ヒトの精子が回転により前進するという研究成果
2020年8月2日 18:29
アントニ・ファン・レーウェンフックが顕微鏡で初めて観察して以来、ヒトの精子は鞭毛を(左右)対称に振り、ヘビやウナギのようにうねって前に進むと考えられていた。しかし、研究グループが最新の3D顕微鏡を用いて調べたところ、精子は一方向にのみ回転する非対称の動きでらせん状に前進する様子が観察されたという。従来(2D)の顕微鏡でこの様子を観察すると、鞭毛を左右対称に振っているように見える。コンピューターを使用する現在の精液分析システムでも精子の動きを2次元的にしかとらえられない点は変わらず、精子がうねるように前進すると350年近くにわたって信じられてきたとのことだ。
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