのは、細長い画像の両端に肌色の異なる2つの写真を配置して投稿すると、肌色の明るい写真を配置した側のみクロップ表示されることが多いというもの。ただし、肌色の明るい写真が常に選ばれるわけではなく、写真の画質によっては異なる結果になることもあった。Twitterはリリース前のテストで偏りはみられなかったと説明していた。
Twitterでは改めてテストを行うにあたり、2つのデモグラフィックグループの組み合わせ(白人+黒人、白人+インド人、白人+アジア人、男性+女性)による2枚の顔写真を1枚の画像にランダムな順序で並べ、画像のサリエンシーマップを生成。これにより画像内で最も顕著性の高い部分を特定し、それがどちらのデモグラフィックカテゴリーに位置するのかを記録していったという。各組み合わせのテストは200回繰り返し、どちらのデモグラフィックカテゴリーがより選好されるかを評価したとのこと。
Twitterではさらなる分析を行っているが、現時点までの分析結果は人種や性別による偏りはみられないそうだ。ただし、現在のように自動で画像をクロップ表示する手法は悪い結果を生む可能性もあることを認識しており、ツイートの編集画面でクロップ方法の選択肢を増やし、結果を確認してから投稿できるようにするなどの変更を計画しているとのことだ。
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