ノーマルビュー

米ニューヨークの都市交通局、Twitter での運行情報提供を終了

著者:headless
2023年4月30日 19:31
米ニューヨークの都市交通局 (MTA) が Twitter での運行情報などの提供終了を宣言した (MTA のツイートThe Verge の記事Neowin の記事)。

MTA では提供終了の理由として、Twitter が乗客の期待する更新情報を安定して提供できなくなった点を挙げている。具体的な説明はないが、サービスアラートの投稿ができなくなる Twitter API の問題繰り返されたことが具体的な理由の一つとみられる。Bloomberg の記事では Twitter が API アクセス料金として MTA に月 5 万ドルを要求したとも報じている。必要な情報は公式サイトやアプリ、駅や車内の画面表示などでも提供可能であり、MTA は Bloomberg に対し、(Twitter の API 料金を支払うのは) リソースの使い方として最良ではないと述べたという。

MTA は言及していないが、有料アカウントへの認証済みバッジ提供による混乱でアカウントを信頼できるかどうかの判断が難しくなったことも The Verge の記事は指摘している。

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スウェーデンの科学実験ロケット、誤ってノルウェーに落下

著者:headless
2023年4月30日 17:38
スウェーデン宇宙公社 (SSC) が 4 月 24 日にエスレンジ宇宙センターで科学実験用のロケットを打ち上げたのだが、軌道がずれてノルウェー側に落下してしまったそうだ (SSC の第 1 報第 2 報Ars Technica の記事The Local の記事)。

このロケットは微小重力下で科学実験を行うために高度 250 km まで打ち上げられ、ペイロードをエスレンジ周辺の着陸区域で回収予定だったという。着陸区域はルクセンブルクよりも広い 5,200 km2 以上あるそうだが、ロケットは計算よりやや長く、西寄りの軌道を進み、予定地から 40 km ほど北西のノルウェー側に落下。落下地点は人里からおよそ 10 km 離れた山の中腹、標高約 1,000 m の場所であり、人的・物的な被害はなかったとのこと。

しかし、ノルウェー外務省では深刻な被害の出る可能性もある重大な事故だと批判。このような事故が発生した場合にはすぐにノルウェーの関連当局へ公式に連絡をすべきだとし、ノルウェー側で承認していないペイロード回収を進めていると SSC が第 1 報に記載したことも批判したそうだ。ノルウェー民間航空局 (CAA) も事故の連絡を受けておらず、SSC の第 1 報で知ったという。

その後 SSC はノルウェー外務省やノルウェー軍を含む関係当局に連絡を取り、翌 25 日にはペイロードを無事回収したとのことだ。

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リモートから出社に回帰した企業ではITエンジニアの4割超が転職活動を実施との調査結果

著者:headless
2023年4月30日 15:45
あるAnonymous Coward 曰く、

IT エンジニア向け転職サービスを提供するファインディが 4 月 25 日に発表した調査結果によると、出社回帰を受けて転職/転職活動する IT エンジニアの増加が明らかになった (プレスリリースITmedia NEWS の記事CodeZine の記事@IT の記事)。

この調査「エンジニアの転職や働き方に関する意識調査アンケート」は、IT エンジニアを対象にインターネット上で行われたもので、有効回答数は 395 件。昨年 9 月と比べフルリモート勤務の割合は減少傾向がみられるものの、年収 800 万円以上で 70.4%、600 万円未満で 44.3% のように年収が高いITエンジニアほど引き続きリモート勤務の割合が高くなっている。

リモートワークから出社に回帰した人への質問では、もともと転職意欲は無かったが出社回帰を受けて新たに転職した/転職活動を始めた人が 44.8% (転職済 17.2%、活動中 27.6%) に上り、リモートワークの可否が IT エンジニアの採用に大きな影響を与えることを意識せざるを得ないだろう。

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Windows 10 22H2、最終バージョンとして全エディション2025年10月14日までサポート

著者:headless
2023年4月30日 13:52
Microsoft は 4 月 27 日、Windows クライアントのロードマップ更新を発表した (Windows IT Pro Blog の記事The Verge の記事Neowin の記事Ars Technica の記事)。

Windows 10 のサポート終了日は 2025 年 10 月 14 日のまま変更されないが、現在最新のバージョン 22H2 が全エディションで最終バージョンとなる。これに伴い、バージョン 22H2 のサポート期間が変更された。一般提供チャネルでのリリースとなったバージョン 21H2 以降の Windows 10 では Home / Pro / Pro Education / Pro for Workstation の各エディションで 18 か月間、Enterprise / Education / IoT Enterprise の各エディションで 30 か月間の更新プログラム提供が行われていたが、 バージョン 22H2 では全エディションに 2025 年 10 月 14 日までセキュリティ更新プログラムの提供が続けられることになる。LTSC リリースに関しては、リリースごとに指定された期間のサポートが行われるとのこと。なお、日本版のライフサイクルでは現在のところ IoT Enterprise バージョン 22H2 のサポート終了日が 2025 年 5 月 13 日のまま更新されていないが、米国版では更新済みとなっている。

Windows 10 には機能アップデートが今後提供されないため、Mirosoft では機能アップデートが引き続き提供される Windows 11 への移行を推奨している。Windows 10 を使い続ける場合はバージョン 22H2 へのアップグレードが推奨される。また、Windows 11 Enterprise LTSC / IoT Enterprise LTSC を 2024 年下半期に提供開始する計画も示された。Windows 11 LTSC リリースの導入を計画している場合は、一般提供チャネルの Windows 11 バージョン 22H2 でテストすることが推奨されている。

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米連邦最高裁、AI システムを特許の発明者と認めるよう求めた裁判の上告を棄却

著者:headless
2023年4月30日 11:59
米連邦最高裁判所は 4 月 24 日、AI システム「DABUS」の開発者 Stephen Thaler 氏が米特許商標庁 (USPTO) 等を訴えた裁判の上告を棄却した (裁判所文書Neowin の記事The Register の記事)。

Thaler氏は DABUS を唯一の発明者として特許を出願。特許の発明者が自然人に限られるとして受理されなかったため、USPTO を訴えていた。しかし、1 審の連邦地裁では 2011 年の特許法改正で議会が発明者を自然人に限ると明確化した点などを挙げ、AI が発明者と認められるには議会の判断が必要だとして訴えを退けた。2 審の連邦巡回区控訴裁判所でも特許法の条文が発明者を自然人に限定していることに議論の余地はないなどとして 1 審判決を支持している。

Thaler 氏は AI を発明者として認めさせることを目的とした「The Artificial Inventor Project」のため、世界各地で DABUS を発明者とする特許を出願しているが、現在までに特許が認められたのは南アフリカ共和国のみとなっている。オーストラリアでは連邦裁判所が AI が発明者になることが可能との判断を示したが、その後全法廷で判断が覆され高等裁判所も全法廷の判断を支持した。

英国での裁判は最高裁判所が受理するかどうかの判断をまだ示していない。米国での DABUS による発明の特許を巡る裁判は終結となるが、Thaler 氏は AI の生成したアートワークの著作権を認めない米著作権局を訴えており、米国での裁判も続く。

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Microsoft、EUのアンチトラスト調査回避のためTeamsをOfficeから切り離す方針か

著者:headless
2023年4月30日 10:06
Microsoft が EU でのアンチトラスト調査を回避するため、Microsoft Teams を Microsoft Office から切り離す方針だと Financial Times が報じている (Neowin の記事BetaNews の記事The Register の記事Windows Central の記事)。

報道の内容は決定を直接知るという 2 人の情報提供者の証言によるもので、2 つのサービスをバンドル提供する Microsoft のビジネス習慣が非競争的だと主張する 2020 年の Slack の訴えを受けた譲歩だという。具体的にどのような対応になるのかは明確でないが、将来的には企業がOfficeを購入する際にTeamsを含むかどうかを選択可能になるとのこと。ただし、現在は調整が進められている段階であり、どのように決着するのか確実でないことを情報提供者は強調している。

Microsoft は Windows と Internet Explorer のバンドル問題で 2013 年に欧州委員会から 5 億 6,100 万ユーロの制裁金を科せられており、同じ失敗を繰り返さないため慎重になっているとみられる。

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