ノーマルビュー

ウクライナ砲兵はStarlinkを活用し、自律分散型火力支援システムを運用している

著者: nagazou
2022年5月14日 08:05
あるAnonymous Coward 曰く、

ロシアとウクライナの戦争において、開戦直後に通信網が寸断されたウクライナに、イーロンマスクが自社の衛星インターネットサービス「Starlink」の端末を大量に送ったことは以前に報じられたが(過去記事)、ウクライナ軍がこれを砲兵部隊に配備して、「Uberスタイルの」火力支援体制を確立しているとの話がSNS上に上がっている(元ツイート, 日本語解説ツイート)。

これは元米国防省職員というTwitterアカウントの情報で、それによればウクライナでは2014年からのドンバス戦争において、衛星端末網を使用した独自の自律分散型火力支援システム「GIS Art」というものを構築していたのだという。しかしそれ自体は、開戦直後のロシアの通信網への攻撃で、すぐに壊滅してしまったようだ。ところが、そこにイーロンマスクからStarlink端末が送られたことで再始動。これにより、地上設備が不要となり、米企業の通信&暗号化能力も加わり、さらに砲兵が大隊としてまとまって活動する必要もなくなり、抗湛性が大幅に上昇。ネットワークで繋がった砲は、要請から僅か30秒で砲撃をお届けするという米軍もびっくり(?)の能力を獲得したという。

こうした背景には、ウクライナがもともとテック産業が進んだ国で、地理空間データ処理に強い人材が厚かったことなどが要因あると分析されている。なお、元のツイートには「米軍はWW2が5分、ベトナム戦争は15分で、今は1時間だぜ」(誤爆が許されないため)というコメントがついていたりするので、米軍が遅いのは必ずしもシステムの問題ではなさそうである。

すべて読む | サイエンスセクション | 軍事 | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
衛星インターネット「Starlink」、ウクライナで使用可能に設定変更。対応端末は輸送中 2022年03月01日
SpaceX、打ち上げ直後の Starlink 衛星の大半を磁気嵐で失う 2022年02月12日
Starlinkのパラボラアンテナに「猫が集まる」欠陥が見つかる 2022年01月06日
イーロン・マスク曰く、ジェフ・ベゾスは SpaceX を訴える仕事に専念するため Amazon CEO を引退した 2021年08月29日

秀丸エディタ開発者インタビュー。ver9.00にアップデートしたくなかった

著者: nagazou
2022年5月14日 07:08

ちょっと変わった組み合わせではあるが、ベンチャーキャピタルのCoral Capitalのサイト上で「秀丸エディタ」の作者として知られる斉藤秀夫氏にインタビューをした記事が掲載されている(Coral Capital)。この中で斉藤氏が昨年12月におこなわれた「秀丸エディタ」のメジャーアップデートに関する内幕について触れている。曰く、

斉藤さん:これまで小さなアップデートをしたときはバージョン番号を0.01ずつ上げて、大きな機能を追加したときは0.1ずつ上げていたんです。 ただ、そうしていたら、ついにver8.99までいってしまいました」

とのこと。なおこの続きによると、秀丸エディタの公式マニュアルには「ver8対応」と大きく書いてしまっており、その在庫がたくさん残っていることから正直、ver9.00にはアップデートしたくなかったそうだ。

すべて読む | ITセクション | アップグレード | ソフトウェア | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
秀丸エディタ v9.00がリリース。11年ぶりのメジャーアップデート 2021年12月02日
秀丸シリーズのピーク時の売り上げは年1億円以上 2012年08月23日
秀丸ファイラー Classic が正式版に 2011年08月29日

アイホンのFAQには「iPhone(アイフォーン)の調子が悪いです。」という項目がある

著者: nagazou
2022年5月14日 06:06

インターフォンの製造・販売で知られるアイホン社のFAQには、「iPhone(アイフォーン)の調子が悪いです」という項目があるそうだ(アイホンの該当FAQページ)。このページに記載された回答では、

弊社はインターホンを製造・販売しております、アイホン㈱です。 お問合せはアップル社様もしくは販売店様にお願いします。

とするストレートな回答がおこなわれている。なおAppleとアイホンの間では、商標問題で議論がおこなわれた過去がある。

すべて読む | アップルセクション | 変なモノ | アップル | iPhone | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
アイホンとApple、iPhoneの商標に関し合意 2008年03月25日

天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功

著者: nagazou
2022年5月14日 05:31
日本も参加する国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)・コラボレーション」は、天の川銀河の中心に存在する巨大ブラックホールの輪郭の撮影に成功したと発表した(国立天文台(NAOJ)リリースNHK)。

地球規模の電波望遠鏡ネットワークを使って撮影されたものだという。このブラックホールは地球から2万7000光年離れた「いて座」の方角にあるとされる。ブラックホールは光を放たない天体であるため、そのものの撮影は不可能だが、周囲で光り輝くガスなどのコントラストなどによりその姿を把握することができる。今回撮影された画像によって、多くの銀河の中心に存在するとされる巨大ブラックホールの働きについて理解する手がかりになると期待されている。

すべて読む | サイエンスセクション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
NASAがブラックホールの音をYouTubeにて公開 2022年05月10日
京大、一般相対性理論におけるエネルギー概念を変える新定義 2021年11月11日
「ブラックホールの向こう」からの光が初めて観測される 2021年08月04日
英スピーカーメーカー「KEF」、音のブラックホールともいえる技術を開発 2020年09月05日
超新星1987Aの残骸の中心付近に観測史上最も若い中性子星が存在する可能性 2020年08月16日
イベント・ホライズン・テレスコープが撮影した超高速ジェットの画像が公開される 2020年04月08日

❌