静高が公表している進学資料によると2020年に卒業した生徒で、センタ-試験の数学ⅡBで100点満点中12点の生徒がいる。総合点も900点満点で300点台だ。
数学ⅡBの100点満点中12点は静高平均が68点で、全国平均は49点なので異常に低い点数だ。
しかもスポ-ツ推薦で入った野球部員ではなく、普通入試で入学した理系クラスの生徒だ。長期病欠や不登校の経歴もない。
ここまでヒドイ得点の生徒に、静高は何の対策も打たなかったのだろうか?
問題点を指摘すると
①公立高校入試問題が「進学校のカリキュラムに十分着いていける学力と資質があるかどうかの適性検査」になっていない。
特に数学は
ⅰ)静高の光速授業に対応できる理解力。
ⅱ)数学課題を確実に消化できる処理力。
ⅲ)校内テストでも基礎問題くらいは確実に回答できる計算力。
この3つは最低限担保されないと、3年間が暗黒の時代となる。
②大幅な落ちこぼれが確認される生徒に、別途に「基礎学力回復を図る対策」が打たれていない。
つまり完全に見放され放置されている。
「学習はすべて自己責任」が伝統の静高でも、このような学力崩壊生徒は、別室に隔離して基礎からやり直しをさせる強制措置を取ったことも過去にはあった。
③総合点が900点満点中300点台なので数学以外の全科目も似たような状態だ。
そのため浪人しても受かる見込みがない。フリ-タ-への道まっしぐらだ。
学力救済措置を取らないのならば、「転校の勧め」や「就職の斡旋」あるいは「専門学校の紹介」など何らかのアドヴァイスが必要なのではないか。
「本人が反抗的で聞く耳をもたないからどうしようもない」というのは、公務員の言い逃れだ。
