今年の春に、現役で医学部医学科に進学した静高生の総数が判明した。合格者数よりも実態を表す数字だ。
同一人物が国立私立の医学科にいくつも合格するので、予備校などがよく使う水増し数字でなく、進学先数が最も実態を反映している。
男女合わせて15名がこの春から医学生となり、医師の候補生としての道に進むこととなった。
男女の内訳は、男子9名女子6名で女子は5名が新星ゼミの関係者だ。
静高全体としての進学実績を評価すると、正直言って大いに物足りない。
全国的に中高一貫私立校が、医学部入試においては圧倒的な強さを誇っておるが、公立高校もかなりの健闘を見せている。特に静岡県では同じ県立の浜松北高が、全国的に有名な私立進学校に匹敵する実績を上げている。
国立難関大学の名古屋大学医学科に7名の現役合格者を出すなどは、驚異的な成果と言ってよい。
静高と何が違うのか、以前のブログでも「仮説はいくつかあるが、エビデンス=証拠がない」と書いた。その仮説のいくつかを今後、書いていくつもりだ。
1つ希望があるのは、入試制度がセンタ-入試から共通テストに変わり、全国上位の進学校も、デ-タもノウハウもない状態なので、やり方次第では静高も大躍進できる可能性がある。
さらに、今年は2か月の休校期間に、じっくり落ち着いて勉強ができたことがプラスに作用している。
例年、受験勉強を加速する時期に文化祭や仮装、インタ-ハイの予選、野球の応援などでペ-スが乱れる事が多かったが、今年は見事に「沈黙の春」だった。2021年の結果を分析して、今後の1学期の行事予定などを1から洗いなおす必要があるだろう。
