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減便で格納期間が長引いたボーイング737、降下開始点以降でエンジン停止の可能性

著者:headless
2020年7月26日 17:58
米連邦航空局(FAA)は23日、ボーイング737を対象とした緊急の耐航空性改善命令(AD)を発行した(緊急AD: PDFSlashGearの記事Ars Technicaの記事Aviation Safety Networkの記事)。

FAAではボーイング737でエンジンの抽気逆止弁第5段が開いたままになり、エンジン1発が停止したとの報告を4件受けているという。この問題は逆止弁内部の部品が錆びることで発生するもので、離陸時の出力で弁が開くとそのまま動かなくなり、降下開始点で出力が下がっても閉じない可能性がある。その結果、エンジンが停止して再起動もできなくなるとのこと。COVID-19パンデミックによる減便で格納期間が長引いたことが原因とみられ、2発ともに錆が発生した場合は不時着の可能性もある。

ADの対象は737クラシック(-300/-400/-500)および737NG(-600/-700/-700C/-800/-900/-900ER)。運航会社は7日以上運航しなかった対象機材を使用する前に抽気逆止弁第5段の検査を行い、問題があれば交換が求められる。

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Android 11、Google内部でのコードネームはRed Velvet Cake

著者:headless
2020年7月26日 16:25
GoogleのAndroid開発チームでは、Android 11をRVC(Red Velvet Cake)というコードネームで呼んでいるそうだ(Android Policeの記事The Vergeの記事The Next Webの記事動画)。

Android 11のコードネームはポッドキャスト番組「All About Android」で、GoogleのAndroidエンジニアリング担当VPデイブ・バーク氏がフローレンス・アイオン氏の質問に答える形で明らかにしたものだ。AndroidのメジャーバージョンはAndroid 1.5 CupcakeからAndroid 9 Pieに至るまで、デザートの名前がアルファベット順に付けられており、Android 4.4 KitKat以降は内部のコードネームとは別に正式名称として発表されるようになっていたが、昨年のAndroid 10 (Q)でその伝統は終了している。

アイオン氏はデザート名の伝統が残っているとしたら内部での名前は何になるか、今度は「R」だから「Rocky Road」とか「Red Velvet」(正解)とか、実際に最新ベータを読んでいる名前はあるか、などと質問。バーク氏はAndroid 11が公式な名前だとしたうえで、チームのエンジニアはRVCと呼んでいることを明らかにした。ただし、オープンソースコードに「RVC」と表示したりしないのかとバーク氏がエンジニアリングマネージャーの一人に聞いたところ、単に「R」と呼ぶだけだと言われたとのこと。マーケティングチームからはRed Velvet Cakeと一緒の人形を作ったりすることも認められていないが、バーク氏はひそかにどこかに潜り込ませたいとも述べている。

Android 10は内部で「Quince Tart (QT)」と呼ばれていたが、Qから始まる英単語自体が少なく、事前予想ではエキゾチックな食べ物が多く挙げられていた。Rから始まる名前のデザートはなじみのあるものが多そうだが、スラドの皆さんが好きなデザートはあるだろうか。

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Garminの全サービスが停止中、3日経っても復旧せず

著者:headless
2020年7月26日 14:52
isi 曰く

ウェラブル端末メーカーGarminのサーバーがサイバー攻撃を受けた模様(ZDNetの記事)。

サービスの状況はSystem Statusで確認できるが、現在全サービスがダウンしている。

Garminは23日にコールセンターを含む全サービスの停止を告知したのち3日間沈黙していたが、日本時間26日になってプレスリリースを更新し、FAQページを公開した。FAQページは日本語版も用意されているものの、Garminの日本のWebサイト(https://www.garmin.co.jp/)のトップページにはサービス停止に関する情報自体出ておらず、簡単にはたどりつけない。なお、サービス停止の原因はランサムウェアによるものとの見方が強く出ているが、現在のところGarminではサイバー攻撃を受けたことを認めていない。

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ヘッドフォンメーカーKoss、特許侵害でAppleを訴える

著者:headless
2020年7月26日 13:19
ヘッドフォンメーカーのKossは22日、同社の特許5件をAppleのAirpodsやBeatsワイヤレスヘッドフォンなどが侵害しているとして、テキサス西部地区連邦地裁に提訴した(9to5Macの記事Patently Appleの記事訴状)。

34ページ中7ページ以上をKossの社史が占めるユニークな訴状では、Kossが創業5年で世界初のHi-Fiステレオヘッドフォンを開発し、パーソナルオーディオやプロフェッショナルオーディオでの地位を獲得していく50年間の歴史が記されている。さらに2000年代初頭からのワイヤレスヘッドフォン開発史が5ページ半にわたって続き、Appleのワイヤレスヘッドフォン参入が遅いことを強調する。

Appleに侵害されたとKossが主張する特許はUS Patent 10,206,02510,298,45110,469,93410,491,98210,506,325の5件で、いずれもワイヤレスデバイスを含むシステムに関連するものだ。5件の特許は2018年~2019年出願で2019年に登録された新しいものばかりだが、Kossではそれ以前から5件中4件の親特許(9,729,959)の侵害をAppleに伝えていたという。しかし、AppleがKossのライセンスを取得することはなかったとのこと。

Kossが各特許を侵害されたと主張するApple製品は以下の通り。
特許 特許を侵害する製品
'025特許 AirPods、Beatsワイヤレスヘッドフォン
'451特許 HomePod、Apple Watch
'934特許 AirPods、Beatsワイヤレスヘッドフォン
'982特許 AirPods
'325特許 AirPods
具体的な侵害内容については証拠として提出された文書に含まれており、詳細は不明だ。

Kossから本件に関する発表はないが、同社の知的財産を侵害する複数の企業に対する訴訟の提起を23日付のプレスリリースで明らかにしている。

(22:52更新: Kossが各特許を侵害されたと主張するApple製品のリストを追加。ヘッドフォン以外の製品も含まれていたので数か所修正)

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