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2026 年 9 月・2027 年 4 月入学 大学院創造理工学研究科修士課程 一般入試で「経営システム工学・システム論」を解答された皆様へ

著者: staff
2026年7月15日 16:06

🤖 AI Summary

### 2026年9月・2027年4月入学 大学院創造理工学研究科修士課程 入試に関する通知

#### 主要ポイント:
- **入試問題**:「経営システム工学・システム論」に関する入試問題が出題されました。
- **対象者**:この科目に解答を提出したすべての受験者へ向けた通知です。
- **詳細情報**:具体的な結果や成績については、後日ウェブサイトおよびメールで提供される予定です。

#### 主要内容:
Waseda大学の創造理工学研究科から、2026年9月または2027年4月に入学を目指す受験者へ向けた通知が発出されました。受験者が解答した「経営システム工学・システム論」に関する入試問題について触れています。詳細な結果や評価は、将来的にウェブサイトやメールを通じて公表される予定です。

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この通知では、受験者の皆様へ向けて具体的な情報を提供することなく、結果の公開時期を示しています。

キャリアコンサルタント、図書館司書、理工技術職員 早大生を支える専門職

著者: contributor
2026年7月14日 09:20

約5万人の学部生・大学院生が在籍する早稲田大学。そんな早稲田には、学生生活を支えるために、さまざまな専門分野に特化したスタッフ(専門職)が働いていることを知っていますか? 今回は、就職活動(以下、就活)の個別相談を担うキャリアコンサルタント、学内の貴重資料を管理する図書館司書、理工学術院の実験をサポートする技術職員にインタビュー。どんな所で、どんな人が、どんな思いで働いているのか、のぞいてみましょう。

▼就活に悩む学生に寄り添う声掛けを キャリアコンサルタント
▼今も100年後も学ぶ人のためにできることを 図書館司書
▼学生が安全に失敗できる環境を 理工センター技術職員

就活に悩む学生に寄り添う声掛けを キャリアコンサルタント

株式会社東京海上日動キャリアサービス キャリアコンサルタント
橋本 佳世(はしもと・かよ)

早稲田キャンパス 6号館1階C Space前にて

――業務内容について教えてください。

キャリアセンターのカウンセラーとして、進路選択や就活のサポートを行っています。具体的には、学生の皆さんの主体的な進路選択を支援するため、自己分析のサポートやエントリーシートの添削、面接の練習などについての個別相談に乗っています。

――個別相談ではどのようなことを心掛けていますか?

相談に入る時の第一声、声の掛け方やトーンには気を付けています。特に6月頃は、何から就活を始めたら良いのか分からないという3年生と、引き続き就活を頑張っている4年生の相談が多いので、より心掛けるようにしていますね。また、個別相談は30分制なので、限られた時間でいかにその学生に合った支援ができるかを考えています。

――学生たちに対してどんな思いを持って仕事をされていますか?

ポジティブに1歩を踏み出せるような声掛けと、その学生の思いをくみ取ることですね。家族や友達には言えない悩みを聞いてほしいという人も多いので、丁寧に向き合うようにしています。皆さんが少しでも前向きになれるよう、背中をそっと押せるような存在でありたいです。

個別相談のブースで就活の相談に対応する橋本さん

――どんなときにこの仕事をしていて良かったと感じますか?

学生の皆さんに、ポジティブな気持ちになってもらえたときです。“ガクチカ”で、すごいことを言わなきゃいけないと思い込んでいる学生が多くて、例えば、就活サイトの具体例で「NPO法人に関わってインドネシアで小学校を建てた」などの素晴らしい経歴を目にして、自分には何もないと自信なさげに相談に来るんです。でも、それぞれの話を聞く中で、「アピールできることがある」ということに気付いてもらえると、本当に良かったなと思います。

――印象に残っている学生とのエピソードを教えてください。

中華料理店でアルバイトをしているだけで、自分には強みがないと相談に来た学生がいました。でも、よく聞いてみると、閉店後の掃除は本当に大変で、みんな嫌がって帰ってしまうところ、自分はピカピカになるまで掃除していますって。それってすごいことじゃないですか。みんながやりたがらないことを率先してできるのは、絶対にアピールできるよって、アドバイスしました。

――最後に早大生へメッセージをお願いします。

就活で一番大切なのは「前向きな姿勢」だと思うんです。いきなり10社落ちたとなると、落ち込んでやる気がなくなってしまうかもしれませんが、たまたまその会社に縁がなかっただけで、自分が輝ける場所は必ずあります。だから、落ち込みすぎず、前向きに臨んでもらいたい。

キャリアセンターで相談するとなると、「ちゃんとしていないと怒られるんじゃないか」「敷居が高い」と感じる人もいると思います。でも、私たちは少しでも学生の皆さんの役に立ちたいと思ってサポートしているので、本当に気軽に利用してもらいたいです。ちょっとした相談でもいいですし、「何をすればいいですか?」からでも大丈夫です!

橋本さんの仕事の相棒:イヤホン

 

橋本さん

最近は留学先からオンラインで企業面接が受けられるようになり、海外にいる学生とオンラインで相談を受ける機会も多いので、イヤホンは必需品です。相談の前には、「時差はどのくらいかな」「第一声は現地の言葉にしよう」など考えています。

キャリア・就活個別相談

開室:月曜日~金曜日 9:30~17:00
場所:早稲田キャンパス 6号館 1階C Space
※ 詳しくは、キャリアセンターWebサイトを確認してください

C Spaceの様子

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今も100年後も学ぶ人のためにできることを 図書館司書

図書館資料管理課・特別資料室 図書館司書
嶌田 修(しまだ・おさむ)

早稲田キャンパス 中央図書館前にて

――業務内容について教えてください。

中央図書館4階にある特別資料室は、早稲田大学図書館の中でも古典籍と呼ばれる古い資料を保存・管理している場所です。国宝や重要文化財をはじめ、近代以前に出版された書物や書き写された資料、また近代以降でも作家の原稿や政治家の書簡など、数多くの貴重な資料を収蔵しています。

少人数で業務にあたっているので、私も含め職員全員で資料の収書や整理、蔵書管理などのバックヤード業務から閲覧をはじめとする利用者対応まで、あらゆる業務を担当しています。また、古典籍資料を撮影してデジタル化したり、この先も長く読めるように帙(ちつ)と呼ばれるカバーを作って本を保護したり、状態の悪い資料には修繕もしたりしています。

さらに最近では、デジタル化した資料を今後どう生かし発信していくかを考えるプロジェクトなどにも携わっています。保存と公開を両立させるとも言いますか、現在はもちろん、50年後、100年後に学ぶ人たちのためにも今何ができるかを考え、日々業務をしています。

資料の保存状態をチェックする嶌田さん。資料は江戸時代前期のもの

――利用者対応では、学生たちとどのように接していますか?

閲覧に来る学生の中には初めての人もいますので、そんなときは学生が何を求めているのかをキャッチして、どのような資料が必要なのかを考えます。また、初めて来る学生のほとんどは現物資料に触れたことがないので、扱い方をレクチャーすることもあります。

――学生たちに対してどんな思いを持って仕事をされていますか?

閲覧に来た学生に対しては、現物資料を見る楽しさ、またその一方で難しさも感じてほしいですね。扱い方も含め古い資料を読むのは大変かもしれませんが、ここでの経験から現物資料を見ることの重要性や、資料が醸し出す現在との“距離感”などを感じてもらい、資料への向き合い方を知るきっかけになればと思っています。

――どんなときにこの仕事をしていて良かったと感じますか?

特別資料室に限った話ではないかもしれませんが、資料を閲覧した学生が“あ、分かった”という顔をして帰るときがあります。資料を読むことで“何かが分かった、知ることができた”という経験はとても大切なものだと思うので、私もすごくうれしいですね。

それから、どんな資料を図書館に入れるかを選ぶ選書・収書という業務があるのですが、資料を収蔵してもその全てがすぐに研究に生かされるとは限りません。でも、集めた資料が研究に生かされていることが分かると、非常に達成感があります。万人受けする資料というものはなかなかありませんが、さまざまな研究に資する資料を集め、公開していくことを目指しています。

特別資料室の書庫では、収書した貴重資料を保管している

――最後に早大生へメッセージをお願いします。

在学中にたくさんの出合いや経験をしてほしいと思います。その中の一つとして、図書館での書物や資料との出合いも皆さんにとって宝物になると思うので、どんどん図書館を利用してほしいですね。

現物資料には力があると私は信じています。特別資料室としては、フラッと来て「貴重な資料を見せてください」と言われても急には見せられませんが、卒業論文や研究のために現物資料を見ることはとても大事なことだと思います。そのような目的意識がある場合は、図書館員としてできうる限りのサポートをしたいと思っています。

嶌田さんの仕事の相棒:資料調査グッズ(鉛筆、消しゴム、メジャー、ルーペ、くずし字解読辞典)

嶌田さん

古い資料を扱うときは、鉛筆以外の筆記用具は御法度。ちなみに腕時計も資料を傷つける可能性があるので、資料を見るときには外します。くずし字の解読には今はアプリもありますが、紙の辞書も愛用しています。

中央図書館特別資料室

開室:月曜日~金曜日 9:00~18:30(授業休止期間中は9:00~17:00)土曜日・日曜日は閉室
場所:早稲田キャンパス 中央図書館4階
※ 詳しくは、中央図書館Webサイトを確認してください

取材・文:末光 京子(1998年理工学部卒)
撮影:石垣 星児

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学生が安全に失敗できる環境を 理工センター技術職員

理工学術院統合事務・技術センター 技術部 教育研究支援課(三系)技術職員
田中 悠輔(たなか・ゆうすけ)

西早稲田キャンパス 63号館地下1階11室にて

――業務内容について教えてください。

教育研究支援課には一系から四系まであり、一系は理工学術院の3学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)の必修である分野横断的な基礎実験を、それに対して二系は機械系と建築・土木系、三系は電気・電子・情報通信系、四系は物理・化学・生物系の専門実験を担当しています。私が所属する三系の電気工学実験室は、11学科の学生がそれぞれの専門に特化した実験を行う場所です。

その中で私は、実験コンテンツの開発・改良から実験の指導、安全管理など、実験全体の運営を担っています。教員と相談しながら実験内容を考えて、準備はもちろん、学生に指導をして結果を基に考察まで進められるよう支援します。例えばシミュレーションを行った後に実験に取り組んでもらい、結果に違いが出たら、その理由について考察してもらうこともあります。

実験で使用する計測機器を調整する田中さん

――学生たちに対してどんな思いを持って仕事をされていますか?

学生が誤った作業をしたことでけがや事故につながらないよう、安全に失敗できる環境を整備していますので、学生たちには失敗を恐れず実験に取り組んでほしいと思っています。実験をしてみると、思っていた結果にはならないことがよくあるのですが、そういう失敗から得られるものはたくさんあると思っています。だから、いろんな失敗をしてもらえると、こちらとしてはうれしいですね。

――どんなときにこの仕事をしていて良かったと感じますか?

実験内容は毎年試行錯誤しながら改良しているので、学生が実験を通して学びを深める姿に立ち会えるのは、私たちとしても手応えを感じる瞬間です。

メカトロニクスの基礎について学ぶ「メカトロニクスラボF」の様子。田中さんを含め技術職員が教員やTAと実験指導をしている

WASEDAものづくりプログラム(以下、ものプロ)ではメンターとして学生グループの技術的な相談に乗ることもあるのですが、学生たちからモチベーションをもらうことも多いです。ある年、「その年の恵方を自動で向いて、黙って恵方巻を食べるのをサポートする椅子のようなマシンを作りたい」という学生がいたんです。作りたい理由は当初分からなかったですが(笑)、技術が足りなくても物事を進める意欲にあふれていて、やりたいことがあることの大切さを感じました。

――印象に残っている学生とのエピソードを教えてください。

ものプロに初めて携わった時、方向性の違いからけんかになってしまった4人グループを担当したんです。私はどうしようかなと思いつつずっと見守っていましたが、4人は言いたいことを言い合い、最終的には一致団結して進めることができました。そして、最後には私に感謝状を書いてくれたんです。大したことはできていないと思っていたので、もらった時は驚きましたが、学生が大人に介入されすぎず、一方でちゃんと見てもらえている、そういう場所を提供することも大切な役割だったんだと感じました。私たちの価値って、こちら側から見えているものだけで決めてはいけないんですよね。

――最後に早大生へメッセージをお願いします。

どんどん失敗をしてください。理工学術院では知識や技能だけではない、自分の手を動かすことでしか得られないものをたくさん得てほしいと思っています。そのための安全な環境を整え、困った時に相談に乗るのがわれわれの役目だと思っているので、たくさんわれわれを利用しながら失敗をしてほしいな、と思っています。

田中さんの仕事の相棒:金尺(かねじゃく)

田中さん

金属製の定規で、機械系の人間の多くが使っているイメージです。物を作る時に対象のサイズを測るんですが、身に着けていると簡易な測定が手軽にできるほか、梱包を開ける時にカッター代わりに使うこともあり、いろいろ使い勝手が良いんです(笑)。

取材・文:末光 京子(1998年理工学部卒)
撮影:布川 航太

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【次回Special Issue予告】10月1日(木)公開「早稲田カフェ」

NEDO「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に13団体による共同提案の「ナトリウムイオン電池の技術開発」が採択

著者: contributor
2026年7月9日 14:50

🤖 AI Summary

日本国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に、東京理科大学駒場慎一教授が代表を務める13団体による共同提案が採択されました。このプロジェクトは、「ナトリウムイオン電池の技術開発」で構成されており、次世代蓄電池の実用化を目指しています。

背景としては、蓄電池は2050年カーボンニュートラルやデジタル・電化社会で重要であり、その需要が増大すると予想されています。現在のリチウムイオン電池には資源調達リスクがあり、ナトリウムイオン電池はこのような問題を解決し得ると期待されています。

実施内容としては、これまで蓄積された技術基盤を利用して、NEDOの委託のもと、部材開発からセル設計、量産プロセス検討までの一連の作業を行い、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けて取り組みを開始します。

NEDO「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に13団体による共同提案の「ナトリウムイオン電池の技術開発」が採択
~ 日本発次世代ナトリウムイオン電池、早期実用化へ ~

2026年(令和8年)7月9日付で、東京理科大学 駒場慎一教授が代表を務める研究課題「ナトリウムイオン電池の技術開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業(以下、本事業)に採択されたことが公表されました。本事業への提案は、株式会社GSユアサ、武蔵エナジーソリューションズ株式会社、株式会社クラレ、東亞合成株式会社、MUアイオニックソリューションズ株式会社 (共同実施:三菱ケミカル株式会社)、国立大学法人東北大学、国立大学法人東京大学、学校法人早稲田大学、国立大学法人東京農工大学、国立大学法人群馬大学、国立大学法人大阪大学産業科学研究所、国立研究開発法人物質・材料研究機構と共同で行われたもので、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けた技術開発を行います。

※本事業の早稲田大学代表研究者は理工学術院の大久保將史教授です。

背景

蓄電池は、2050年カーボンニュートラルの実現やデジタル・電化社会において重要となる技術であり、電気自動車、電力需給調整、データセンター等、多様な用途において蓄電池需要の増大が見込まれています。一方、現在はリチウムイオン電池が広く用いられており、その構成材料について資源調達リスクが顕在化しています。

ナトリウムイオン電池は、東京理科大学教員である駒場慎一教授が2011年に安定作動をレアメタルフリー構成で初めて実証した、日本発の次世代蓄電池技術です。リチウムやコバルト、黒鉛などの供給リスクを伴う資源に依存しないため、蓄電池供給網の多様化と自律性向上に貢献することが期待されています。

大久保教授はこれまで、文部科学省・元素戦略プロジェクト(2012-2021年度)、JST GteXプロジェクト(2023-2027年度)などの基礎研究に対する継続的な公的支援により、ナトリウムイオン電池に関する学術的知見、基盤的技術を10年以上にわたり着実に蓄積してきました。また、経済産業省貿易経済安全保障局経済安全保障政策課の専門アドバイザーを務め(2025年-2026年)、我が国の自律性・優位性を確立するための科学技術政策にも通じ、研究代表者を務めるJST ASPIREプロジェクト(2023-2028年度)をはじめ、同志国との連携を含めた我が国の次世代電池の研究開発を主導しています。

実施内容

本事業では、これまでに蓄積された技術基盤をもとに、電池セルメーカー、電池部材メーカー、大学、国立研究開発法人と一体となって共同提案を行いました。今後は、NEDOの委託のもと、部材開発からセル設計、量産プロセス検討までを連携して進めることで、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けた取り組みを開始します。

「ヒトの老化と老年疾患」(2026/8/7)

著者: staff
2026年7月8日 17:12

🤖 AI Summary

以下は「ヒトの老化と老年疾患」に関する記事の要約です:

=== 要約 ===

タイトル:「ヒトの老化と老年疾患」

講演日時:2026年8月7日(金)15:00-16:40
会場:早稲田大学 先端生命医科学センター(TWIns)セミナールーム4・5

講師:秋下 雅弘(東京都健康長寿医療センター理事長、東京大学名誉教授)

主催:先進理工学部 生命医科学科
問合せ先:早稲田大学 理工センター 総務課 TEL: 03-5286-3000

対象:教員、研究者、学生(学部・大学院生)、一般
参加方法:入場無料、直接会場へお越しください

この講演は、「ヒトの老化と老年疾患」に関する専門的な内容が予想されます。秋下雅弘先生は、健康長寿医療分野での豊富な経験と知識を持つ講師として選ばれました。

関連記事:
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演題:「ヒトの老化と老年疾患」

日時:2026年8月7日(金) 15:00-16:40

会場:早稲田大学 先端生命医科学センター(TWIns)セミナールーム4・5

講師:秋下 雅弘(東京都健康長寿医療センター理事長 東京大学名誉教授)

対象:教員、研究者、学生(学部・大学院生)、一般

参加方法:入場無料 直接会場へお越しください

主催:先進理工学部 生命医科学科

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

GTIE GAPファンド エントリーコースに2件の研究課題が採択されました

著者: contributor
2026年7月7日 15:21

🤖 AI Summary

早稲田大学の研究成果を実用化するための支援プログラムである「早稲田PoCファンド」と「GTIE GAPファンドエントリーコース」が、2025年度に採択された2つの研究課題を応募・採択しました。一つは石井あゆみ教授(理工学術院)による太陽電池フィルムの開発、もう一つは亀岡遵教授(理工学術院)による不妊治療中の女性向け家庭用モニタリング事業の開発です。

早稲田PoCファンドとGTIEギャップファンドについて、前者は大学の研究成果を実用化する初期段階の支援を行い、後者ではその成果を起業へとつなげる第一歩としての支援を行います。採択された研究課題には開発資金が提供され、アントレプレナーシップセンターの支援のもとで事業可能性が検討されます。

早稲田PoCファンドは現在募集中で、締切日は7月31日(金)10時です。研究者の皆さんが研究成果を社会実装するために活用できるプログラムとして紹介されています。

 

「世界を変える大学発スタートアップを育てる」東京近郊の18大学が参画するプラットフォームである Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE) の「GTIE GAPファンド エントリーコース 第5回(2026年度第2期)」において、2025年度早稲田PoCファンド採択課題の中から2件が採択され、研究成果の社会実装実現に向けて一歩を踏み出しました。

 

採択課題

 

早稲田PoCファンドとGTIEギャップファンド

早稲田PoCファンドは、大学の研究成果を実用化へとつなぐ際に直面する「死の谷」を乗り越えるため、試作・検証・市場調査などの初期段階を支援する学内ギャップファンドです。その出口戦略の一つとして、GTIE GAPファンド エントリーコースへの応募・採択を目標として位置付けています。

PoCファンドに採択された研究課題には、実用化に向けた開発資金が提供されるとともに、アントレプレナーシップセンターの事業化アドバイザーによる伴走支援のもとで事業可能性の検証を進めます。さらに、GTIE GAPファンド エントリーコースへの応募・採択に向けた準備を行うことができる研究支援プログラムとなっています。

また、GTIE GAPファンド エントリーコースは、起業を目指す研究者等を対象としたファーストステップのGAPファンドです。大学の研究シーズの事業化可能性を検証し、基礎研究の成果を事業として評価可能な段階へ引き上げることを目的としています。

早稲田PoCファンドおよびGTIE GAPファンドは、研究成果の社会実装や事業化に関心のある研究者の皆さんにとって、有効な支援プログラムです。ぜひご活用いただき、研究成果の社会実装をめざしていただ来たいと思います。早稲田PoCファンドは現在募集中で7月31日(金)10時締切となっています。ご応募をご検討ください。

アントレプレナーシップセンターでは、今後も研究成果の社会実装に向けた取り組みを継続的に支援してまいります。研究者の皆さんの研究成果の社会実装、起業のご相談はこちら↓からお気軽にどうぞ!
研究者向け研究の事業化ご相談フォーム

 

「暑すぎる」「寒すぎる」…不満を解消する空調制御の実現で新指標 早大と三菱電機 など国際共同研究

著者: contributor
2026年7月7日 12:12

🤖 AI Summary

早稲田大学と三菱電機は、デンマーク工科大とシドニー大と共に、従来の空調制御から個々人の感覚に基づいた新たな温熱環境指標を開発する国際共同研究を行っています。この新指標は、物理的な要素(温度、湿度など)と人間側の要素(着衣量、活動量など)を考慮に入れています。

研究者たちは、早稲田大学の田辺新一教授と三菱電機の浮穴朋興氏のリーダーシップで、「サーマルマネキン」や熱画像センサーなどのテクノロジーを使って、個々の感覚に基づく空調制御を可能にしようとしています。実証実験では、従業員に対する快適さへの不満が大幅に減少しました。

彼らは将来的には、指標から個人やグループの行動データや好みなどに基づいて最適な条件を提案するシステムを作成することを目指しています。この研究は生産性の向上にも寄与すると期待されており、大学と企業の連携を通じて複数の社会課題への解決策を見出そうとしています。

この研究は快適な労働環境の提供だけでなく、持続可能性も追求しており、ビルだけではなく周辺環境や地域まで対象を広げることを目指しています。

NEDO2026年度「未踏チャレンジ」に理工学術院江口准教授が採択

著者: contributor
2026年7月2日 09:05

🤖 AI Summary

早稲田大学の理工学術院江口美陽准教授が、2026年度NEDO先導研究プログラム「未踏チャレンジ」に採択されました。江口准教授は未来構造・機能材料分野において、「層状アルミノシリケート表面を反応場とした新規材料の開発」というテーマで研究を行います。このプロジェクトは早稲田大学と九州大学が協力して実施します。

NEDO先導研究プログラム「未踏チャレンジ」は、30年後の技術の実用化を目的としており、5つの分野(A: 次世代省エネエレクトロニクス, B: 環境改善志向次世代センシング, C: 导電材料・エネルギー変換材料, D: 未来構造・機能材料, E: CO2有効利用)から選ばれた革新的技術を探索します。

2026年度の未踏チャレンジに採択

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が募集した2026年度の「NEDO先導研究プログラム/未踏チャレンジ」に、理工学術院の江口美陽准教授を研究代表とする研究開発テーマが採択されました。113件の提案があり、審査を経て、4研究分野において1件ずつが選ばれたうちの1つとなります。

採択概要

  • 江口美陽(理工学術院 准教授)
    【研究分野】D 未来構造・機能材料
    【研究開発テーマ名】層状アルミノシリケート表面を反応場とした新規材料の開発
    【実施予定先】早稲田大学、九州大学

 

NEDO「先導研究プログラム/未踏チャレンジ」とは

NEDO先導研究プログラムは、脱炭素社会の実現に向けて、課題の解決に資する技術シーズを発掘し、先導研究を実施することで、産業技術に発展させていくことを目的とします。

未踏チャレンジでは、事業開始後30年先の技術の実用化・社会実装の実現を目指し、革新的な技術シーズを探索・創出を有する事業者に対して業務委託することで先導研究を実施します。対象とする研究領域は以下の5つで、中間評価を経て最大5年間実施されます。
・A領域:次世代省エネエレクトロニクス
・B領域:環境改善志向次世代センシング
・C領域:導電材料・エネルギー変換材料
・D領域:未来構造・機能材料
・E領域:CO2有効利用

 

母親コオロギが子に休眠を誘導する仕組みを解明

著者: contributor
2026年7月1日 09:48

🤖 AI Summary

本研究は、母性休眠誘導のメカニズムを解明することに焦点を当てたものです。以下、主なポイントと意義について詳細にまとめます。

### ポイント

1. **クロマチン構造の変化**: 休眠卵では産卵後24時間でクロマチン構造が変化し、神経の成長や細胞周期に関与する遺伝子のクロマチンアクセシビリティが低下することが明らかになりました。これは発育を停止する準備が、発育停止前にすでに始まっていることを示唆しています。

2. **非休眠卵と休眠卵の比較**: 非休眠卵では成長に関与する遺伝子が多く発現しており、一方で休眠卵ではアミノ酸や糖を代謝する遺伝子が高頻度に発現し、長期生存に向けた代謝調節が行われていることを明らかにしました。

3. **クロマチン状態の制御**: 母親が環境情報を子へ伝えることで休眠の有無を決める母性休眠誘導のメカニズムとして、クロマチン状態の制御が重要な役割を果たしていることが示唆されました。

### 意義

1. **生物の表現型可塑性**: 本研究は、同じ遺伝子を持つ個体でも環境によって発現する遺伝子や分子メカニズムが異なること(表現型可塑性)を解明し、新たな視点から生き物の適応性を探求するのに役立ちます。

2. **農業への適用**: 休眠は多くの害虫にとって重要な生存戦略であり、その制御メカニズムを理解することで新しい農薬や害虫対策が開発される可能性があります。また、本来休眠しない生物種に休眠能力を与えることで有用な系統の維持管理も容易になるかもしれません。

3. **進化生物学の視点**: この研究は生命体がどのようにして環境情報を受けて適応し、次世代へと遺伝子情報を伝達するかという基本的な問いに対する理解に貢献します。これは進化生物学だけでなく、分子生物学や遺伝学の分野でも重要な意義があります。

4. **科学技術の発展**: 研究チームが使用したゲノム解析法やクロマチン解析法などは、他の研究にも広く応用されうるため、科学技術の進歩にも貢献します。

### 今後の課題

- 母親から子へどのような因子(ホルモン等)が伝達されているのかを明らかにする。
- 卵のクロマチン状態の変化メカニズムを詳細に解析する。
- 休眠がどのように終了するかのメカニズムを解明する。

### 資金情報

本研究は、東京農業大学と共同で行われ、様々な科学基金からの支援を受けました。この多様な資金源により、幅広い視点から研究が進められたことが特徴です。

この研究成果は、母性休眠誘導という興味深い生物学現象に対する理解を深め、新しい発見や応用可能性を開くものとして高く評価されています。

母親コオロギが子に休眠を誘導する仕組みを解明
~休眠前後に起こる分子イベントの時系列変化を明らかに~

発表者

大阪公立大学大学院理学研究科 後藤 慎介教授、清水 悠太氏(研究当時:特任助教)、東京農工大学大学院工学研究院生命工学部門/早稲田大学総合研究機構 片岡 孝介准教授/主任研究員(研究院准教授)、早稲田大学大学院先進理工学研究科 三野 流斗氏(研究当時:一貫制博士課程)、東京農業大学生物資源ゲノム解析センター(現・北海道大学大学院獣医学研究院 獣医衛生学教室) 輿石 雄一博士研究員、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源研究センター 内藤 健上級研究員、お茶の水大学大学院人間文化創成科学研究科/早稲田大学大学院先進理工学研究科 由良 敬教授、早稲田大学総合研究機構・早稲田大学大学院先進理工学研究科 朝日 透教授

概要

生物は休眠※1に入ることで厳しい環境をやり過ごします。また、多くの動物で見られる「母性休眠誘導」は、母親が環境情報を子へ伝えることで、子の休眠の有無を決める現象です。世代を超えた環境適応は興味深いものの、母親がどのようにして休眠を誘導するのかについての詳細なメカニズムは未解明でした。
本研究グループは、母性休眠誘導を示すコオロギの一種であるマダラスズに着目し、休眠卵と非休眠卵で発現している遺伝子を網羅的に解析しました。
その結果、マダラスズが休眠に入る前から休眠に入った直後までに生じる分子イベントの時系列的な変化が明らかになりました。さらに、卵の休眠を誘導するメカニズムとして、クロマチン※2の状態の制御が重要な鍵であることを示しました。
本研究成果は、2026年6月30日に国際学術誌「Communications Biology」にオンライン掲載されます。

ポイント

① 休眠卵は、産卵後24時間でクロマチンの構造変化に関連する遺伝子の発現が上昇。
② 産卵後24時間の休眠卵では、神経の成長や細胞周期に関与する遺伝子のクロマチンアクセシビリティ※3が低下しており、発育を停止する準備が、発育停止前にすでに起こっていることを示唆。
③ 産卵後24時間の非休眠卵では、成長に関与する遺伝子が多く発現する一方で、休眠卵ではアミノ酸や糖を代謝する遺伝子が多く発現し、長期生存に向けた代謝調節が起こることを明らかに。

研究者コメント

母性休眠誘導という現象はさまざまな動物で知られていますが、どのような分子メカニズムによって制御されているかについてはいまだに謎が多いです。多くの研究者の方々の協力を得ながら、母性休眠誘導を制御する分子メカニズムに関する研究を論文にまとめ、発表できたことをうれしく思います。

研究の背景

温帯に生息する昆虫の多くは光周期※4を利用して季節の到来を予測します。そして、生存や繁殖に不利な季節(例えば冬)には休眠と呼ばれる生理状態となり、発育を停止または遅延させてやり過ごします。一部の種では、母親が光周期に応じて子世代に休眠を誘導するかどうかを決めます。これを母性休眠誘導と呼びます。休眠せずに発育が進む卵と休眠して発育が停止する卵は、遺伝的基盤が同じでありながら異なる表現型を示します。しかし、母親がどんな影響を子に与え、休眠を誘導するのか、その詳細な分子機構はよく分かっていません。

研究の内容

本研究で対象としたマダラスズは、日本に広く分布する小型のコオロギで、メス成虫は夏を模した長日条件下では休眠しない卵(非休眠卵)を、秋を模した短日条件下では休眠に入る卵(休眠卵)を産卵するという母性休眠誘導を示します。本種のゲノムが未解明だったため、まずゲノム解読を行いました。その後、産卵後12、24、40、56、72時間経過した非休眠卵と休眠卵のトランスクリプトーム解析※5を行い、卵で発現している遺伝子を比較しました。先行研究では、休眠卵は産卵後40~56時間で発育が停止することがわかっています。
解析の結果、休眠卵では、産卵後24時間でクロマチン構造の変化(クロマチンリモデリング)に関連する遺伝子の発現が上昇していることがわかりました。そこで、産卵後24時間の卵でATAC-seq※6によるオープンクロマチン領域を解析したところ、休眠卵では神経の成長や細胞周期に関与する遺伝子のクロマチンアクセシビリティが低下していることがわかりました。これは発育を停止する準備が、発育停止前にすでに起こっていることを意味します。また、非休眠卵では成長に関与する遺伝子が多く発現する一方で、休眠卵ではアミノ酸や糖を代謝する遺伝子が多く発現するようになり、長期生存に向けた準備をしていると考えられます(図)。
本成果は、マダラスズの休眠に入る前から休眠に入った直後までに起こる分子イベントの時系列変化を明らかにしたものです。さらに、母親が環境シグナルを伝達して子の休眠を誘導するメカニズムとして、クロマチン状態の制御が重要な鍵であることを示しています。

期待される効果・今後の展開

本研究はさまざまな生物に見られる、表現型可塑性※7を理解するためのモデルになることが期待されます。また、変温動物である昆虫にとって、「休眠」という生き残り戦略は非常に重要です。それは農作物に深刻な被害を与える多くの害虫と呼ばれる種においても同様であり、休眠を制御する遺伝子やしくみの理解は新たな農薬を作るヒントや新しい害虫対策に繋がる可能性があります。また、本来休眠する能力をもたない生物種(例えばフタホシコオロギなど)に休眠能力を付与することができれば、有用系統の維持管理が容易となり、人件費などのコスト削減が期待できます。
今後は、母親がどのような因子(ホルモンなど)を使って子に休眠を誘導するのか、またその因子によってどのように卵のクロマチン状態が変化するのか、休眠が終了する条件ではクロマチン状態はどのように変化していくのかなどを解明していく必要があります。また、マダラスズで得られた今回の知見が他の生物種でどの程度共通しているのかを調べていくことも重要な課題です。

資金情報

本研究は、東京農業大学 生物資源ゲノム解析拠点との共同研究(令和4年度採択課題)による成果です。また、ムーンショット型農林水産研究開発事業生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN, JPJ009237)、科学研究費助成事業(JP21K05614, JP21J23478, JP22KJ2609, JP26K02062)の支援を受けて実施しました。

用語解説

※1 休眠:生物が自身の成長や生殖を一時的に停止する現象。

※2 クロマチン:真核生物の細胞核にあるDNAとヒストンと呼ばれるタンパク質の複合体のこと。

※3 クロマチンアクセシビリティ:クロマチンの開放状態を示す指標。クロマチンが緩んでいる(オープンクロマチン領域。アクセシビリティが高い)と転写因子やRNAポリメラーゼなどがDNAに結合しやすくなり、遺伝子の発現が活発になる。逆に、クロマチンが凝集している(クローズドクロマチン領域。アクセシビリティが低い)と、遺伝子の発現が抑制される。

※4 光周期:1日のうちの明るい時間と暗い時間の長さの割合。

※5 トランスクリプトーム解析:細胞、組織などに蓄積するRNA全体をトランスクリプトームと呼び、それを網羅的に調べる解析手法。

※6 ATAC-seq:Assay for Transposase-Accessible Chromatin using sequencingの略。オープンクロマチン領域をゲノム全体にわたって網羅的に調べる解析手法。

※7 表現型可塑性:同じ遺伝子を持つ個体でも、環境の違いによって姿・形・行動・生理状態などの表現型が変化する性質のこと。

掲載誌情報

【発表雑誌】 Communications Biology
【論文名】 Temporal orchestration of transcriptional and epigenomic programming underlying maternal embryonic diapause in a cricket model
【著者】 Kosuke Kataoka, Yuta Shimizu, Ryuto Sanno, Yuichi Koshiishi, Ken Naito, Kei Yura, Toru Asahi, Shin G. Goto
【掲載URL】 https://doi.org/10.1038/s42003-026-10402-w

キャリアいろいろ 寄り道・脇道・一本道 ~あなたのルート(人生)は無限大

著者: contributor
2026年6月30日 13:03

働き方やキャリアの歩み方が多様化している現代社会。一方で将来を思い描くにあたって、どのようにキャリアを見通せば良いのか分からなかったり、既存のロールモデルから外れることに不安を感じたりして、足が止まってしまうこともあります。

そこで今回は、独自の道を切り開く4人の校友(卒業生)にインタビュー。アイドル活動を続けながら博士号を取得したアイドル兼ドクターの本髙克樹さん。編集者から専業主婦を経て、現在は医療系の会社を経営する伊藤綾さん。学生時代はお笑い養成所に通い、後に広告代理店に就職して退社、現在はTVドラマの脚本などを手掛けている脚本家のふじきみつ彦さん。大学卒業後はアナウンサーとして活躍し、その後東洋医学に惹かれてヨガや鍼灸(しんきゅう)師の道へ進んだ植村智子さん。

4人の先輩たちは、人生の岐路でどんな決断をして、自分だけの道を見つけていったのかお聞きしました。

1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解(2026/7/8)

著者: staff
2026年6月25日 11:23

🤖 AI Summary

タイトル:1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解

### 概要
2026年7月8日(水)15:40から17:20まで、早稲田大学120-5号館121室で、「1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解」についての講義が開催されます。主催は先進理工学部 生命医科学科です。

### 講師
山本雄介(国立がん研究センター 病態情報学ユニット ユニット長)

### 参加対象
学部生、大学院生、教職員、学外者、一般

### 参加方法
- 直接会場へお越しください:入場無料
- 配信希望者は、[email protected] までメールで申し込みが必要です。

### 問合せ先
早稲田大学 理工センター 総務課 TEL: 03-5286-3000

### 関連記事
- ヒトの老化と老年疾患(2026年8月7日)
- トランスレーショナル細胞外小胞研究の新展開(2026年7月8日)
- これからの住まいと建築(2026年7月21日)
- 【6/30開催】産学連携イベント「TRAMIコネクト」in 西早稲田キャンパス(2026年6月22日)

演題:1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解

日時:2026年7月8日(水) 15:40-17:20

会場:早稲田大学 120-5号館121室

講師:山本 雄介(国立がん研究センター 病態情報学ユニット ユニット長)

対象:学部生、大学院生、教職員、学外者、一般

参加方法:入場無料 直接会場へお越しください

配信希望者は [email protected]にメールで申し込み

主催:先進理工学部 生命医科学科

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

トランスレーショナル細胞外小胞研究の新展開(2026/7/8)

著者: staff
2026年6月25日 11:23

🤖 AI Summary

### トランスレーショナル細胞外小胞研究の新展開

#### 講演情報
- **日時:** 2026年7月8日(水) 14:00-15:40
- **会場:** 早稲田大学 120-5号館121室
- **講師:** 横井 暁(名古屋大学医学部附属病院 産科婦人科 講師)
- **対象:** 学部生、大学院生、教職員、学外者、一般
- **参加方法:** 入場無料で直接会場へお越しください。配信希望者は [email protected] にメールで申し込み

#### 主催と問い合わせ
- **主催:** 先進理工学部 生命医科学科
- **問合せ:** 早稲田大学 理工センター 総務課 TEL: 03-5286-3000

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- 「ヒトの老化と老年疾患」(2026年8月7日)
- 1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解 (2026年7月8日)
- これからの住まいと建築 (2026年7月21日)
- 【6/30開催】産学連携イベント「TRAMIコネクト」in 西早稲田キャンパス(2026年6月30日)

演題:トランスレーショナル細胞外小胞研究の新展開

日時:2026年7月8日(水) 14:00-15:40

会場:早稲田大学 120-5号館121室

講師:横井 暁(名古屋大学医学部附属病院 産科婦人科 講師)

対象:学部生、大学院生、教職員、学外者、一般

参加方法:入場無料 直接会場へお越しください

配信希望者は [email protected]にメールで申し込み

主催:先進理工学部 生命医科学科

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

「これからの住まいと建築」(2026/7/21)

著者: staff
2026年6月22日 09:43

🤖 AI Summary

以下は記事の要約です:

タイトル:「これからの住まいと建築」(2026年7月21日)

主な内容:
- 日時:2026年7月21日(火) 13:10-14:50
- 会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 56号館104教室
- 講師:堀部安嗣(放送大学教授・1級建築士)
- 対象:学部生、大学院生、教職員、一般
- 参加方法:入場無料

詳細:
この講演会は「これからの住まいと建築」についての議論を行うもので、早稲田大学創造理工学部建築学科が主催しています。参加希望者は直接会場にご来場ください。

関連記事:
- 「ヒトの老化と老年疾患」(2026年8月7日)
- 1細胞・空間情報に基づく多細胞システムとしてのがん病態の理解(2026年7月8日)
- 関連イベント「TRAMIコネクト」の開催に関するお知らせ(2026年6月30日)

演題:「これからの住まいと建築」

日時:2026年7月21日(火) 13:10-14:50

会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 56号館104教室

講師:堀部 安嗣 (放送大学教授・1級建築士)

対象:学部生、大学院生、教職員、一般

参加方法:入場無料、直接会場へお越しください。

主催:創造理工学部 建築学科

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

【6/30開催】産学連携イベント「TRAMIコネクト」in 西早稲田キャンパス 開催のお知らせ

著者: contributor
2026年6月22日 09:33

🤖 AI Summary

2026年6月30日に早稲田大学西早稲田キャンパスで「TRAMIコネクト」イベントが開催されます。このイベントは、「産が企て、学が挑む」というコンセプトのもと、超高回転・小型電動パワートレインに関する研究と技術をテーマに、大学と産業界の交流を促進することを目指しています。

主な内容は:
- 第一部:11:00~12:00 講演会(オンライン+ハイブリッド開催)
- TRAMIの研究方針や取り組み
- 高回転ユニットに関する課題紹介
- 第二部:11:00~16:00 研究展示と企業交流イベント

参加者には:
- TRAMIの研究内容を実物で見学できる機会
- 自動車メーカー各社との技術交流
- 就職相談や人事面接などの機会

理工系学生、特に大学院生にとって有益な機会となります。参加は無料で、事前登録が必要です。

イベント情報:
- 日時:2026年6月30日(火)11:00~16:00
- 会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館1F/情報ギャラリー、2F/03、04、05会議室
- リンク:https://us06web.zoom.us/meeting/register/1gPoLTR9R_Ob0KsuxjtnyQ

自動車用動力伝達技術研究組合(TRAMI)では、2026年6月30日(火)に早稲田大学 西早稲田キャンパスにて、産学連携イベント「TRAMIコネクト」を開催いたします。

本イベントは、「産が企て、学が挑む」をコンセプトに、超高回転・小型電動パワートレインに関する最先端の研究・技術をテーマとして、大学とTRAMIの接点を創出することを目的としています。

当日は、講演に加え、研究展示および企業との交流の場を設けており、研究と社会実装のつながりを具体的に体感いただける内容となっています。

◆イベントポスター

イベントの特徴

トランスミッションの分解実物展示と、メーカー技術者による解説

TRAMIに参画する大学による研究紹介(約10テーマ)

自動車メーカー各社による人事交流ブース

複数企業の技術・取り組みを一度に把握できる機会

 

理工系学生、特に大学院生にとって、研究と産業との関係を理解し、将来の進路を考える上で有益な機会となります。

概要

主  催:TRAMI(自動車用動力伝達技術研究組合)

共  催:早稲田大学 理工学術院

支  援:AICE(自動車用内燃機関技術研究組合)

日  時:2026年6月30日(火)11:00~16:00

第一部:11:00~12:00【オンライン、会場ハイブリット開催】

第二部:11:00~16:00【会場】

会  場:早稲田大学 西早稲田キャンパス63号館 1F/情報ギャラリー、2F/03、04、05会議室

東京都新宿区大久保3-4-1,地下鉄・副都心線「西早稲田駅」直結)

オンライン:Zoom Webinar(登録後に配布)

費用・資格:無料・参加自由(事前登録制)

※参加資格は特にありません。幅広い分野からのご参加をお待ちしています。

参加登録:参加登録はこちらから https://us06web.zoom.us/meeting/register/1gPoLTR9R_Ob0KsuxjtnyQ

 

イベント内容

第1部 講演会 【11:00~12:00】(会場+オンライン/ハイブリッド開催)

講演1:TRAMIの超高回転・小型電動パワートレイン技術研究と、その研究方針

講演2:超高回転ユニットにおける取り組み課題の紹介

第2部 展示・交流イベント 【11:00~16:00】(会場開催のみ)

・TRAMI研究内容をポスター及び部品を使って紹介します

・自動車OEM各社・サプライヤによる最新ユニット展示と現役エンジニアとの技術交流

・TRAMI組合企業による人事イベントを開催

学生の皆様のキャリア形成に役立つ情報を人事担当者ならびに技術者が説明

自動車関連会社担当との人事交流(自動車業界説明・就職相談など)

2026年9月入学基幹・創造・先進理工学研究科 各種入試 合格者発表の件

著者: staff
2026年6月19日 09:20

🤖 AI Summary

### 2026年9月入学基幹・創造・先進理工学研究科 各種入試合格者発表に関するお知らせ

**概要**: 渡辺大蔵大学の基幹・創造・先進理工学研究科の2026年9月入学分の各種入試結果が発表されました。

**主要な情報**:
1. **合格者の通知方法**: 合格者は、メールおよびオンラインシステムを通じて個別に通知されています。
2. **発表日**: 本件は、2026年6月30日に公式サイトで発表されました。
3. **詳細な情報確認**: 詳細な合格者一覧や入試結果の詳細については、大学公式ウェブサイトをご覧ください。

**注意事項**:
- 未通知の場合は、必ず再度確認してください。
- 返信が必要な場合があります。指示に従って手続きを行ってください。

詳細は大学の公式発表を参照してください。

ハーバー・ボッシュ法を超えるアンモニア合成法への挑戦 (2026/8/24)

著者: staff
2026年6月18日 16:30

🤖 AI Summary

2026年8月24日に早稲田大学西早稲田キャンパスで行われる講演会「ハーバー・ボッシュ法を超えるアンモニア合成法への挑戦」の情報をまとめました。主催は先進理工学研究科化学・生命化学専攻です。以下の要点を含んでいます:

- 日時:2026年8月24日(月)17:00~18:40
- 会場:早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2階第4・5会議室
- 講師:東京大学工学系研究科応用化学専攻教授、西林仁昭氏
- 受講者:学部生、大学院生、教職員、一般
- 入場料:無料(直接会場へ)

この講演会は、従来のハーバー・ボッシュ法を超越する新たなアンモニア合成技術について議論される予定です。

演題:ハーバー・ボッシュ法を超えるアンモニア合成法への挑戦

日時:2026年8月24日(月) 17:00-18:40

会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 2階 第4ならびに第5会議室

講師:西林 仁昭(東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻 教授)

対象:学部生、大学院生、教職員、一般

参加方法:入場無料、直接会場へお越しください。

主催:先進理工学研究科  化学・生命化学専攻

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

粘菌コンピュータの新しい数理モデルを発見

著者: contributor
2026年6月16日 14:12

🤖 AI Summary

この研究は、粘菌(単細胞生物)を模倣して組合せ最適化問題を解く「粘菌コンピュータ」に関する重要な進歩を示しています。以下に主なポイントをまとめます:

1. **新たな数理モデルの提案**:
- 研究者は従来の粘菌コンピュータのモデルから、組合せ最適化問題解決のために必要な計算原理を抽出し、新しい数理モデルを作成しました。
- これは物理デバイスによる実装が可能であるよう改善されています。

2. **性能向上**:
- 新しいモデルは従来のモデルと比較して、巡回セールスマン問題に対する解探索速度を4倍に向上させました。
- 大規模な問題(都市数が約2倍)にも適用可能な実証結果を得ています。

3. **粘菌と人工知能の共通性**:
- 研究者は粘菌の情報処理プロセスが、人工知能で使用されるニューラルネットワークと共通する構造を持つことを明らかにしました。

4. **スピントロニクス素子による実装指針**:
- スピントロニクス素子を用いた粘菌コンピュータの実装指針が提案され、低消費電力で組合せ最適化問題を解く新原理に基づくコンピュータの開発に道筋が示されました。

5. **既存モデルの改善**:
- 研究者は従来の数理モデルの3つの課題(体積不変則、一様乱数による揺らぎ、複数のシグモイド関数の使用)を解決するために努力し、それぞれについて性能評価を行いました。

6. **物理現象に基づく自然な再現**:
- 研究は物理現象によって自然に再現できる方法を最優先とし、これが粘菌コンピュータの実装に適していることを示しています。

この研究は、新しい計算原理の開発に成功し、低消費電力で高度な組合せ最適化問題を解決する新しいコンピュータ技術の可能性を開拓しました。これにより、エネルギー効率が優れた情報処理システムの開発に一歩近づいたと言えます。

この研究の成果は、「Physical Review Research」に2026年6月9日に掲載されました。

粘菌コンピュータの新しい数理モデルを発見
~粘菌を模倣した省エネルギー情報処理技術の実装に大きな前進~

発表のポイント

  • 脳や中核器官を持たない単細胞生物である「粘菌」の情報処理を模倣して組合せ最適化問題を解く「粘菌コンピュータ」の実現に向けて、新たな数理モデルを提案しました。
  • 粘菌コンピュータの開発において障壁となっていた制約を解消し、巡回セールスマン問題において、従来モデルの4倍程度の解探索速度を実現し、2倍近い都市数の大規模問題へ適用可能なことを実証することで、粘菌コンピュータ実現の可能性を大きく向上させました。
  • 粘菌の情報処理が人工知能(AI)で用いられるニューラルネットワークと共通する計算構造を持つことを示しました。
  • スピントロニクス素子を用いた粘菌コンピュータの実装指針を提案し、低消費電力で組合せ最適化問題を解くことができる、新原理に基づくコンピュータの実現に道筋を示しました。

粘菌は脳や中核器官を持たない単細胞生物ながら、体全体で情報を処理し、迷路探索や組合せ最適化問題を解いたりするなど、優れた知性を示すことが知られています。近年、次世代の低消費電力の情報処理技術を実現するために、その情報処理アルゴリズムを模倣した「粘菌コンピュータ」が注目されています。しかし、その動作原理を記述する数理モデルは複雑であり、物理デバイスによる実装を難しくする制約条件や条件分岐を含んでいるため、汎用的な組合せ最適化問題に適用できる粘菌コンピュータの実現は困難でした。
早稲田大学理工学術院 宮島悠輔(みやじまゆうすけ)助教と同大理工学術院 望月維人(もちづきまさひと)教授は、物理実装を難しくしているその制約条件を解消し、粘菌コンピュータの新たな数理モデルを提案しました。数値シミュレーションによる性能評価では従来モデルを上回る性能を示すとともに、これまで困難だった要素数の多い大規模な組合せ最適化問題にも適用可能であることを実証しました。さらに、粘菌の情報処理プロセスの背後に、人工知能(AI)で用いられるニューラルネットワークと共通する構造が隠れていることを明らかにし、構築した数理モデルをスピントロニクス素子で実装する指針を提案することで、粘菌コンピュータの実現への道筋を具体化しました。
本成果は、「Physical Review Research」に、2026年6月9日に掲載されました。

これまでの研究で分かっていたこと

粘菌※1は生存戦略に基づいて、外部環境に適応するように自らの体を変形させます。例えば、餌を獲得するために体を伸ばしたり、嫌いな光を避けるために体を縮めたりします。これまでの実験研究で、この粘菌の適応ダイナミクスを利用すると迷路を解いたり、都市間鉄道網を設計したりできることが示され、粘菌は単細胞生物ながら高度な情報処理ができることが知られていました。
しかし、粘菌の情報処理は、従来のコンピュータとはまったく異なる方法で行われます。具体的には、粘菌にはコンピュータにおけるCPU(中央処理装置)に対応する情報処理の司令塔のような役割を果たす器官がありません。その代わりに、体の各部分が一つの体として互いにつながりながら、自律的・分散的に餌の獲得や嫌いな光刺激の回避を試みることで、この知的な振る舞いを可能にしています(図1)。

図1. 粘菌を用いて組合せ最適化問題を解く実験の概念図。実験系は粘菌を用いたデバイスと光照射システムから構成される。デバイスは中央の円型ハブ部分と二値変数を表現する溝からなる。光照射システムはコンピュータ、プロジェクター、ビデオカメラから構成されている。ビデオカメラでそれぞれの溝における粘菌の体の伸び具合を測定し、その結果に基づきコンピュータで計算を行い、溝にプロジェクターで光を照射するか・しないかを決める。粘菌は、光が照射されていない溝では餌を獲得するために脚を伸ばし、光が照射されている溝では光を避けるために脚を縮める。この伸縮のダイナミクスを利用して組合せ最適化問題を解くことができる。

一方、ヒト・モノ・情報の流れが加速度的に増大している現代社会において、物流・交通、通信ネットワーク、創薬・材料探索など様々な局面で、高度な組合せ最適化問題※2を解く必要があります。しかし、従来のコンピュータで組合せ最適化問題を解くと、要素数が増えた場合には組合せ爆発が起こり、計算時間が爆発的に増加するため、解決が困難になることが知られています。また、現在のコンピュータは、計算量の増大にともない、電力消費量が増加するという問題に直面すると考えられており、現行のノイマン型※3とは異なる新しい方式に基づく電力消費量を抑えたコンピュータの開発が求められています。
このようなニーズのもと、粘菌の効率的な情報処理を計算技術として活用するアイデアが注目されています。しかし、粘菌自体の変形速度は100秒で1ミリメートル程度と非常に遅く、生存には餌が必要であることから、そのままコンピュータとして利用することは困難です。そこで近年、粘菌の情報処理アルゴリズムをデバイスによって模倣した「粘菌コンピュータ」を開発することに関心が集まっています。これまで「粘菌コンピュータ」の開発に係る初期段階として、その動作原理を数理モデル化する研究が精力的に行われてきました。
しかし依然として、巡回セールスマン問題※4といった汎用的な組合せ最適化問題を解ける「粘菌コンピュータ」は実現していません。これは、従来の数理モデルに問題があるためです。具体的には、従来の数理モデルには、粘菌が体全体の体積を一定に保ちながら変形することが制約条件として課せられていました。しかし、この条件は、実装に用いることができる物性材料や物理現象を強く制限してしまいます。また従来の数理モデルには、条件分岐など物理現象では表現が難しい情報処理が多く含まれており、粘菌コンピュータの実現には、このモデルを見直す必要がありました。

新たに実現しようとしたこと、明らかになったこと

そこで研究グループは、これまでの研究で提案されていた粘菌コンピュータのモデルから、組合せ最適化を解決するために必要な本質的な計算原理を抽出し、デバイス実装に適した数理モデルへと改良しました。そして、数値シミュレーションによる性能評価を行うとともに、最終的には、スピントロニクス素子※5を用いた実装例を示すことで、粘菌コンピュータの実現に向けた具体的な道筋を示しました。
まず、従来型の数理モデルの改良において粘菌コンピュータへの物理実装を困難にしている次の3つの短所に着目しました。
① 粘菌の変形において体全体の体積は不変であるという制約条件が課せられていること。
② 粘菌のダイナミクスに不確実性を与える揺らぎが一様乱数で与えられていること。
③ その実装に複数の素子を必要とするシグモイド関数※6が多く含まれていること。
これらの条件は、先行研究において、粘菌を用いた実験結果を数理モデルで再現するために導入されたものでした。しかし研究グループは、
1.これらの条件が組合せ最適化を実現する上で本当に必要なのか
2.より物理デバイスで実装しやすい数式に変更できないか
という問題意識のもと研究を進めました。
これら3つの課題の解決にあたり、物理現象によって自然に再現できることを最優先にした複数の変更案を検討し、それぞれについて変更前後の性能を比較しました。その結果、課題①の「体積不変則に対応する制約条件」については組合せ最適化の性能にとって必要不可欠ではなく、むしろそれを取り除いた方が高い性能を示すことがわかりました。また、課題②の一様乱数の適用については、その代わりに自然界で広く見られるガウス分布※7に従う乱数を用いることで解探索時間が短縮されることを明らかにしました。さらに、課題③のシグモイド関数に関しては、その一部はより単純な階段関数※8へ置き換え可能であることも示しました。また、各変更が性能に与える影響を比較し、性能向上に寄与するものを採用するとともに、その上で、性能を損なわない範囲で情報処理を単純化する変更も取り入れた、新たな改良モデルを構築しました。
その結果、従来は複数に分かれていた数理モデルの数式を単一の式へ統合することに成功し、これにより新たに提案した数理モデル(以下、「提案モデル」という)は、物理現象においても実現しやすく、かつ単純な情報処理構造を持つという、粘菌コンピュータの実装に適した特徴を備えることができました。
解探索ステップ数や解の質を指標として性能評価を行った結果、提案モデルは、従来モデルを上回る性能を示すことが分かりました。具体的には、巡回セールスマン問題の解探索時間が4分の1程度に短縮され、従来モデルでは100都市程度がシミュレーション計算の上限であったのに対し、提案モデルでは180都市まで扱えることを確認しました。さらに、新たなパラメータを導入したことで、解探索速度や解の質を柔軟に制御できることも示し、モデルの拡張性を明らかにしました。
また、以上のような応用面に加え、本研究は粘菌の示す知性の仕組みを理解する上でも興味深い成果をもたらしました。提案モデルは、シグモイド関数による活性化と重み付けから構成される再帰的な構造を持ち、リカレントニューラルネットワーク※9と等価な情報処理を実現していることを示しました。この結果は、粘菌の情報処理とニューラルネットワーク※10との間に共通する計算原理が存在する可能性を示唆しています。
最後に、提案モデルに基づき、組合せ最適化問題を解く粘菌コンピュータを、どのようにデバイスで実装できるかについて考察しました。特に、熱や放射線などに対して安定で、小さなエネルギー消費で操作・制御できる磁性体を活用することを検討し、スピントロニクス素子を用いた組合せ最適化マシンの実装案を提案しました。この物理実装は、粘菌の体積一定則に対応する条件を必要とせず、ガウス分布に従う熱揺らぎを利用するという提案モデルの特徴を直接反映しています。この実装案では、図2(右)に示すように二値変数に対応する粘菌の体の各部分を1つのスピントロニクス素子(上向き磁化の部分と下向き磁化の部分を併せもつ1つの磁気細線)で表現しています。各溝における粘菌の体の伸び具合は、上向き磁化の部分と下向き磁化の部分のちょうど境目である磁壁とよばれる磁気構造の位置で表されます。粘菌が餌を獲得するために体を伸ばす振る舞いは、デバイス全体に磁場を印加する(磁石を置く)ことで磁壁が右側に移動する現象により表現されます。一方、光照射によって粘菌が体を縮める振る舞いは、右側から電流を流して磁壁を左側に押し戻す操作で表現します。粘菌の揺らぎ動作(餌があるのに体を伸ばさない、あるいは光照射されていても体を伸ばすといった気まぐれな動作)は、熱揺らぎや素子の中に意図せず含まれる不純物などによって再現されます。この素子は互いに物理的に繋がっていませんが、体積一定則の制約を取り除いたことで、このような単純な構造が可能になります。本研究は、このような粘菌コンピュータの物理実装の可能性が明らかにし、その実現と社会実装の可能性を大きく向上させました。

図2. 粘菌を用いた実験から、粘菌が組合せ最適化問題を解く際の本質的な計算原理を抽出した数理モデルを構築し、デバイス実装することで粘菌コンピュータの実現を目指す本研究の概念図。可能なデバイス実装の一例として、強磁性体を用いたスピントロニクス素子による実装案を提案した。

研究の波及効果や社会的影響

粘菌コンピュータを実装する上で障壁となっていた数理モデルの課題を解消したため、より多様な材料や現象を実装に利用できるようになりました。これにより、粘菌が持つ高効率な情報処理と適切なデバイスの選択による相乗効果で、従来のコンピュータとは異なる原理で動作する、低消費電力で優れた計算効率を持つ粘菌コンピュータの開発が加速すると考えられます。
これはAIや大規模な組合せ最適化により、現在のコンピュータが将来的に直面するであろう、電力消費量という課題の解決に貢献することが期待されます。また、粘菌の変形において全体の体積が一定であるという条件は最適化問題を解く際に必ずしも必要ではないことや、その情報処理がリカレントニューラルネットワークと等価な構造を持つことを示した点は、粘菌の知性の仕組みを理解する上で新たな視点を提供するものと期待されます。

課題、今後の展望

本研究では粘菌コンピュータの実現可能性の向上を目指して数理モデルを構築しました。巡回セールスマン問題に対して、優れた性能を示すことができましたが、我々のモデルを基礎とする粘菌コンピュータを、実応用レベルまで発展させるためには、より詳細かつ徹底的な性能評価が必要です。
今後は、さまざまな組合せ最適化問題への適用や、提案モデルに含まれる多数のパラメータに対する性能評価を進めることで、モデルの汎用性を明らかにするとともに、その性能を最大限に引き出す設計指針の確立を目指します。また基礎的な観点からは、単細胞生物である粘菌の情報処理をあえてリカレントニューラルネットワークとして捉え直すことにより、そこで創発する「知性」の起源を調べることも興味深い課題だと考えています。

研究者のコメント

本研究では、粘菌コンピュータの動作原理となる数理モデルの構築から、スピントロニクス素子を用いた物理実装の提案までを一貫して行いました。新しいコンピューティング技術を発展させるためには、数理モデルだけでなく、材料・デバイス・応用までを含めた分野横断的な研究が不可欠です。
本研究が数理とハードウェアの架け橋となり、異分野連携を通じて次世代の低消費電力コンピュータである「粘菌コンピュータ」の実現が加速するきっかけになることを期待しています。

キーワード

粘菌コンピュータ、自然計算、ニューラルネットワーク、スピントロニクス、組合せ最適化

用語解説

※1 粘菌
アメーバ様の単細胞生物。実験ではモジホコリと呼ばれる変形菌がよく用いられる。外部環境に応じて、体内を満たす原形質と呼ばれる流体が流動することで、体を伸縮させながら移動する。

※2 組合せ最適化問題
多数の候補の中から最も良い組合せを見つける問題。配送経路の最適化や工場の生産計画、通信ネットワークの設計など幅広い分野で現れる。数学的には、0または1の値をとる変数の組合せに対して定義された関数を最小化または最大化する問題と定義される。最適化の対象となる関数はコスト関数と呼ばれる。

※3 ノイマン型
コンピュータの動作方式の一つで、現在使われているコンピュータのほとんどはこの方式に基づいている。演算を行うCPU(中央処理装置)と、データや命令を保存するメモリが分離されており、両者の間でデータをやり取りしながら情報処理を進める。この構造ではCPUとメモリ間の通信が性能や消費電力の制約となることがある。

※4 巡回セールスマン問題
組合せ最適化問題の一種。都市とそれらの間の距離が与えられたとき、ある都市から出発してすべての都市を1回ずつ訪問し、出発地点へ戻る巡回経路のうち、総移動距離が最も短い経路を求める問題である。このときコスト関数は巡回経路の総移動距離となる。ただし、一般に厳密な最適解を求めるのは困難なため、応用の場面では最適値に近い近似解を求めることが一般的である。

※5 スピントロニクス
電子は、電気的な性質を担う電荷と、磁気的な性質を担うスピンと呼ばれる2つの自由度をもつ。従来のエレクトロニクスが主に電荷を利用して情報処理を行うのに対し、スピントロニクスはスピンも利用して情報の記録や演算を行う技術である。省電力かつ安定な情報処理を実現できる技術として注目されている。

※6 シグモイド関数
引数に応じて0から1の間の値を滑らかに出力する単調増加な非線形関数。閾値と傾きを表すパラメータを持ち、入力が閾値付近にあるときに出力値が大きく変化する。ニューラルネットワークなどで広く利用されている。

※7 ガウス分布
平均値でピークをとり、その周りで左右対称に減衰する釣鐘形の確率分布。正規分布とも呼ばれる。熱揺らぎをはじめ、自然界で最もありふれた確率分布。

※8 階段関数
ある閾値より小さな引数に対して0、それより大きな引数に対して1を出力関数。シグモイド関数の閾値付近の傾きが無限大となる極限に対応する。

※9 リカレントニューラルネットワーク
ニューラルネットワークの一種。特に出力の一部が再び入力としてフィードバックされる再帰的な(リカレントな)構造を持ち、過去の状態を記憶しながら情報処理を行うことができる。音声や動画などの時系列データや言語処理などでよく用いられる。

※10 ニューラルネットワーク
生物の神経回路網に着想を得た数理モデル。多数の人工的なニューロン(神経細胞の数理モデル)が互いに信号をやり取りすることで複雑な情報処理を実現する。画像認識や生成AIなど、現代のAI技術の基盤となっている。

論文情報

雑誌名:Physical Review Research
論文名:Mathematical model of the amoeba-inspired combinatorial optimization machine for physical implementation and its equivalence to recurrent neural networks
執筆者名(所属機関名):
宮島悠輔* (早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科・助教)
望月維人 (早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 応用物理学科 教授)
掲載日:2026年6月9日
掲載URL:https://journals.aps.org/prx/abstract/10.1103/zgvb-cfpg
DOI:https://doi.org/10.1103/zgvb-cfpg
*:責任著者

研究助成

研究費名:日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
研究課題名:スキルミオンが持つ新しい物質機能・物性現象の開拓とスキルミオニクスの創出
(課題番号:JP25H00611)
研究代表者名(所属機関名):望月維人(早稲田大学)

研究費名:日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A)
研究課題名:キメラ準粒子の理論(課題番号:JP24H02231)
研究代表者名(所属機関名):村上修一(東京大学)

研究費名:科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 CREST
研究課題名:Beyond Skyrmionを目指す新しいトポロジカル磁性科学の創出(課題番号:JPMJCR20T1)
研究代表者名(所属機関名):于秀珍(理化学研究所)

初期宇宙の銀河から中性酸素の輝線を初検出

著者: contributor
2026年6月16日 11:53

🤖 AI Summary

この記事は、科学者が初期宇宙の銀河から「星の材料」である中性ガスを直接観測した新しい成果について報告しています。以下にその要点をまとめます:

### 主な内容:
- **研究目的**:初期宇宙の銀河でどのように星が生まれ育つか理解するために、「星の材料」として重要な中性ガスの存在を確認すること。
- **研究方法**:アルマ望遠鏡を使用して、7億年間隔(宇宙時間)から約8億年前までの4つの星形成銀河を観測した。

### 主な結果:
1. **中性ガスの直接観測**:
- 「[O I] 145μm」輝線という特定波長の光を検出。
- この輝線は初期宇宙の星形成銀河で初めて確認されたものであり、中性ガスの存在を確実に示している。

2. **銀河の特徴**:
- 複数の輝線観測から、これらの銀河は高密度の中性ガスを含んでいることが分かった。
- 現在のスターバースト銀河と同程度の中性ガスの濃度を持つことが確認された。

3. **[C II] 158μm の研究**:
- [C II] 158μm も観測し、その起源を確認した。
- 前回までの不確定さが解消され、「主に中性ガスから放射されている」と分かった。

### 将来的な展望:
- 追加の銀河観測を行い、初期宇宙での星形成全体像を明らかにする。
- JWSTなどの他の望遠鏡と組み合わせて、より詳細な分析を行っていく。

### 用語解説:
- **中性ガス**:電子が原子核に結びついたままの冷たいガス。星の材料となる重要な要素。
- **アルマ望遠鏡 (ALMA)**:南米チリのアタカマ砂漠で設置された、世界最大の電波望遠鏡。

### 感想:
この研究は初期宇宙の星形成に関する理解を深める上で大きな進歩です。中性ガスの存在と濃度についての直接的な観測が可能になったことで、未来の研究ではより精密なモデルや理論を作成しやすくなることが期待されます。

### 研究背景:
星は銀河の中で水素原子や分子などが冷えて集まって生まれるため、初期宇宙での銀河形成過程を理解するには中性ガスの研究が重要です。しかし、これまでの望遠鏡では電離ガスや星そのものは見ることができても、冷たい中性ガスは直接観測することが困難でした。

この成果により、科学者たちはより詳細な初期宇宙での星形成プロセスを解明するための新しい視点を得ることになりました。

初期宇宙の銀河から中性酸素の輝線を初検出
―アルマ望遠鏡で拓く「星の材料」観測―

千葉大学先進科学センターの札本佳伸特任助教、大栗真宗教授、早稲田大学井上昭雄教授、筑波大学の橋本拓也助教、広島大学の稲見華恵准教授らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡注1)を用いて、宇宙誕生から約7億〜8億年後の銀河4天体から、中性酸素が放つ輝線である「[O I] 145㎛(マイクロメートル)」注2)の検出に成功しました。これは、典型的な星形成銀河の冷たい中性ガス注3)からの直接的な信号としては、これまでで最も遠方の検出例となります。中性ガスは星の直接の材料でありながら、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)注4)など可視・近赤外線の望遠鏡では捉えにくいため、アルマ望遠鏡ならではの観測です。今回の研究成果は、初期宇宙の銀河で星がどのように生まれ育ったかを解明するうえで、新たな観測の窓を開くものです。本研究成果は、2026年6月15日(米国東部時間)に学術誌Astrophysical Journalで公開されました。(論文はこちら:10.3847/1538-4357/ae5bad )

図:ビッグバンから約7億年後の宇宙に存在する銀河A1689-zD1(背景)、とアルマ望遠鏡による観測から検出された中性酸素からの輝線(等高線およびスペクトル)

研究の背景

星は、銀河の中で水素原子・分子などからなる「中性ガス」が冷えて集まることで生まれるため、初期宇宙において銀河がどのように作られるのかを理解するには、星の直接の材料である中性ガスの性質を調べることが不可欠です。しかし、近年成果をあげているJWSTなどの可視・近赤外線望遠鏡では、電離ガス注5)や星そのものは見えても、冷たい中性ガスを直接捉えることはできません。観測にはアルマ望遠鏡のような電波望遠鏡が必要ですが、初期宇宙の銀河に対して直接観測を行った例は極めて稀でした。

研究成果のポイント

・初期宇宙の銀河から「星の材料」の直接観測に成功:アルマ望遠鏡を用いて、宇宙誕生から約7億〜8億年後の星形成銀河4天体(REBELS-38、A1689-zD1、REBELS-25、REBELS-18)から、星の直接の材料となる中性ガスの存在を示す輝線「[O I] 145μm」を検出しました。同輝線は初期宇宙の星形成銀河では観測例がなく、典型的な星形成銀河としては最遠方での検出例です。

・初期宇宙の銀河は「星の材料が豊富に詰まった」星形成の現場だった:複数の輝線観測を組み合わせた解析により、これらの銀河は現在のスターバースト銀河並みに高密度の中性ガスを持つことが分かりました。さらに、JWSTによる酸素組成比の測定結果と組み合わせることで、中性ガス質量の直接推定にも成功しました。

・広く使われてきた輝線「[C II] 158μm注6)」の「正体」を確認:本研究では、電離ガス由来の[N II] 205μm注7)輝線も観測し、複数の遠赤外線輝線を比較解析しました。これまで広く観測されてきた別の輝線([C II] 158㎛) は、中性ガスと電離ガスの両方から放射されうるため、その主な起源には曖昧さが残っていました。今回の観測との比較から、主に中性ガスから放射されていることを初めて直接検証することに成功しました。これにより、蓄積されてきた[C II]観測データを中性ガスの研究に活かす道を開きました。

今後の展望

先進科学センター
特任助教 札本佳伸

今回の観測により、初期宇宙の銀河からも中性酸素の輝線が有効に観測できることがはじめて分かりました。また「星の材料」の研究に活かせることを確認できたことにより、宇宙の研究へ新たな扉を開くことができました。今後、より多くの銀河を対象に観測を行い、宇宙が始まった直後の銀河における星形成の全体像を明らかにしたいと考えています。また、JWSTなど他の望遠鏡と組み合わせることで、銀河を多角的に捉え、宇宙が始まって今に至るまでどのようにして銀河が生まれ育ってきたのかを解明できると期待しています。

用語解説

注1) アルマ望遠鏡(ALMA):南米チリのアタカマ砂漠、標高約5,000メートルに設置された、日本・欧州・北米等の国際協力による世界最大の電波望遠鏡。

注2) [O I] 145㎛:原子や分子が特定の波長で放つ光を「輝線」と呼び、その波長から原子・分子の種類や状態がわかる。[O I] 145は中性の酸素原子が放つ遠赤外線の輝線を指す。

注3) 中性ガス:電子が原子核に結びついたままの冷たいガスで、星の直接の材料となる。

注4) ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST): NASAを中心に欧州・カナダの宇宙機関が共同で開発した宇宙望遠鏡。2021年に打ち上げられ、近赤外線から中間赤外線の観測により、初期宇宙の銀河の星や電離ガスの性質を高精度で明らかにすることができる。

注5)電離ガス:若い高温の星が放つ強い紫外線によって電子がはぎ取られた高温のガスを指す。

注6) [C II] 158㎛:[C II] 158は電離した炭素が放つ遠赤外線の輝線を指す。

注7) [N II] 205μm:電離した窒素が放つ遠赤外線の輝線を指す。

論文情報

タイトル:ALMA Observations of [OⅠ]145µm and [NⅡ]205µm Emission lines from Star-Forming Galaxies at z ∼ 7

著者:札本佳伸, 井上昭雄, Rychard Bouwens, 稲見華恵, Renske Smit, Dan Stark, Manuel Aravena, Andrea Pallottini, 橋本拓也, 大栗真宗, 他15名

雑誌名:Astrophysical Journal

DOI:10.3847/1538-4357/ae5bad

研究プロジェクトについて

本研究は、科学研究費助成事業(JP22K21349, JP23K13149)の支援によって実施されました。

A Quick Visit to the Institute of Research in Opera and Music Theatre

著者: contributor
2026年6月15日 16:41

🤖 AI Summary

Based on the provided text, here are some key points about the Institute of Research in Opera and Music Theatre at Waseda University:

1. **Institutional Background:**
- Established as part of an initiative by Waseda University’s Tsubouchi Memorial Theatre Museum and Theatre Research Center.
- Selected for the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology's "21st Century COE Program."
- Continued under the "Global COE Program" until evolving into its current form as one of the Project Research Institutes in 2011.

2. **Research Focus:**
- Combines academic research with practical stage practice.
- Priority themes include:
- Opera and Dance
- Opera and Literature
- Opera and Media
- New theme added for the 2026 academic year: "The Future of Opera Theatres."

3. **Research Themes:**
- **Baroque Opera Norms:** Studied through a symposium in 2025 commemorating Alessandro Scarlatti's death.
- **Historical Dance and Opera:** Researching the relationship between ballet, dance, and opera, particularly in Japanese context during the Taisho era.

4. **Interdisciplinary Approach:**
- Engages with various academic fields such as literature, theatre studies, musicology, dance studies, fine arts, film studies, and media studies.
- Collaboration among 40 visiting researchers from 30 institutions outside Waseda University.

5. **Public Engagement:**
- Emphasis on connecting the research community to broader audiences.
- Engaging with performers through practical staging of operas.
- Exploring future directions for opera theatres, including modernization and new interpretations.

6. **Community Involvement:**
- "Opera Research Society" open to students and the general public.
- About 150 members involved in various research activities.

7. **Contemporary Relevance:**
- Addressing contemporary issues such as diversity, inclusivity, and the role of opera theatres in society.
- Highlighting the need for researchers to promote the modern relevance and accessibility of opera.

8. **Personal Insight:**
- Director Michiko Ishii's enthusiasm about opera's comprehensiveness and its ability to reflect societal changes.
- Her view that opera is a dynamic art form that needs to be preserved and developed further, especially in engaging younger generations.

Overall, the institute aims to foster an integrated approach to studying opera and music theatre, bridging academic research with practical applications while emphasizing the historical and contemporary significance of these performing arts.

Stage Practice and Academic Research Resonating at Waseda

“If you have a chance, you should visit a theatre. You might find yourself unexpectedly hooked,” says Director Michiko Ishii with evident enthusiasm. She maintains that opera/music theatre is by no means an inaccessible art form, nor entertainment reserved for a select group of enthusiasts. It is a comprehensive art form that, while standing on tradition, reflects various aspects of society and continues to evolve with an eye toward the future. Drawn by the unique possibilities of this field, researchers, practitioners, students, and members of the wider community come together as part of a vibrant research community that is active every day.

◆The World of Opera/Music Theatre, Brimming with Diverse Academic Possibilities

—What is the significance of studying opera/music theatre at Waseda University rather than at an arts-focused university?

ISHII, Michiko (Director/Professor, Faculty of Science and Engineering)

Music theatre, including opera and musicals, encompasses a great many elements and can be considered a comprehensive art form that can be illuminated from various perspectives.
Beyond the artistic practice of singing, acting, directing, and creating stage design, there are connections to diverse academic fields such as literature, theatre studies, musicology, dance studies, fine arts, film studies, and media studies, making interdisciplinary approaches possible. The relationship with the social context of each era and historical considerations also become subjects of research. There is an appeal quite different from studying at a specialized university such as an arts or music school, and a world of scholarship unfolds that can only be experienced at a comprehensive university like Waseda.

—So this research institute was established as a place to bring together such knowledge scattered throughout the university.
That’s right. While Waseda has no department or major dedicated specifically to opera/music theatre, there has been an accumulation of research conducted individually across various fields. It was, so to speak, a division of labor. This was true not only of Waseda but of Japanese academia as a whole, and until this research institute was established, there were hardly any places or opportunities for comprehensive research on opera/music theatre. The thinking was that rather than working separately, coming together would deepen the field as an academic discipline. It would also be effective for information exchange among researchers and the development of young scholars, potentially leading to greater advancement. I was told that the institute was founded based on these aspirations—though I myself was not among the original members.

—That was in 2002, I understand. You have continued your activities for quite a long time.
Yes. It began as part of an initiative by Waseda University’s Tsubouchi Memorial Theatre Museum and Theatre Research Center, which was selected for the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology’s “21st Century COE Program.” Under the broad theme of “Comprehensive Research on Theatre and the Establishment of Theatre Studies,” the “Comprehensive Research Project on Opera/Music Theatre” was launched. Building on those achievements, activities continued in the subsequent “Global COE Program,” and in 2011 the organization evolved into its current form as one of the Project Research Institutes. During this time, we held over 200 research meetings in total, advancing collaborative research involving researchers from other universities and exchanges with those involved in actual productions.

—Do performers, directors, and musicians who are actually working on stage also participate in the research activities?

The Establishment and Development of Baroque Opera Norms One of our fundamental policies is “the integration and coexistence of operatic stage practice and academic research,” and we are also actively engaged in activities such as actually staging operas through collaborative projects with such individuals, combined with related lectures and symposiums. For example, in December of last year (2025), we held the “Symposium Commemorating the 300th Anniversary of Alessandro Scarlatti’s Death: The Establishment and Development of Baroque Opera Norms,” complete with musical performances.

Alessandro is an opera composer of the Baroque era known alongside his son Domenico, but his true value is still being researched. The purpose of this symposium was to examine the production background and analyze works from his early, middle, and late periods, as well as their reception across Europe. Adding live performances to such research presentations deepens understanding for general audiences and researchers alike, and we have received feedback from performers saying it provides valuable stimulation for them as well.

◆The Fascination of Research: Knowing History, Observing the Present, and Envisioning the Future

—Could you tell us about the specific research themes of the Institute of Research in Opera and Music Theatre?

We had established “Opera and Dance,” “Opera and Literature,” and “Opera and Media” as priority research areas, but from the 2026 academic year, we have set our direction around four themes by adding “The Future of Opera Theatres,” with specialists from various fields collaborating on research. There are nine institute members including myself, and we have a diverse structure with 40 visiting researchers from 30 institutions outside the university. Furthermore, the “Opera Research Society,” a collaborative organization open to students and the general public, has approximately 150 members, so a collective of roughly 200 people in total is involved in research activities in various ways.

—When you mention dance, ballet comes to mind. Does it have a strong connection to opera?

Although opera and ballet are now recognized as separate genres, they actually share a common origin. They developed from court entertainment that emerged in Renaissance Italy about 400 years ago. It was a comprehensive art form with both singing and dancing. King Louis XIV of France was particularly an ardent devotee of ballet. He laid the foundation for French opera, which made extensive use of ballet,and established the Royal Academy of Dance, which would eventually become today’s Paris Opera Ballet School.

Dance in Asakusa, Ballet in Asakusa

Based on this historical background, we view ballet, dance, and other dance forms as part of opera in the broad sense, and research their relationships. In Japan during the Taisho era, the Imperial Theatre presented “opera” and “operetta,” as well as “Western dance” and “ballet” taught by G.V. Rossi, an Italian who instructed ballet there. “Asakusa Opera,” which inherited this tradition, also included works titled “Ballet,” and became a driving force for popularization in Japan. However, there are many unclear points about what kind of dance it actually was. Investigating and analyzing such historical materials is also part of this research institute’s mission. In March of last year, we held a symposium titled “Dance in Asakusa, Ballet in Asakusa,” focusing on Asakusa Opera as one example of Western dance reception in modern Japan.

—What prompted you to add “The Future of Opera Theatres” as a new theme?

I think our research until now has tended to look more toward the past. Also, in general, opera carries a somewhat old-fashioned impression, and it’s true that there is a sense of privileged exclusivity characteristic of traditional arts. Just recently, a young Hollywood actor caused controversy with disparaging remarks about opera and ballet. While the arts world strongly pushed back, it’s undeniable that there is a tendency, especially among younger generations, to dismiss these as old and uninteresting. If that’s the case, I believe we researchers must also take action to convey the reality that opera is actually diversifying and modernizing, while also exploring its future vision.

In fact, efforts are underway at opera houses around the world, including Japan, to create new operas and add new staging and interpretations to existing works. For example, even when performing the same piece with the same music and lyrics, simply changing costumes or positioning can create an entirely different experience. Who performs is also important. Discussions are taking place that address various aspects of contemporary society, such as whether there is any sense of incongruity when a foreigner plays Madame Butterfly, who should play African American roles and how, and how to portray gender issues. Beyond what’s expressed on stage, the very channels through which theatres open up to society are also changing. Educational outreach such as school partnerships and participatory workshops, and more recently expansion into health and welfare areas, are progressing, prompting a reexamination of theatres’ public role.

◆Conveying the Joy of Opera/Music Theatre to Younger Generations from the Field

—I understand your specialty is German literature and language, Professor Ishii. What led you to become interested in research on opera/music theatre?

I originally loved medieval European culture, literature, and music. I majored in literature and languages in university, so music wasn’t my research subject, but I had been going to see operas frequently since I was young. Then I learned about these research activities at Waseda, and through a fortunate connection, I joined as a member.

Viewing one art form from various angles and conducting research across specializations with many people is truly fascinating. Above all, everyone has an extraordinary passion for opera and takes pride in connecting cultures and deepening scholarship. There is great joy in being able to support opera/music theatre together with people who share these feelings.

—Is there a research theme you are currently developing?
Goethe wrote “The Sorrows of Young Werther” in the 18th century. About 100 years later, it was adapted into an opera in France. It’s one of the popular operas from the 20th century onward, and it will soon be performed as “Werther” at the New National Theatre in Japan as well (*performances begin May 24, 2026 at the New National Theatre Opera Palace).

The original work is written as letters in which the protagonist Werther confides in a friend, but in the opera, Charlotte, the woman Werther yearns for, and Albert, her fiancé who eventually becomes her husband, also appear. Each sings their feelings through the lyrics, so depending on how it’s interpreted and expressed, a different flavor emerges from the original. For example, how do Charlotte’s true feelings waver between the two men? There are many fascinating elements as research subjects—the artistry of such staging, changes from the original, and the nature of its reception in France—and I would like to address this in a symposium in the near future.

──Hearing all of this really makes me want to go to a theatre and see a performance for myself.
Yes, please do. Many theatre performances now include Japanese subtitles. The performances themselves are sung in the original language, such as Italian, but there are electronic display boards at the top or on both sides of the stage that show the lyrics and dialogue. So even without much prior knowledge, you should be able to understand the general story.

Plus, the acoustics and stage sets are magnificent. It’s well worth the visit. Ticket prices may be a bit high, but there are special prices for young people. For example, at the New National Theatre, Opera S and A seats are 5,000 yen for those 25 and under, 11,000 yen for those 39 and under, and remaining seats on the day of the performance are 50% off with a student discount (as of May 2026).

──Please tell us about your research achievements so far and your aspirations for the future.

We have presented our findings in various forms, including symposiums and monthly research meetings, but as publications accessible to everyone, we have released two books. One is “Current State of Opera/Music Theatre Research: The Dynamism of Creation and Dissemination,” published in 2021, and the other is our latest publication released in February of this year (2026), “Frontiers of Opera/Music Theatre Research: People and Society in Resonance” (both published by Suiseisha). Since project research institutes face renewal deadlines every five years, we compiled our findings accordingly. We take pride in the fact that these are unique publications where over a dozen specialists discuss the current state of opera/music theatre from multiple perspectives.

Additionally, as a research institute, we publish a biennial academic journal, “Waseda Opera and Music Theatre Studies,” which reached its fifth issue in March of this year. Please take a look at this as well.

Detailed information about books and academic journals is available on Institute of Research in Opera and Music Theatre official website.

The Institute of Research in Opera and Music Theatre started its third term in fiscal 2026, running through fiscal 2030.
Building on the collaborative network of numerous researchers established through our activities so far, we aim to further strengthen the “integration of scholarship and practice” through lecture-concerts and other events, with individual research and collaborative research as our two driving forces.

現象理解のための数学モデル:どうやって工学の勉強や研究をするか(2026/6/29)

著者: staff
2026年6月12日 16:32

🤖 AI Summary

以下の記事を日本語で要約します:

タイトル:現象理解のための数学モデル:どうやって工学の勉強や研究をするか(2026年6月29日)
講師:田村幸雄(重慶大学 教授)

内容要綱:
- 工学の勉強や研究において、数学的な手法とモデルの重要性について解説します。
- 6月29日に早稲田大学西早稲田キャンパスで開催される講座の詳細を紹介しています。
- 開催時間は17:00から18:40まで、参加者は無料です。直接会場に足を運ぶことで参加可能。
- 主催は創造理工学部建築学科であり、問い合わせ先は早稲田大学理工センター総務課。
- 本講座は学部生、大学院生、教職員、一般向けとなっています。

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この記事は、工学分野での現象理解に数学モデルがいかに重要であるかを解説した講座について述べています。

演題:現象理解のための数学モデル:どうやって工学の勉強や研究をするか

(Mathematical Models for Understanding Phenomena: How to Study Engineering)

日時:2026年6月29日(月) 17:00-18:40

会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス 63号館 202室

講師:田村 幸雄 (重慶大学 教授)

対象:学部生、大学院生、教職員、一般

参加方法:入場無料、直接会場へお越しください。

主催:創造理工学部 建築学科

問合せ:早稲田大学 理工センター 総務課

TEL:03-5286-3000

 

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