60年前から存在するメモリの欠陥を克服し、レイテンシーを削減する新たな手法「Tailslayer」が登場
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60年前から存在するDRAMの欠陥を克服し、レイテンシーを削減する新たな手法「Tailslayer」が登場しました(Googleの研究員ローリー・ワイアード氏によって公開)。DRAMはキャパシタの電荷でデータを記憶するため、リフレッシュが必要となりますが、この作業中にメモリへのアクセスができず、数百ナノ秒から数マイクロ秒の待機時間が発生します。Tailslayerでは、書き込み時に複数のDRAMチャネルにデータを複製し、読み取り時には複製先全てに命令を送り、最初に読み取れたデータを使用することで、待機時間を短縮しています。実験結果によると、 Tailslayer を使用すると、99.99パーセンタイル点でのレイテンシーが最大で15分の1まで削減できることが確認されました。この手法は、高頻度取引(HFT)など極めてわずかな遅延が影響を与える分野での活用が期待されます。