ノーマルビュー

MRJ計画失敗、技術者に「謙虚さに欠けていた」と元社長が激白

著者:nagazou
2023年8月25日 17:08
過去に取り上げたように、2023年2月に国産初のジェット旅客機である「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の計画が中止となった。この開発中止に関する元三菱航空機社長の川井昭陽氏の回顧記事がテレビ愛知にて掲載されている(テレビ愛知動画版)。

この記事によると、計画の中止の原因は、型式証明書の取得に関する一枚の書類の問題だったという。型式証明書は旅客機の安全性を証明するための審査で、アメリカ連邦航空局(FAA)から発行される。川井氏は、この型式証明の取得が難しく、それを取得することがプロジェクトの最大の難関だったと説明している。

MRJ計画の中で川井氏はFAAと対等に話すことのできる、ボーイングで経験を積んだ経験豊富なアメリカ人技術者をプロジェクトに参加させることを試みた。しかし、日本の技術者たちとの間で溝が生じ、意見の相違が浮き彫りになったという。

川井氏は、技術者たちが過度の自信を持っており、飛行機を造ることと、安全性を証明していくことの違いを理解していなかったと述べている。結果、計画は成功せず、開発に費やした約1兆円の事業費とともに、日本の地位が低下した国家的な損失になったと述べている。

あるAnonymous Coward 曰く、

MRJ開発を見ていて三菱航空機・三菱重工の中にも民間機ビジネスを分かってる人と分かってない人が混在してるんだなとは感じてましたが、この社長さんはMU300の開発に関わった分かってる人だったのですね
営業関係でも雇った外国人経験者が表に出るようになったのはこの社長さんの頃かな?
YS-11の頃からの形式証明の苦労話はいろいろ伝わっていて、航空機メーカーに集まるような飛行機好きなら誰でも知っているものだと思っていたのですが、そうでは無かったようですね
結局、ホンダに集まった飛行機好きと比較して、三菱の飛行機好き技術者は質が低かったということになりますが(戦闘機作る分には関係ない話か)

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1万円無料の「タダ電」、9月から6500円無料に変更。実質値上げ

著者:nagazou
2023年8月25日 16:11
新電力会社のエスエナジーは今年5月末に「毎月1万円まで電気代がタダ!」という「タダ電」プランを発表したことで話題となった。そんな中、同社は22日、加入者に約款の改訂を通知した。9月1日から利用者が無料で電気を利用できる範囲を、これまでの1万円から最大月6500円までに変更するという内容(ITmediaユーザーに送られた通知内容)。

このサービスに関しては、予想以上の申し込みがあったため、申し込みの受付を一時停止、予約のみを受け付ける状況となっていた。今回の改定による料金以外の利用料金や手数料には変更はないとしている。エスエナジーは料金改定を「可能な限り多くの人にサービスを提供するための料金改定」と説明し、加入者の理解を求めているとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

タダ電は1万円(153kWh)までが無料で使用できるサービスだが、9月からは6500円(100kWh)まで無料に変更となる。値上げの理由は申し込みが増加したためとのこと。なおこれまで通り超過分は65円/kWh + 再エネ賦課金1.4円/kWh。

https://twitter.com/machibura_net/status/1693970673595773118

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月1万円までの電気代が無料の『タダ電』 2023年06月02日

「恒心教」名乗り脅迫FAX30万件以上送信か、男性二人を逮捕

著者:nagazou
2023年8月25日 15:08
スラドでもたびたび話題になっている5ちゃん発のネタ宗教「恒心教」だが、その恒心教を名乗って、爆弾を仕掛けたという内容のファクスを東京音楽大学に送付、業務を妨害したとして、無職の大熊翔容疑者(26歳)と大学院生の佐藤直容疑者(22歳)が逮捕された(朝日新聞産経新聞テレ朝NEWS)。

二人は2023年1月、東京音楽大学に「高機能爆弾を334個仕掛けたナリ」と書かれた脅迫FAXを送信。金銭的な支払いも要求していた。警視庁によると、2人はネット経由で大量のFAXを送信するサービスを使用して脅迫FAXを送付。またTorやVPNを用いて発信元を特定できないようにしていた。2人は容疑を認め、同様の手法で送信された30万件以上のFAXについても関与を認めている。朝日新聞の見出しによると、二人の立件の鍵となったのは「聖地巡礼」で残した痕跡だったようだ(朝日新聞その2)。

あるAnonymous Coward 曰く、

なお、逮捕されたうちの一人は、2021年度にサイバーセキュリティー人材育成を目的とした国立法人主催のプログラムに参加していたとのことで、いろいろこの方面で問題になるかもしれない

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Apple用NANDを使ったコピーブランドSSDが出回る

著者:nagazou
2023年8月25日 06:09
中国のデータ復元系YouTuberが、約13ドルで販売されていた中国のコピーブランドSSD「ShineDisk M667 (M667-120G)」を分解したところ、内部からAppleデバイス用に製造されたとみられるSK hynix製のNANDが搭載されていたことを発見したそうだ(Tom's Hardware)。

このコピーブランドSSDに使われているパーツの中でまっとうなものとみられるのは、SSDコントローラであるSilicon Motion「SM2258XT」だけだったそうだ。とはいえ、このコントローラーに関してもやや旧式な部類の製品とのこと。NANDチップの由来も不明。SK hynixの「E2NAND」とされるものだそうだが、SK hynixのWeb サイト上には、この「E2NAND」に関する公開情報は存在していないそう。

先のYouTuberは、Apple向けにNANDを製造している工場から流出したものか、もしくは欠陥のあるiPhoneからNANDを引き抜いたものを再利用したものではないかと分析しているという。

あるAnonymous Coward 曰く、

「死ねディスク」だからデータがロストしないか心配になってくる

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