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NEDO「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に13団体による共同提案の「ナトリウムイオン電池の技術開発」が採択

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2026年7月9日 14:50

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日本国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に、東京理科大学駒場慎一教授が代表を務める13団体による共同提案が採択されました。このプロジェクトは、「ナトリウムイオン電池の技術開発」で構成されており、次世代蓄電池の実用化を目指しています。

背景としては、蓄電池は2050年カーボンニュートラルやデジタル・電化社会で重要であり、その需要が増大すると予想されています。現在のリチウムイオン電池には資源調達リスクがあり、ナトリウムイオン電池はこのような問題を解決し得ると期待されています。

実施内容としては、これまで蓄積された技術基盤を利用して、NEDOの委託のもと、部材開発からセル設計、量産プロセス検討までの一連の作業を行い、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けて取り組みを開始します。

NEDO「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業に13団体による共同提案の「ナトリウムイオン電池の技術開発」が採択
~ 日本発次世代ナトリウムイオン電池、早期実用化へ ~

2026年(令和8年)7月9日付で、東京理科大学 駒場慎一教授が代表を務める研究課題「ナトリウムイオン電池の技術開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新型蓄電池技術開発・高度解析」事業(以下、本事業)に採択されたことが公表されました。本事業への提案は、株式会社GSユアサ、武蔵エナジーソリューションズ株式会社、株式会社クラレ、東亞合成株式会社、MUアイオニックソリューションズ株式会社 (共同実施:三菱ケミカル株式会社)、国立大学法人東北大学、国立大学法人東京大学、学校法人早稲田大学、国立大学法人東京農工大学、国立大学法人群馬大学、国立大学法人大阪大学産業科学研究所、国立研究開発法人物質・材料研究機構と共同で行われたもので、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けた技術開発を行います。

※本事業の早稲田大学代表研究者は理工学術院の大久保將史教授です。

背景

蓄電池は、2050年カーボンニュートラルの実現やデジタル・電化社会において重要となる技術であり、電気自動車、電力需給調整、データセンター等、多様な用途において蓄電池需要の増大が見込まれています。一方、現在はリチウムイオン電池が広く用いられており、その構成材料について資源調達リスクが顕在化しています。

ナトリウムイオン電池は、東京理科大学教員である駒場慎一教授が2011年に安定作動をレアメタルフリー構成で初めて実証した、日本発の次世代蓄電池技術です。リチウムやコバルト、黒鉛などの供給リスクを伴う資源に依存しないため、蓄電池供給網の多様化と自律性向上に貢献することが期待されています。

大久保教授はこれまで、文部科学省・元素戦略プロジェクト(2012-2021年度)、JST GteXプロジェクト(2023-2027年度)などの基礎研究に対する継続的な公的支援により、ナトリウムイオン電池に関する学術的知見、基盤的技術を10年以上にわたり着実に蓄積してきました。また、経済産業省貿易経済安全保障局経済安全保障政策課の専門アドバイザーを務め(2025年-2026年)、我が国の自律性・優位性を確立するための科学技術政策にも通じ、研究代表者を務めるJST ASPIREプロジェクト(2023-2028年度)をはじめ、同志国との連携を含めた我が国の次世代電池の研究開発を主導しています。

実施内容

本事業では、これまでに蓄積された技術基盤をもとに、電池セルメーカー、電池部材メーカー、大学、国立研究開発法人と一体となって共同提案を行いました。今後は、NEDOの委託のもと、部材開発からセル設計、量産プロセス検討までを連携して進めることで、次世代ナトリウムイオン電池の実用化に向けた取り組みを開始します。

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