共通テストは高2範囲まで??? 日本教育学会こそ「現場が解っていない」
2020年5月14日 16:15
日本教育学会が今回の「9月新学期移行反対」の声明と併記して、「来年の新共通テスト」の出題範囲を高2終了時までとすべきだと言っている。
彼らこそ、現場をしらない。
共通テストの出題範囲は数学英語国語に関しては、センタ-試験の時代(今年の1月まで)でも、高2終了時までの範囲だった。理科と社会科だけが高3の範囲となる。さらに文系の基礎理科は高1時に履修するので、実際には理系理科と社会科全般だけが高3の範囲になる。
高校物理化学は高3の履修範囲に物理化学のエッセンスが詰まっており、この範囲を除外すると、ほとんど中身のある入試問題が作れない。
高校生を受け入れる大学からすれば、高校物理化学の心臓部分が抜けた入試問題でテストされた新入生など、絶対に受け入れがたい。大学側で高3範囲を一から指導し直せねばならなくなる。
高3範囲を入念に学習した浪人生とも、大きな学力格差が着く。その解消も大学側の仕事になる。
それを回避するために「高3履修部分」に的を絞った問題を、前期記述試験に集中的に、出題する事になる。
結局、現役受験生は高3範囲の全単元を、学習せねばならない。