ノーマルビュー

米宇宙コマンド本部がアラバマへの移転を取りやめ、アラバマ選出議員は政治的な決定だと反発

著者:nagazou
2023年8月5日 08:05
headless 曰く、

ジョー・バイデン米大統領は 7 月 31 日、米宇宙コマンド本部の設置場所としてコロラドスプリングスを選定したと国防総省に通知した (国防総省のニュースリリースAP News の記事The Washington Post の記事Ars Technica の記事)。

現在、米宇宙コマンド本部はコロラドスプリングスに設置されているが、トランプ政権時代にアラバマ州ハンツビルへの移転が決定していた。ハンツビルが選定された理由は明確でないが、アラバマにはトランプ氏を支持する有力議員がいることから政治的な理由とみられている。今回の決定について、アラバマの有力議員政治的なものだと反発する。

ハンツビル市長は決定に対する深い落胆の意を示し、選定の過程で5番目だったコロラドスプリングスが選ばれたことは憂慮すべきだとする一方、米宇宙コマンドのミッション拡大に当たってハンツビルが重要な位置を占め続けられるよう努めると述べている。

ペンタゴン報道官のパトリック・ライダー准将は 8 月 1 日に記者会見を行い、米宇宙コマンドが今月中に完全機能するようになると述べ、宇宙での国家安全保障が重要な時期に任務への影響を最低限にするため、コロラドスプリングスでの本部維持が適切との見方を示した。

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FSF、Googleが進めるWEIはフリーなインターネットへの総攻撃だと主張

著者:nagazou
2023年8月5日 07:03
フリーソフトウェア財団(FSF)によれば、Googleが提案している新たなウェブ標準である「Web Environment Integrity (WEI)」にはいくつかの懸念があるという。WEIは、ウェブサーバーがアクセスしてきた端末の信頼性や搭載ソフトウェアの真実性を確認し、信頼できないソースからのトラフィックを遮断する仕組みを提供することを目指しているが、タレコミにあるように、これは自由なインターネットの概念に反するなど、プロジェクトにはいくつか問題があると指摘している。FSFは、WEIを「フリーなインターネットへの総攻撃」と表現し、このプロジェクトに対して反対の立場を示した(FSFGIGAZINE)。

あるAnonymous Coward 曰く、

Googleが策定しようとしているWeb Environment Integrity(WEI)は開発者にAPIを提供し、特定のブラウザ構成のみ承認するという仕組みで、フリーのOSやブラウザを使っている人にはページ表示を拒否するといったことが可能になる。>GoogleがGoogle AdSenseなどの広告ツールを利用するのにWEIの利用を義務化した場合、WEIを拒否したブラウザで閲覧できるサイトはほとんどなくなってしまう(GIGAZINE)。

WEIは、「WebBundle」でサイト側がコンテンツブロッカーの回避を容易に行えるようにしてユーザーによるコンテンツブロックやフィルタリングを困難にしたり「First Party Sets」でユーザー追跡を許可するサイトを選びにくくしたりしてきたGoogleのブラウザのユーザーにウェブの閲覧・操作・使用を管理させないようにする継続的な取り組みの一部に過ぎない(GIGAZINE)。

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永久凍土から4.6万年前の線虫が復活。線虫は静電気使い移動する研究

著者:nagazou
2023年8月5日 06:04
27日にシベリアの永久凍土で約4万6000年間休眠状態にあった線虫が復活したという論文が発表された。この発見は地球の永久凍土が解けることで、危険な生物が現れる可能性を示唆しているそうだ(Forbes)。

発見された線虫は新種で「Panagrolaimus kolymaensis」と名付けられた。地下40メートルの永久凍土から見つかったこの線虫は、クリプトビオシスという休眠状態に入ることで厳しい環境を生き延びている。同じ場所にあった植物の名残を放射性炭素年代測定にかけたところ、4万5839~4万7769年前の更新世後期のものと判明したとしている。線虫がクリプトビオシスで生存していた期間としては、これまで確認された中で最長だそうだ。

同じ線虫の話題としてもう一つ。北海道大学と広島大学の研究により、体長1ミリほどの線虫が静電気を利用して空中に飛び上がり、昆虫に乗る行動を行っていることが発見されたという。線虫は世界中に存在するものの拡散方法は分かっていなかった(読売新聞)。

研究チームは、幼虫となった線虫が静電気を帯びた蓋に一瞬で移動する様子に着目。人工的に静電気を発生させると、線虫が蓋に飛び移ることが確認された。さらに、花びらで体をこすって帯電させたハチを線虫の集団に近づけると、約80匹がハチに飛び移ったという。線虫の跳躍速度は秒速1メートルで、通常の這い移動の速度の1000倍に達したとしている。これにより、線虫が自然界に広がる方法についての謎が一部解明されたとしている。

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