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無断で他人を追跡する行為は犯罪だという AirTag 初回設定時の警告表示、犯罪者にも効果があるか

著者:headless
2022年2月12日 19:28
Apple は 10 日、AirTag による望まない追跡 (unwanted tracking; 日本語版では「不要な追跡」と表記) への対策として、ソフトウェアアップデートで初回設定時にプライバシー警告表示を追加するなどの計画を発表した (Apple のニュース記事Mac Rumors の記事The Guardian の記事9to5Mac の記事)。

新たに追加される AirTag 初回設定時のプライバシー警告には、AirTag が自分の持ち物を追跡するためのものであること、他人を無断で追跡する行為が世界の多くの地域で犯罪であること、望まない追跡の被害者が AirTag を検出できること、法執行機関が AirTag 所有者の情報を (Apple に) 要請できることなどが含まれるという。AirTagはApple IDに紐付けられており、Appleは有効な令状等があれば捜査機関にアカウント情報を開示する。このアップデートでは AirPods やサードパーティ製の「探す」ネットワーク対応アクセサリが「不明な持ち物」として検出される問題の修正も行うとのこと。

日本語版はまだ更新されていないが、自分の持ち物でない AirTag を見つけた場合の対応に関するサポート記事の英語版では、追跡を無効化する手順などが追加されている。このほか今年後半に導入する予定の一連のアップデートでは、自分の追跡に使われている AirTag の正確な場所を iPhone で見つける機能や、AirTag が警告のために音を鳴らす場合に近くの iPhone や iPad などのデバイスにもアラートを表示する機能、追跡アラートシステムの改善、AirTag の音の調整などを行うとのことだ。

プライバシー警告はカジュアルな追跡ユーザーに一定の効果が期待できるとして、追跡以上の犯罪を計画しているユーザーにも効果があるだろうか。

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SpaceX、打ち上げ直後の Starlink 衛星の大半を磁気嵐で失う

著者:headless
2022年2月12日 17:37
maia 曰く、

SpaceX は日本時間 4 日、ケネディ宇宙センターから 通信衛星 Starlink 49 基を Falcon 9 ロケットで打ち上げた (sorae の記事Gigazine の記事SpaceX の更新情報)。

初期の軌道高度は約 210 km と低いのだが、それは一旦ここで各衛星の機能に異常がないか確認するためで、正常に機能しない衛星は空気抵抗で軌道を外れて破棄される。しかし、打ち上げの翌日に地磁気嵐が発生し、超高層大気の温度と密度が増して抵抗が 50 % 増しになった。これによって最大 40 基の衛星が喪失した、またはするとみられる。

実は 1 月 30 日、ちょっとした太陽フレア及びコロナ質量放出 (CME:Coronal Mass Ejection) が発生しており、地球に到達して地磁気嵐を引き起こしていた。また 9 日 〜 10 日にも次の CME が到達したはずである(Space.com の記事India Today の記事)。

軌道上昇中の Starlink は衛星本体の前に太陽電池パネルが並ぶ「開いた本」のような状態になるが、空気抵抗の影響を最低限にするため Starlink チームは開いた本を立てた状態のセーフモードに移行するようコマンドを送ったという。しかし、空気抵抗の増加によりセーフモードを抜けて軌道上昇マヌーバ―を開始することができず、大半がそのまま大気圏へ再突入したとみられる。プエルトリコでは現地時間 7 日 2 時 40 分頃 (日本時間 15 時 40 分頃)、再突入した Starlink 衛星が燃え尽きる様子が Sociedad de Astronomía del Caribe (SAC) により撮影されている (SlashGear の記事SAC のニュース記事動画)。

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Google、Android 13 Developer Preview 1 を公開

著者:headless
2022年2月12日 15:44
Google は 10 日、次期 Android 13 初の開発者プレビュー版となる Android 13 Developer Preview 1 (DP1) を提供開始した (Android Developers Blog の記事)。

Android 13 ではより安全でユーザーがコントロール可能なデバイス環境を提供可能なプラットフォーム構築に注力しており、DP1 ではアプリにライブラリ全体へのアクセスを許可しなくても写真を共有できる Photo picker API と、位置情報へのアクセスを許可しなくても Wi-Fi を通じて近くのデバイスに接続できる実行時パーミッション NEARBY_WIFI_DEVICES が利用可能になっている。

開発者向けの新機能としては、クイック設定を使用するアプリがユーザーにカスタムタイルをアクティブなクイック設定タイルのセットに追加するよう促すことが可能な Tile Placement API や、テーマに合わせたアプリアイコンアプリごとの言語設定、より高速なハイフネーション、プログラマブルシェーダーのサポートOpenJDK 11 アップデートが挙げられている。アプリの互換性に関しては開発者がより多くの時間を使えるようアプリに影響する多くの変更をオプトインにするほか、targetSdkVersion を変更しなくても特定の変更を強制的に有効化したテストが可能になる。

今後のタイムラインは 3 月に DP2、4 月に Beta 1 をリリースし、7 月の Beta 4 まで毎月新ビルドをリリースしたのちにファイナルリリースとなる。6 月の Beta 3 ではプラットフォーム安定性のマイルストーンに達し、最終の互換性テストを開始可能になる。

DP1 のシステムイメージは Pixel 4 / 4 XL /4a /4a (5G) / 5 / 5a / 6 / 6 Pro 向けに提供されている。対応 Pixel デバイスを所有していない場合は Android Emulator で 64 ビットのシステムイメージが利用できるほか、GSI イメージも利用可能だ。

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Microsoft、割引で従来の無償版 G Suite ユーザーを狙う

著者:headless
2022年2月12日 13:45
Microsoft は 10 日、従来の無償版 G Suite ユーザー対象の Microsoft 365 サブスクリプション割引キャンペーンを発表した(Microsoft 365 Blog の記事On MSFT の記事Windows Central の記事Neowin の記事)。

割引の対象は Microsoft 365 Business Basic / Standard / Premium の各エディションで、8 月 2 日までに申し込めばサブスクリプション費用が 12 か月間 60 % 引きとなる。発表を見る限り 1 年間の Business Assist for Microsoft 365 無償提供が米国のユーザー限定となる以外に提供市場の制限はないようだが、特設ページが用意されているのはオーストラリアカナダ英国米国メキシコ向けサイトのみとなっている。

Google は従来の無償版 G Suite の提供を 6 月いっぱいで終了すると発表し、有料の Google Workplace サブスクリプションへの移行を促した。しかし、ユーザーの強い反発を受けて無償の Google Workspace Essential Starter エディションをビジネス向けに提供開始したほか、ビジネスで使用しない 10 人以下のグループ向けにほとんどのデータを移行可能な無償オプションの提供計画を示している。

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Tesla 車の Boombox 機能、米連邦自動車安全基準違反でリコール

著者:headless
2022年2月12日 11:52
ソフトウェアのリコール発表続く Tesla だが、今度は Boombox 機能が米連邦自動車安全基準 (FMVSS) 141 号に違反するとしてリコールが発表された (リコール報告書: PDFAP News の記事The Verge の記事)。

ハイブリッド車および電気自動車が歩行者に接近を警告するシステム (PWS) の音の要件を定めた FMVSS 141 では、PWS が音を発する能力の変更をメーカーに禁じている。Boombox は PWS 警告音再生用のスピーカーから任意のサウンドを再生する機能であり、歩行者に車両の接近を気付かせやすくする可能性があるものの、Boombox によるサウンド再生は PWS が FMVSS 141 を順守することの妨げになると解釈できるとのこと。

リコール対象は 2020 年式 ~ 2022 年式の Model S / Model X / Model Y および、PWS 標準搭載または後付けした 2017 年式 ~ 2022 年式の Model 3 で、ファームウェアバージョン 2020.48.25 以降がインストールされているもの。対象台数は 578,607 台と推定されており、OTA で修正版ファームウェアが提供される。

Tesla は昨年 12 月のアップデートで車内からマイクで外の人に話しかけることを可能にする「Boombox Megaphone」機能を追加しているが、これとはまた別の機能だ。こちらも FMVSS 141 違反になりそうだが、特に言及はされていない。

なお、これとは別に Model 3 / Model S / Model X / Model Y がデフロスターのパワー不足で十分な視界が確保できないとしてリコール (PDF) が行われている。対象車両は 26,681 台で、こちらも OTA で修正版ファームウェアが提供される。

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