高3&浪人重要 やはり大問題になる共通テスト第1回追試
2020年6月30日 15:26
学校授業の遅れの救済措置として、本来の共通テスト日程よりも2週間後に追試を受けられる第1回追試は大きな問題をはらんでいる。
問題点 第1回追試を選んだほうが有利になる。その理由
①本番の共通テストの内容、傾向、難易度、出題単元を知ることができるので、徹底した分析によって効果的な対策を行うことができる。各大手予備校が詳しい分析解説をするので、それが利用できる。
2回のプレテストで傾向はある程度つかめるが、1回目のプレテストと2回目のプレテストでは、傾向難易度とも大きく変化した。2回目のプレテストの結果から、本番の共通テストも変えてくる可能性が高い。本番受験者はプレテストや予備校模試と異なる傾向内容の問題を出されると、動揺が激しく実力が発揮できにくい。第1回追試受験者は、本番共通テストという最重要資料を握って、徹底的な対策ができる。
②本番共通テストと第1回追試では同じ単元でも、出す箇所が違うので、「本番共通テストの出題箇所」を除外して対策ができる。地理の世界地誌なら、アジアと南北アメリカが本番で出れば、アフリカとヨーロッパに絞り込める。裏をかいて、同じ個所に山を張ることもできる。
物理なら、力学出題が単振動なら円運動に山が張れるし、電磁気出題が電場電位ならで電磁誘導を重点的に演習するなど。たとえ同一単元を出しても、本番共通テストと同じ問題は除外される。
③共通テスト前の2週間という時間的なアドヴァンテイジは大きい。しかも2月になると、高3は登校義務がないので1日24時間を入試対策に没頭できる。
直前の2週間は半年前の2か月よりもメリットが大きい。
さて、この第1回追試を選ぶかどうかは個々の受験生が判断して各高校の校長が許可を出す。
完全に受験生個々の判断にかかってくる。
さらに浪人はこの第1回追試を受けられない。憲法違反の疑いがある。「何人も年齢によって差別されることはない。」という基本的人権に反する。
浪人を決断したとき「現役だけの優遇措置」は存在しなった。医学科入試で、多浪人生の差別が裁判ととなっている。これも浪人差別になるので訴訟によって「第1回追試」の中止を求める仮処分申請を出すべきだろう。