ノーマルビュー

矢沢永吉 「もうひとりの俺」

2020年8月22日 10:33
ロックシンガ-矢沢永吉のバラ-ドに「もうひとりの俺」という名曲がある。
彼の幅広いファンの中では、矢沢と同じ年齢層に特にこの曲は人気が高い。

大事なことさえ 置き去りにしてきた
自分を俺は 恨まないけれど
もう一度 光の道を駆け抜け
お前に会いたい

こ歌詞の中の「お前」というのはタイトルの「もう一人の俺」=「なりたかったもう一人の自分」のことだ。
今、「なりたい自分」になろうと必死で努力している君たちは、なかなか抜け出せないトンエルの中にいて光が見えないかもしれない。
なりたい自分には、医師、弁護士、研究職などなど、特定の学科や大学に入らないと道が開けない。
そうやすやすと叶う「なりたい自分」ではない。
全く前に進んでいないと感じる時も多い。だが、決してぶれてはいけない。決して諦めてはいけない。
実は「なりたい自分」はすでに自分自身の中に種を宿していて、今着々と胚の時を過ごし、芽を出す直前まで来ている。手を伸ばせば、すぐそこに「なりたい自分」が立っている。
矢沢永吉と同じ年代にこの曲のファンが多いのは

失うものなど なに一つないけど
渇いた気分で ただ瞳をとじれば
言葉にならない 切なささえも
心の底に 押し込み生きてる

という歌詞に自分自身を投影しているからだ。「なりたかった自分」を「心の底に 押し込み生きてる」自分になるのはまだ早い。人生は100年、1年や2年、いや3年や4年などほんの一瞬、瞬きの間だ。決して諦めてはいけない。
胚の時代、さなぎの期間はひとそれぞれ異なる。今がその時だ。

できるなら 目を醒まし旅にでよう
優しい夕日が 沈まないうちに
もう一度 光の道を駆け抜け
お前に会いたい
これは私自身への永ちゃんからのメッセ-ジ。
夕日が沈むまでにまだ人生の時間は残されているが、もう一度 光の道を駆け抜け あの日のなりたかった自分に会いたい。






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