
イーロン・マスク氏によって
Twitterのサービス名が「X」に変更されたことが発表されたが、これによりさまざまな混乱が生じている。リブランドされたことで、Web UIのロゴが「青い鳥」から黒い「X」に変更されたが、この「X」ロゴは、Unicodeの「𝕏」(U+1D54F)という文字に似ていることがSNS等で指摘されている。この文字は、数学用英数字記号の一種で、数学の特定の集合を表すのに使われることがある(
look Sky氏のツイート、
はてな、
PC Watch、
窓の杜)。
こうしたブランド名の変更に合わせて、公式アカウントのアカウント名変更も進行中だ。日本法人のアカウント「@TwitterJP」は、なぜか「Japan」にユーザー名が変更され、おまえは日本そのものなのかといったツッコミが多数入っている。こうした変更は商標問題が影響している可能性がある(
ねとらぼ)。
SNS上では「X」へのブランド変更が発表された当初から、Twitter Japanの公式アカウントの名称も「X Japan」に変更されるのではないかと憶測が流れていた。しかし、X Japanでは著名な音楽グループの「X JAPAN」と重複することになってしまう。この指摘に対し、X JAPANのメンバーであるYOSHIKI氏も「#XJAPAN 商標登録してあると思うけどなー」とツイートしていた。「X JAPAN」は株式会社ジャパンミュージックエージェンシー(X JAPANの所属レーベル会社)によって商標登録が確認されているという。このため、とりあえずアカウント名を「Japan」にしておいたのではないかとの推測もある(
日刊スポーツ、
Real Sound)。
Xの商標に関しては、米国でもMetaが既に「X」の権利を保有していると報じられている。同時にマイクロソフトも、Xの1文字を商標登録しているというこちらに関してはXbox関係で登録したものとみられている。ロイターの記事によると、Xの文字に関する国内の商標登録はさまざまな業界で900件近くに上るという。ただ米国では消費者が混乱するかどうかを基準に個別判断されることから、機械的に判断される日本とは異なり、登録上の影響は少ない模様(
ロイター、
Yahoo!ニュース個人)。
ただ新たに発表されたロゴに関しては問題も指摘されている。「旧Twitterの権利が守られるのはXのロゴと非常によく似たグラフィックに限定される可能性が高い。このロゴにはあまり特徴がないため、保護される範囲は非常に狭いものになるだろうとしている。窓の杜の記事でも、新ロゴはやっつけデザインにもほどがあるので、近いうちにもっと凝ったものに差し替えられるのではと指摘している。
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