NVIDIA、RTX 3060の制限解除ドライバーを誤ってリリース。その影響でアキバから在庫消える
NVIDIAがRTX 3060のベータ版ドライバーで暗号通貨Ethereum採掘時のハッシュレート制限を解除したと話題になったが、誤って開発用コードをリリースしてしまったものだったそうだ(The Vergeの記事[1]、 [2]、 Neowinの記事)。
NVIDIAではゲーマーが入手しやすくするためとして、ハッシュレート制限を発表。ドライバーだけの問題ではなく、ドライバーとチップ、BIOS(ファームウェア)のセキュアなハンドシェイクが行われるため容易には迂回できないと説明していた。しかし、PC Watchが具体的な内容には触れなかったもののドライバーやBIOSの改造なしに迂回する方法が発見されたと報じ、ComputerBaseがWindows Insider Programを通じてリリースされたベータ版ドライバーGeForce 470.05を使用するだけで迂回できることを確認していた。
NVIDIAによれば、470.05には内部の開発向けに一部の構成でRTX 3060のハッシュレート制限を解除するコードが誤って含まれていたという。ドライバーは削除されているが、既にオンライン上で共有されており、NVIDIAがこのドライバーの使用を止めることはできないとみられている。
AKIBA PC Hotline!によると、制限をかけたことで市場に出回っていたGeForce RTX 3060が、このベータ版ドライバ流出を受けて、秋葉原でも16日に一気に在庫がなくなったそうだ。記事によると16日だけで50本以上売れた店舗もあるそうだ(AKIBA PC Hotline!)。
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