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大規模接種センターの予約システム、予約番号も地域も関係なく誰でも予約が可能な欠陥

2021年5月18日 12:00
すでに二重予約を防止できないなどの問題が判明している大規模接種センターだが、新たな問題が判明したようだ。同センターの予約が17日からスタートしているが、この予約は年齢などに関係なく誰でも何度でも予約可能な状態になっているという(AERAdotNHK)。

同サイトでは市町村コード(6桁)と接種券番号(10桁)に加えて自身の生年月日を入力、接種枠の空きがある日時を選び、予約を行える仕組みとなっている。しかし、AERAdotなどの記事によれば、市区町村コードも10桁の接種券番号も生年月日もすべてでたらめな番号であっても予約が取れてしまったとしている。NHKによれば、短期間で予約システムを構築したことから、対象地域の自治体の接種券の番号をシステムとひも付けすることはできなかったとしている。

なお実在しない番号で予約ができていても、会場では接種券を提示しなければ接種は受けられないとしているが、ワクチンは当日、予約人数分確保されていると思われるため、一部が無駄になってしまう可能性もあると思われる。なおTwitterで「SQLインジェクションできる」「同じ番号入れるとその前の予約がキャンセル」「torでも予約できる」など様々な報告が上がっている模様(Togetter)。

Dharma-store 曰く、

ワクチン大規模接種 架空番号で予約可能状態 適正入力呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210517/k10013036311000.html

番号は何でも良いから10桁打ち込むと、予約画面に進めてしまう恐ろしい仕様。
NHKのニュースで予約に関して報じていたとき、0123456789で予約画面に進んでいたのですが、
ああ、アレはダミーなんだなと思っていたのです。でも実はその時点で、
こんなザルを満天下に知らしめていたのだなぁと改めて思う次第。

今回はマイナンバーとか使って無いんですねぇ……

予約だけ取って、その権利を売りつけるような輩が出ないことを願います。
何しろ予約は出来ているので、これはだまされそう。

まぁ、それで会場に行ってみたら、番号も名前もみんな違っている
謎の予約者が現れたと一騒ぎになるものの、確かに予約はされているし
注射の用意もされているから打っちゃうかということになるかどうか。

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お尻から酸素吸入する呼吸管理法が開発される

著者: nagazou
2021年5月18日 07:04
東京医科歯科大学らによる研究グループは、腸に酸素を供給するという手法を取ることで、重篤な呼吸不全を持つ患者でも全身の酸素化を可能にできるという「腸換気(Enteral Ventilation :EVA)法」を開発したと発表した(東京医科歯科大学リリースNHK)。

COVID-19でも重篤化すると低酸素血症を伴う呼吸不全を引き起こすことが知られているが、この場合、人工呼吸器やECMOと呼ばれる人工心肺装置などを利用して集中治療が行われている。しかし、高い専門知識と高額な費用が必要とされており、身体への負担も大きいことなどが指摘されている。

研究ではドジョウのような腸から呼吸をする水棲生物が存在することは分かっていたものの、哺乳類でもできるかは分かっていなかったという。今回、研究グループは、腸を用いたガス交換を行うことで血中酸素分圧の上昇を可能とするEVA法を開発。ラットやブタモデルを用いて有効性を検証したとしている。治療に伴う臓器の損傷や重篤な合併症は見られず、全身の酸素化を改善できたとしている。

pongchang 曰く、

「 腸呼吸の応用により、呼吸不全の治療に成功! 」
― 腸換気技術を用いた新たな呼吸管理法の開発へ光 ―
マウスに対して腸管内に純酸素ガスもしくは酸素が豊富に溶けたパーフルオロカーボンを注入する2つの方法(Enteral Ventilation :EVA法)を開発しました。マウスⅠ型呼吸不全モデルを作成し、EVA法を検証しました。ラットを用いて、治療による重篤な有害事象が認められないか安全性試験を行いました。ブタモデルを用いてEVA法の有効性検証を実施しました。(東京医科歯科大学報道発表資料

液体呼吸法の欠点、パーフルオロカーボンは肺のサーファクタントを妨げる[pdf]は、腸の粘膜ではどうだろう?

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