米ニューヨーク州、高齢者施設での新型コロナ死者数を大幅に隠蔽
昨年の新型コロナ拡大時に高齢者施設での死者が多数出た米ニューヨーク州だが、その死者数が実際にはこれまでの公式発表を2倍以上上回る1万5千人に達していたことが分かり、大きな問題となっているようだ(朝日新聞の記事, ロイターの記事, ブルームバーグの記事)。
ニューヨーク州では昨年3月、新型コロナの拡大で不足する病床を確保するため、クオモ知事が高齢者施設や介護施設に対して感染を理由に入所を拒むことを禁じる措置を取った。ところがこの結果、施設での感染が拡大して多数の死者が出たとして批判を浴びていた。今回、州司法局の調査により、この死者数はこれまで知られていたよりもはるかに多かったことが明らかになった。
報道によると、ニューヨーク州の保健当局は高齢者施設の入居者のうち、病院に搬送された後に死亡した場合は高齢者施設の死者数にカウントしないといった数値操作を実施していたとのこと。また知事の側近のメリッサ・デローザ氏が、死者数がトランプ政権から知事への攻撃材料となることを怖れ凍結したと語ったとも報じられている。
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