カザフスタン政府発行のルート証明書、中間者攻撃が判明して各社ブラウザーにブロックされる
カザフスタン政府が再び独自のルート証明書を発行して中間者攻撃を行っていたことが判明し、MozillaやApple、Google、Microsoftのブラウザーが証明書のブロックを開始したそうだ(Mozillaブログ Open Policy & Advocacyの記事、 Ars Technicaの記事、 ZDNetの記事、 Mac Rumorsの記事)。
カザフスタンでは2019年にも政府発行のルート証明書による中間者攻撃が判明して各社のブラウザーでブロックされている。今回、カザフスタン政府はサイバー攻撃増加を理由に首都ヌルスルタンで12月6日から訓練を行うと発表し、特定の国外Webサイトへのアクセスに問題が発生した場合はセキュリティ証明書をインストールすれば解決すると説明していた。
しかし、この証明書を用いてカザフスタン政府がFacebookやGoogle、Instagram、Mail.ru、Twitter、VK、YouTubeなどのドメインへのトラフィックを傍受していることが明らかになり、各社ブラウザーで証明書がブロックされる結果となった。証明書のブロックにより、カザフスタンから対象ドメインにアクセスしようとするとエラーメッセージが表示されることになる。Mozillaでは影響を受けるユーザーに対し、VPNの使用やTor Browserの使用を推奨している。
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