ノーマルビュー

容疑者が飲み込んだSDカードを内視鏡で強制採取、令状はあったが前例無しで違法判断

著者: nagazou
2022年3月31日 17:09
盗撮目的で住居侵入したとある事件の容疑者が逮捕された。しかし容疑者は証拠となると思われる撮影データを記録したmicroSDカードを飲み込んでしまったようだ。CT検査を実施したところ、体内にmicroSDカードのような異物があることが判明、医師は内視鏡で取り出すことを警察側に伝え、県警は事件の捜査に必要だとして強制採取の許可を求める令状を裁判所に請求。発付されたとしている(朝日新聞)。

元記事で無料で読める部分はここまでだが、手術によって取り出されたmicroSDカードには、女性の入浴する姿が記録されていたとのこと。刑事裁判では、そのような調査の賛否両論が争われた。内視鏡による採取は前例がなかったことから最終的にはmicroSDカードに記録された映像は事件証拠として認められなかったようだ(学生は言いたい)。

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