ノーマルビュー

小惑星を自己複製型ロボットでスペースコロニーに、最短12年41億ドルで可能と提案される

著者:nagazou
2023年9月2日 08:09
ロックウェル・コリンズ社の元技術フェローであったDavid W. Jensen氏は、わずか12年で建設可能な小惑星ステーションの構想を提示した。この構想によれば、建設費用は約41億ドル(約6000億円)で、小惑星上に回転式ステーションを建設、人工重力を生成することが可能であるとされている。居住可能な環境を構築するには追加のコストが必要となるものの、現状の技術レベルでも十分建設可能だとしている(sorae)。

この構想では小惑星は宇宙ステーションの建設に適しているとされ、その中でも最良の候補として163693番小惑星「アティラ(Atira)」が提案されている。アティラは本体が直径約4.8kmの小惑星で、直径約1kmの衛星を持っている。地球とほぼ同じ軌道を公転しているため、ステーションの内部温度を維持する上で有利だという。ステーション全体の構造について、アティラを中心としたトーラス型 (ドーナツ型) の居住区を配置、小惑星とステーションを自転車の車輪とスポークのようにつなぐことにより、微小隕石や放射線のような脅威から内部を守ることや、小惑星の自転から得た遠心力によって人工的な重力を生み出すことが考えられているという。ステーションの建設にはクモ型ロボットが使用されるとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、

元記事では宇宙ステーションとなっているが、土地の広さが合計10億平方メートル(札幌市や広島市とほぼ同じ面積)で遠心力で人口重力もあるということなので、日本ではスペースコロニーと呼んだ方が良い内容だろう。送り込む重量は約8.6トンとロケットは問題ないだろうが、そのような自己複製型ロボットは地球上でもまだ実現していないと思われるので、先にそちらを開発する必要がありそうだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 国際宇宙ステーション | サイエンス | 宇宙 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
川上産業のプチプチは宇宙へ 2023年06月02日
住友林業 世界初、10か月間の木材宇宙曝露実験を完了、実用に足る耐久性を確認 2023年05月23日
米宇宙ベンチャー「Vast Space」が商業宇宙ステーションの打ち上げ計画を発表 2023年05月21日
ロスコスモス、プログレス輸送船の冷却材漏出も微小隕石が原因との見方 2023年02月25日

人の目には見えず、加工に強いAI生成画像用ウォーターマーキングツール「SynthID」

著者:nagazou
2023年9月2日 07:05
headless 曰く、

Google DeepMind は 8 月 29 日、AI 生成画像のウォーターマーキングと特定を行うためのツール「SynthID」のベータ版を Google Cloud の協力により提供開始した (Google DeepMind のブログ記事Google Cloud Blog の記事The Verge の記事紹介動画)。

SynthID は画像のピクセルに直接ウォーターマークを埋め込むものだが、人間の目では認知不可能でありながら、ソフトウェアによる検出を可能にするという。人間の目で認知可能なウォーターマークは容易に編集で除去でき、認知不可能なウォーターマークであってもリサイズなど単純な加工で失われることが多い。SynthID のウォーターマークは画像品質に影響を与えず、フィルターの適用や色の変更、クロッピング、JPEG などの非可逆圧縮による保存にも耐えるそうだ。

SynthID は現在のところ、Vertex AI の顧客のうちテキスト入力から画像を生成する Imagen 利用者の一部に提供されているとのことだ。

すべて読む | ITセクション | テクノロジー | Google | グラフィック | クラウド | 人工知能 | IT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米連邦最高裁、Googleによる歌詞データの無断使用をめぐるGeniusの上告を棄却 2023年07月01日
米訟務長官曰く、GoogleがGeniusの歌詞をコピーして使っても契約違反とは限らない 2023年05月28日
システム要件を満たさないことを知らせるウォーターマーク、Windows 11 22H2 で表示開始か 2023年02月14日
画像のウォーターマークをAIの力で消すWatermark Remover 2023年02月01日

NTT、光ファイバー1本で電力供給と10Gbpsの通信を同時実現する実証実験に成功

著者:nagazou
2023年9月2日 06:04
NTTと北見工業大学は8月29日、光ファイバーケーブル1本で14km離れた場所に1Wの電力を供給しつつ、10Gbpsの高速通信を実現する実証実験に成功したと発表した。この実験では、光ファイバーケーブルの通信速度に影響を与えずに電力供給が可能となる「マルチコア光ファイバー」を使用している(NTTリリースImpress Watch)。

このマルチコア光ファイバーは、通信用と電力供給用の2つの光信号を独立して伝搬させることができ、通信と電力供給を同時に行える特性を持っているとされる。これにより、遠隔地においても通信と電力供給が可能となる。

従来の光給電技術では、長距離での電力供給が難しく、通信速度にも影響を及ぼす問題があったが、マルチコア光ファイバーではこれらの課題を克服し、1Wの電力を14km先に供給しつつ、10Gbpsの通信速度を実現した。将来的には災害時の緊急通信や電力供給、光通信が未整備の地域での利用など、さまざまな場面での活用が期待されているとのこと。

すべて読む | テクノロジー | 通信 | NTT | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
低エネルギー中性子に対するソフトエラー発生率の特性を解明 2023年03月20日
G.hn規格、敷設から30年経過した電話線でMDF室とユーザー宅間で実測800Mbpsを確認 2022年12月09日
水深30m程度の海中で1Mbps/300mの通信に成功 2022年11月07日
JAMSTECなどが開発した水中光無線通信技術、実用化へ 2019年02月04日

空港のラウンジの案内板で奇妙な日本語が表示された

著者:nagazou
2023年9月2日 05:16
maia 曰く、

8月26日午前、羽田空港第2ターミナルのパワーラウンジのディスプレイに珍妙な表示が目撃された(Togetter )。行き先の「女性との別れ」が目立つが、よく見ると数字以外のほぼ全部がおかしい。現在時刻が今この瞬間、航空会社がアビエーションクラブ、便名が便利な名前といった具合。データベースが間違っている訳ではなく、日本語を中国語と見做して自動翻訳をかけた感じ。裏で何が起きていたか、sirabeeが空港ビルに取材したところ、ブラウザ(Edge)の自動翻訳機能がオンになっていたためで、午後3時頃に復旧したそうだ。

すべて読む | idleセクション | idle | 交通 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ルビ財団、漢字にもっとふりがなを 2023年08月17日
電子看板を見ると運転手の気が散り事故が増える 2022年04月26日
日本国内の案内板などの謎英語を改善したい「日本の英語を考える会」が発足 2020年11月19日
JR山手線、ホーム上電光掲示板の到着予定時刻表示を「約○分後」表示に切り替え 2019年10月16日
中部空港のオンラインシステムが一時ダウン、空調停止による温度上昇が原因か 2015年10月08日
JR新潟支社、画期的な運行情報サービスを開始 2013年12月15日

❌