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4月のTIOBE IndexでObjective-Cがトップ20落ち、Fortranがトップ20入り

著者: nagazou
2021年4月8日 17:02
headless 曰く、

4月のTIOBE IndexでObjective-Cがトップ20から落ち、Fortranが十数年ぶりにトップ20入りしている(InfoWorldの記事Neowinの記事)。

Fortranは最古の高級プログラミング言語でありながら滅びることなく使われ続けている。最後にトップ20入りしていたのは2007年だが、その後も常にトップ50に入っていた。最近は科学技術計算需要の高まりに伴って再びレーティング(シェア)を伸ばし、4月は前年から倍以上に増加(0.91%、+0.58)。順位も前年の34位から大きく上昇した。

Objective-CはiOSアプリのプログラミング言語として2010年代前半に人気が高まり、2012年にはTIOBE Indexで3位まで上昇2011年と2012年の2年連続でレーティングを最も伸ばしたプログラミング言語に選ばれていたが、2015年にAppleがオープンソース化した新プログラミング言語Swiftに人気を奪われる形で低迷が始まった。Objective-Cは昨年7月にもトップ20から落ちているが、今回のトップ20落ちについてTIOBEではObjective-Cの「ゲームオーバー」と評している。ただし、Fortranが復活したのと同様、Objective-Cに復活の目がないわけではないとのこと。

4月のTIOBE Indexトップ3はC・Java・Pythonの順。全言語中、前年比でレーティングが最も増加したのはPython(11.03%、+1.72)であり、C(14.32%、-2.40)とJava(11.23%、-5.49)は大きく減少した。それでもCは昨年5月にJavaを抜いて以来の1位を維持している。一方、Javaは昨年11月にPythonにも抜かれて3位となり、以降は2位に復帰しているものの、Pythonとは横並びの状態が続く。

このほか、順位・レーティングともに伸ばしたのはアセンブリー言語(14位→8位、+1.16)とクラシック(.NETではない)Visual Basic(19位→11位、+0.71)、Delphi/Object Pascal(22位→12位、+0.77)、Groovy(48位→17位、+0.86)となっている。

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朝日新聞社が長い文章をまとめる「長文要約生成API」を発表

著者: nagazou
2021年4月8日 07:08
朝日新聞社は、長い文章を入力すると要約された文章を生成する「長文要約生成API」を公開した。同社の行ってきた自然言語処理研究の成果であるとされる。評価用途限定で無償で利用できるとしている(朝日新聞社プレスリリース長文要約生成APICodeZineITmedia)。

この長文要約生成APIでは、例えば200文字以内に要約する「指定した長さごとに生成型要約」、一文を30文字に揃えるといった「すべての文の長さを揃える」、文章全体を30%圧縮するという「すべての文を圧縮する」、文章の中から「重要な文を抽出する」、先の重要な文を抽出後にさらに200文字といった指定した文字数に圧縮する「重要な文を抽出後圧縮して、指定した長さにする」という五つの機能が提供されている。

これらの機能を単独で使用するだけでなく、複数を組み合わせることにより、長文の内容を把握しやすく要約することができるとしている。

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