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浜医(千葉大学医学部)医学科が今年は特に高倍率だった理由は、私立大学医学科の「補欠合格者」が出るためだという。補欠合格者は3月の国公立大学医学科合格発表後、入学辞退者の穴埋めとして正規合格者に回される。
私立大医学部では、東京理科大学第3部と京都大学医学部を受験した学生はほぼ全員が慶應義塾大学医学部を併願し、東京科学大学医学部や旧帝大医学部も慶応医、慈恵医療大学、順天堂大学医学部などに並行して受験する。さらに、浜医を含む地方国公立大学医学科の受験者も、多くが私立大医学部を併願している。
これらの補欠合格者が累積することで、大量の待機列ができ、3月中旬から下旬までに多くの「補欠回り」が発生し、私大医の定員が埋まっていく。この状況に不満を感じている地方大学の受験者は、浜医などの地方国公立大医学科の合格を確保しようとする。
しかし、都内の進学校から出る学生はこうした状況を受け入れず、不合格の場合には慶応義塾や慈恵医療大学などに補欠が回れば、そこで学ぶことを選択する可能性が高い。県内受験者の立場からは、このシステムは不利益だ。
政府としては、私立大医学部の受験資格にも回数制限を設けるべきで、また高額な受験料と入学金先払いも文部科学省に見直してほしいという声が出ている。さらに、有権者の声が政策決定に反映される議院内閣制のもとで、若者や政党には力を発揮できるチャンスがあるという。
要するに、この「補欠回り」は大学入試における不平等を生んでいるので、公平な受験制度の実現に向けて取り組む必要がある。
浜医医学科が今年は特に高倍率だった理由に「私大医学科の補欠回り」がある。
補欠回りとは、私大医学科は正規合格者以外に相当数の補欠合格者を出すので、3月の国公立大医学科合格発表の後に補欠に正規合格を回すことを言う。
私大医学科の正規合格者は国公立医学科も受かるので、大量の入学辞退者が出る。
東大理Ⅲと京大医学科受験生はほぼ全員が慶応大医学科を受けるし、東京科学大医学科と旧帝大医学科も
慶大医、慈恵医、順天堂医、日医など軒並み併願する。
浜医を含む地方国公立大医学科の受験生も、その多くが私大医学科を併願する。
これらの補欠合格者を合計すると、膨大なウェイテイングリストが積み上がる。
3月10日以降に、相当数の「補欠回り」が発生して、私大医の定員が埋まっていく。
この穴埋め作業が3月いっぱいまで続くのである。
受験生はこの補欠回りを待つ間がつらい。
針のむしろだ。
そこで、とりあえず地方の国公立大医学科の合格を確保したいという心理が働く。
東京の超進学校の生徒には新幹線ルートにある浜医は、私立上位医大の抑えとしてお手頃なのである。
都内の高校生にとっては浜医は都落ちである。
花の都の楽しい大学生生活を捨ててまで行きたいとは、正直思わない。
慶大医、慈恵医、順天堂医、日医から「補欠回り」が回ってきたら、間違いなくそちらに行く。
県内受験生にとっては、はなはだしく迷惑な話だ。
大学入試は「強いものが総取りする」世界だといえばそれまでだ。
その対抗策として国公立大も「地域枠」を増やしてるが、まだ不十分だ。
さらに増やす必要がある。
私大医学部の受験資格にも回数制限を課すべきだ。
高額受験料と入学金先払にも文部科学省はメスを入れるべきだ。
高3生以上には選挙権がある。
こういう時にこそ、政党や政治家に圧力を掛けて「公平な受験制度」を実現させるべきである。
中央官庁は政府自民党が強く指示すれば、従わざるを得ない。
それが議院内閣制であり、選挙に勝つためには自民党は有権者の声に従う。
大きな声を出したものが有利な制度だが、特にネット上での連帯に強い若者はこの利点を活用しよう。