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南極大陸の氷が溶けると金・銀・銅・鉄・プラチナなどの鉱物資源が露出して各国がそれを狙い始める可能性

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南極大陸の氷が溶け出すと、金・銀・銅・鉄・プラチナなどの鉱物資源が露出し、各国がこれらの資源を求めて競争が始まる可能性があるという研究結果が発表されました。この研究はNature Climate Change誌に掲載されました。

南極大陸の氷床が後退することで、陸地が徐々に現れ始めています。カリフォルニア大学サンタクルーズ校の地球物理学者エリカ・ルーカス氏らのチームは、氷床融解による多様な地形の露出を予測しました。

研究結果によると、2300年までには「高」のシナリオでは12万6,100km²、「中」のシナリオでは3万6,381km²、「低」のシナリオでは149km²の陸地が露出すると予想されます。特に、アルゼンチン・チリ・イギリスなどが領有権を主張する地域での鉱床の露出が大きく見込まれています。

現在は南極条約により商業的な採掘は禁止されており、2048年には南極条約環境保護議定書が見直される予定です。研究チームは、このタイミングで鉱物資源に関する争いが生じる可能性があると指摘しています。
南極大陸は氷に閉ざされた厳しい環境ですが、かつては温帯や熱帯に属する気候が存在しており、植物が生い茂り多くの動物が生息していました。近年の地球温暖化によって南極大陸の氷が解けだしつつある中、「南極大陸の陸地が現れるとさまざまな鉱物資源が採掘しやすくなり、各国がそれを狙って地政学的な変化が生じる」と主張する論文が、科学誌のNature Climate Changeで発表されました。

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