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不等号の向きを変えるコード書き換えで業務妨害に問われた裁判、無罪判決が出る

著者: nagazou
2021年2月4日 08:04
香川県で勤務先の輸入雑貨販売会社から、商品管理のプログラムを書き換えて業務を妨害したとして2019年10月に逮捕された人物が、初公判から約1年後の今年1月12日に無罪判決を勝ち取った。検察側は控訴しなかったため無罪が確定している(毎日新聞NHK東京新聞)。

タレコミによると、この人物は8月2日に商品発送に使う簡易プログラムの保守管理を忘れないように9月1日に停止するようにブログラムを書き換えた。しかし、書き換え後に経営者との関係が悪化、逮捕された人物はプログラムを書き換えた状態のまま休業状態に入ってしまったようだ。その後にシステムが停止してしまったことから、経営者側は業務妨害の意図があった判断し、警察に被害届を出したという流れであった模様。

裁判で裁判官は、ソースコードの不等号の向きを変えてシステムが停止するように処理していただけで、容易に復旧可能な書き換えであったことから「保守管理が目的だった」とする被告の供述は信用できるとした。書き換えは「業務が遅延するとは考えがたく通常業務の範囲内」だったと指摘したとしている。

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