浜医医学科の今年の入試は激戦だ。
倍率が6.1倍 志願者数422名となり去年の4.9倍 志願者数340名よりもかなり上がった。
浜医はもともと倍率の上下動が大きい医学科だが、今回は上振れ幅が特に大きかった。
理由は共通テストの難化で総合点が下がったためだが、この結果、隣接県から受験生が大きく移動したことが要因だ。
受験生移動元の第1は横浜市立大医学科からの流入である。
横浜市立大医学科 昨年度は志願者284名 倍率4.1倍 今年度志願者231名 倍率3.1倍
284名→231名 53名減の内で浜医医学科と千葉大医学科に変更した志願者が多かった。
移動元の第2位は名古屋市立大医学科である。
名古屋市立大医学科 昨年度は207名 倍率3.5倍 今年度は148名 倍率2.5倍
207名→148名 59名減の内で浜医医学科への変更が相当数いた。
浜医医学科の82名増の内、横市医と名市医の112名減から相当数移動したと見られる。
倍率のアップ以上に重要な事は、受験生の質の上昇である。
神奈川県は関東では東京都に次ぐ「受験強県」で私立の聖光学院、栄光学園、浅野高校、公立の横浜翠嵐高校など東大合格上位校がひしめいている。
浜医の増えた志願者は、学力上位層が上から降りてきたと考えたほうが良い。
東大の入試問題を解きなれている神奈川県内受験生と、目も通したこともない県内受験生では前期記述学力に雲泥の差がある。
静岡県内地元勢は、神奈川県と愛知県の成績優秀層と激突する結果となった。
浜医は浪人層も1浪程度で合格する確率が高かったが、今年はそうはいかないだろう。
静高の1浪組も苦戦が予想される。