ノーマルビュー

NASAのフランク・ルビオ宇宙飛行士、ISSで初めて収穫したチェリートマトを食べてしまったとの疑惑が晴れる

著者: headless
2023年12月23日 11:55
NASA のフランク・ルビオ宇宙飛行士は国際宇宙ステーション (ISS) で栽培したチェリートマトの果実 2 粒を紛失したと主張していたが、1 年近くたって発見されたそうだ (NASA のニュース記事The Register の記事Meteored の記事動画)。

スコット・ケリー宇宙飛行士を上回る 371 日間 ISS に滞在したルビオ宇宙飛行士は VEG-05 研究でチェリートマトを栽培した。VEG-05 で使用した装置はレッドロメインレタスヒャクニチソウを栽培した Veggie ともラディッシュを栽培した APH とも異なる「XROOTS (eXposed Root On-Orbit Test System)」というもので、水耕栽培と気耕栽培の技術を用いて土などを使用することなく植物を栽培できる。

ルビオ宇宙飛行士によれば、紛失したチェリートマトは栽培開始後初めて収穫したものだという。そのため、同僚の宇宙飛行士たちに「宇宙で初めて収穫されたトマトだ」と見せて回ったのち、(袋を) ベルクロで貼り付けたのは間違いないと思うが、どこかへ消えてしまったそうだ。ルビオ宇宙飛行士は自分の時間を 8 ~ 20 時間かけて探したが見つからず、同僚たちに「奴が食ったんだ」などと噂されて悔しい思いをしていたとのこと。

ルビオ氏が紛失したトマトの発見は、ISS 運用 25 周年を記念した NASA のボブ・カバナ元宇宙飛行士と ISS プログラムマネージャーのジョエル・モンタルバーノ氏および第 70 次長期滞在クルーによるトークショーの最後に公表された。既に話は地球にも伝わっていたとみられ、カバナ氏が ISS での紛失物について話を振ると、軽い笑いが起きたのちに NASA のジャスミン・モグベリ宇宙飛行士がルビオ宇宙飛行士の疑惑を晴らす証拠を発見したと述べている。

見つかったトマトは干からびて少し潰れているものの、目視でわかるカビなどは発生していないとのことだ。

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船外活動でISSの前方に漂流してしまった道具袋、地上から双眼鏡で目視可能

著者: nagazou
2023年11月15日 13:34
11月2日にISSの船外活動で使用されていた道具袋が手元から離れ、宇宙空間を漂流するトラブルが起きたという。この道具袋、現在は地上から双眼鏡で観察できる程度の明るさでISSの前方を漂流しているそうだ(Riccardo RossiさんのポストTechnoEdge)。

この道具袋は修理作業中に飛行士の手から離れたもので、残りの作業では使用する予定がなく、さらにこの道具袋の軌道解析の結果、ふたたびISSに接触して何らかの障害を起こす危険性も低いとわかったため、回収不要との判断を下したという。道具袋は6等級ほどの明るさがあり、地上から肉眼でかろうじて見えるという。ISSの位置を発見した後であれば双眼鏡を使って観察することが可能としている。なお、予想では数か月後に大気圏に再突入する見込み。

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ISSでまた冷却剤漏れ、今度はロシアの実験モジュール「ナウカ」

著者: nagazou
2023年10月16日 14:31
たびたび問題となっているISSのロシア区画での冷却剤漏れ問題だが、10日にも冷却剤の漏れが発生していることが判明したそうだ。この冷却剤漏れは、多目的実験モジュール「ナウカ(Nauka)」にある補助ラジエーターで確認された。NASAによると、日本時間10日2時頃、ISSの外部カメラで捉えた映像を見たジョンソン宇宙センターの管制官がナウカのラジエーターから薄片状の物質が放出されているのを発見したという(soraeCNN東京新聞)。

冷却装置は二つあり、漏れたのは予備。ナウカの主ラジエーターは正常に動作しており、この漏れがISSの運用や乗組員には影響を及ぼさないとのこと。原因は調査中。このナウカは科学実験用のモジュールで、船内外での実験に使用されている。ISSではロシアの宇宙船やモジュールから冷却剤漏れが相次いでおり、今回のトラブルは約1年間の期間に起きた3回目の事例だという。原因については微小隕石の衝突などが疑われている(関連過去記事その2)。

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NASA、退役するISSを安全に軌道から離脱させる宇宙機の提案を公募へ

著者: nagazou
2023年9月28日 14:31
NASAは20日、国際宇宙ステーション(ISS)を安全に軌道から離脱させるための宇宙機「U.S. Deorbit Vehicle(USDV)」の開発提案を受け付ける提案依頼(Request for Proposal: RFP)を開始した。提案の受付期限は11月17日まで(NASAUchuBiz)。

これまでISSは米日加欧露の5カ国が共同で運用してきた。露Roscosmosは2028年まで、残りの4つの組織は2030年末までの運用に合意している。その運用終了後、ISSは2031年に太平洋に安全に落下させる計画だが、この際、軌道から安全に離脱させる必要がある。これまでNASAなどは、Roscosmosの無人貨物輸送機「Progress」の推力を用いた離脱を検討してきたが、(おそらく昨今の社会情勢から)新しい宇宙機を使用する方が確実であると判断したようだ。Progressの使用を完全に排除したわけではないようだが、代替策としての提案を受け付けることとなった模様。

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小惑星を自己複製型ロボットでスペースコロニーに、最短12年41億ドルで可能と提案される

著者: nagazou
2023年9月2日 08:09
ロックウェル・コリンズ社の元技術フェローであったDavid W. Jensen氏は、わずか12年で建設可能な小惑星ステーションの構想を提示した。この構想によれば、建設費用は約41億ドル(約6000億円)で、小惑星上に回転式ステーションを建設、人工重力を生成することが可能であるとされている。居住可能な環境を構築するには追加のコストが必要となるものの、現状の技術レベルでも十分建設可能だとしている(sorae)。

この構想では小惑星は宇宙ステーションの建設に適しているとされ、その中でも最良の候補として163693番小惑星「アティラ(Atira)」が提案されている。アティラは本体が直径約4.8kmの小惑星で、直径約1kmの衛星を持っている。地球とほぼ同じ軌道を公転しているため、ステーションの内部温度を維持する上で有利だという。ステーション全体の構造について、アティラを中心としたトーラス型 (ドーナツ型) の居住区を配置、小惑星とステーションを自転車の車輪とスポークのようにつなぐことにより、微小隕石や放射線のような脅威から内部を守ることや、小惑星の自転から得た遠心力によって人工的な重力を生み出すことが考えられているという。ステーションの建設にはクモ型ロボットが使用されるとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、

元記事では宇宙ステーションとなっているが、土地の広さが合計10億平方メートル(札幌市や広島市とほぼ同じ面積)で遠心力で人口重力もあるということなので、日本ではスペースコロニーと呼んだ方が良い内容だろう。送り込む重量は約8.6トンとロケットは問題ないだろうが、そのような自己複製型ロボットは地球上でもまだ実現していないと思われるので、先にそちらを開発する必要がありそうだ。

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ボーイング Starliner CST-100の有人テストミッション、来年3月以降に

著者: headless
2023年8月12日 13:51
NASA とボーイングの Starliner チームは 8 日、国際宇宙ステーション (ISS) への有人テスト打ち上げ (CFT) に用いる宇宙機 Starliner CST-100 は 2024 年 3 月に準備が整うとの見通しを示した (NASA のブログ記事The Register の記事Ars Technica の記事テレカンファレンス音声)。

NASA は 2015 年、民間宇宙船による ISS のクルー交代ミッションをボーイングと SpaceX に発注。当初 2017 年に計画されていたミッション延期返され、NASAはソユーズの座席を追加購入する事態となったが、SpaceX は 2020 年に有人テストミッションを成功させて以降は順調にミッションを成功させ、既に 7 回目のクルー輸送ミッション Crew-7 を準備中だ。

一方、ボーイングは 2022 年 5 月に 2 回目の無人テスト打ち上げ (OFT-2) で ISS へのドッキング地球への帰還に成功したものの、CFT は延期が続く。当初発表された CFT のクルーは全員変更され、現在は 2020 年にコマンダーに指名されたバリー「ブッチ」ウィルモア宇宙飛行士のほか、スニータ「スニ」ウィリアムズ宇宙飛行士の 2 名となっている。

直近では 7 月の打ち上げが計画されていたが、5 月に見つかった新たな問題を解決するためとして再び延期となっていた。その結果、Starliner プログラムの損失は 11 億ドルを超えたとも報じられている。

Starliner チームでは 3 月に CFT 実施が可能になるとの見方を示すが、具体的な打ち上げ日は ISS や打ち上げを実施する ULA、イースタンレンジのスケジュールに配慮して決定するとのこと。なお、現在のところ Starliner の本格的クルー輸送ミッション 1 回目のターゲットは 2024 年夏のまま変更されていない。

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ロスコスモス、プログレス輸送船の冷却材漏出も微小隕石が原因との見方

著者: nagazou
2023年2月25日 06:00
headless 曰く、

国際宇宙ステーション (ISS) とドッキング中に冷却材が漏出したプログレス 83 輸送船 (MS-21) のトラブルについて、ロスコスモスは 12 月に発生したソユーズ MS-22 の冷却材漏出と同様に微小隕石の衝突が原因との見方を示している (Ars Technica の記事ロスコスモスのニュース記事の Archive.today アーカイブ)。

プログレス MS-21 は 18 日にゴミを積んで ISS から分離後、写真とビデオによる詳細な調査が行われた。初期の調査では製造から打ち上げ、ISS へのドッキングまで存在しなかった穴が見つかり、微小隕石が原因との結論に達したという。

NASA によるとプログレスは ISS から分離後1時間半ほどで軌道を離脱して太平洋上で燃え尽きる計画だったが、最終的におよそ 24 時間後の日本時間 19日 昼頃に軌道を離脱したとのことだ。

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国際宇宙ステーションにドッキング中のロスコスモスの宇宙船、また冷却材漏れが発生

著者: nagazou
2023年2月14日 07:04
headless 曰く、

国際宇宙ステーション (ISS) にドッキングしているロスコスモスの宇宙船でまた冷却材漏れが発生したそうだ (NASA のブログ記事ロスコスモスの Telegram 投稿ロスコスモス報道官の Telegram 投稿Ars Technica の記事)。

ロスコスモスは 11 日に無人のプログレス 83 輸送船 (MS-22) を ISS にドッキング成功したが、その一方で昨年 10 月からドッキングしている無人のプログレス 82 輸送船 (MS-21) で冷却材の圧力低下が記録されていたという。冷却材はすべて漏出しており原因は調査中だが、ISS クルーに危険はなく、今後のフライトスケジュールにも影響はないとのこと。MS-21 は 17 日にゴミを積載して太平洋上で軌道を離脱する予定だ。

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冷却材流失のソユーズ MS-22 は無人で帰還、乗員は次のソユーズで帰還へ

著者: headless
2023年1月14日 17:54
あるAnonymous Coward 曰く、

冷却材の漏れたソユーズ MS-22 は無人で地球に帰還し、来月 MS-23 を無人で打ち上げ、MS-22 で帰る予定だった乗員は MS-23 で帰還という計画になるという。また MS-22 の機体に製造時の損傷などは確認できなかったことと、穴の形状から、当初発表どおり微小隕石の衝突が原因の可能性が高いとのこと (鳥嶋真也氏のツイート産経ニュースの記事SpaceNews の記事)。

ロスコスモスのエンジニアによれば、ソユーズ MS-22 は 国際宇宙ステーション (ISS) からの緊急避難に使用することは可能だが、通常の帰還に使用できる状態ではないという。代替のソユーズ MS-23 は 2 月 10 日に無人で打ち上げ予定で、ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン宇宙飛行士、NASA のフランク・ルビオ宇宙飛行士は数か月長く ISS に滞在したのち MS-23 で帰還する。これに伴い、ルビオ宇宙飛行士のシートライナーは緊急避難に備えて MS-22 から Dragon Enduance へ移動しており、MS-23 が到着したら再び移動するとのことだ(NASA のブログ記事 [1][2])。

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ISSドッキング中のソユーズから、冷却材とみられる物質が漏洩

著者: nagazou
2022年12月19日 13:06
現在、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしているソユーズ宇宙船から冷却材とみられる物質が漏洩していることが報じられている。NASAによると、漏洩が最初に検出されたのは12月15日9時45分頃(日本時間)だった。冷却材の大部分は12月16日3時30分(日本時間)までに漏出しきったようだ。このトラブルにより、15日からロシア区画で予定していた宇宙飛行士の船外活動が中止されるなどの影響が出ている(sorae)。

ISSの状態や長期滞在クルー7名には影響は出ていないという。冷却材はソユーズの後部にある機器・推進モジュールの外装部が破損し漏れているとのこと。原因として同部分のラジエーターに衝突した微小隕石の可能性があるという。NASAとロスコスモスは漏洩箇所の調査を続けており、ISSのロボットアーム「カナダアーム2」を使ってソユーズの外装を追加検査する計画が進められているという。

あるAnonymous Coward 曰く、

Twitterに上がっているNASAライブ中継を切り出した動画だと、もう噴き出しているのが露骨にくっきり見えるレベルで噴き出しているようだ。このソユーズ、ちゃんと地球に帰れるのだろうか?

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日本の宇宙ベンチャー「DigitalBlast」が独自宇宙ステーション計画を発表

著者: nagazou
2022年12月13日 14:04
宇宙ベンチャーのDigitalBlastは12日、日本国内初の民間主導での宇宙ステーションとなる「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたと発表した。2030年までに最初のモジュールを打ち上げる計画だという(DigitalBlastリリース毎日新聞)。

現在使用されている国際宇宙ステーション(ISS)は2030年に運用を終了する予定で、米国ではISS退役後を見据え、Axiom Space社の民間企業4社などによる後継の開発が進められている。一方で、日本国内では具体的な動きがないことから同社は日本国内初の民間主導での宇宙ステーションを建設する「民間宇宙ステーション(CSS)構想」を立ち上げたとしている。

構想では、宇宙ステーションのモジュールは、通信やドッキング機構、クルー居住施設等の機能を持つ居住・コアモジュールに加え、サイエンスモジュール、エンタメモジュールの3つの構成で計画を進めていくという。

あるAnonymous Coward 曰く、

2030年以降の完成を目指しており、建設費用は総額3000億~5000億円の見積もりで、今後協力企業などを募るとのこと。低軌道を周回する予定で、「きぼう」の7割ほどの円筒形のモジュールを3つ組み合わせた設計だという。

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国際宇宙ステーション、軌道上のデブリを回避するためマヌーバ―を実施

著者: headless
2022年10月29日 13:32
国際宇宙ステーション (ISS) で日本時間 10 月 25 日、軌道上のデブリを避けるためのマヌーバ―が行われたそうだ (NASA のブログ記事)。

問題のデブリはロシアが 2021 年 11 月に衛星攻撃兵器 (ASAT) のテストで破壊した旧ソ連の人工衛星「コスモス 1408」の断片 (PDF) だ。マヌーバ―を実施しなければ断片が ISS からおよそ 4.8 km 以内を通過する可能性があると予測されていた。

事前決定されたデブリ回避マヌーバ― (PDAM) が開始されたのは日本時間 25 日 9 時 25 分。プログレス 81 のスラスターが 5 分 5 秒にわたって噴射され、ISS の高度は遠地点で約 322 m、近地点で約 1,287 m 上昇。軌道はおよそ 425 km × 411 km になったという。マヌーバ―による ISS 運用への影響はなかったとのことだ。

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地球に戻るためのロケット費用などの名目で440万円をだまし取られる詐欺

著者: nagazou
2022年10月13日 08:03
滋賀県警東近江署の7日の発表によると、日本国内で宇宙ステーションを悪用した国際ロマンス詐欺が発生したという。同県に住む65歳の女性が、宇宙ステーション勤務の外国人男性と名乗る何者かから現金計約440万円をだまし取られたとしている。国際ロマンス詐欺は男女の機微に触れ、寂しさに付け込むというもの(産経新聞)。

女性は今年6月28日、国際宇宙ステーションで勤務している外国人男と名乗る者と知り合った。産経新聞の記事によれば被害女性は「1000回言っても伝わらないけど言い続ける。愛している」などと言われ信じてしまった模様。この男から8月ごろになって、地球に戻るためのロケット費用、地球や日本への着陸料などの名目で現金を要求されたらしい。

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2002 年以来初めてロシアの宇宙飛行士が米宇宙船に搭乗する Crew-5 ミッション、打ち上げ成功

著者: headless
2022年10月8日 17:18
NASA と SpaceX は日本時間 6 日、Crew Dragon 宇宙船で国際宇宙ステーション (ISS) にクルーを輸送する Crew-5 打ち上げミッションを実施した (NASA のプレスリリースSpaceX の打ち上げ情報Ars Technica の記事動画)。

ケネディ宇宙センター LC-39A で Falcon 9 ロケットによる打ち上げが行われたのは日本時間 6 日 1 時。打ち上げは成功し、日本時間 7 日 6 時 1 分 ISS にドッキングした。Falcon 9 ロケット第 1 段はドローン船 Just Read the Instructions 上に着陸し、回収にも成功している。

Crew-5 ミッションで ISS へ向かったのは NASA のニコール・マン宇宙飛行士とジョシュ・カサーダ宇宙飛行士、JAXA の若田光一宇宙飛行士、ロスコスモスのアンナ・キーキナ宇宙飛行士の 4 人。NASA とロスコスモスはソユーズに米宇宙飛行士が乗り、米民間宇宙船にロシアの宇宙飛行士が乗る座席交換計画を進めていた。

ウクライナでの緊張を受けて実現は疑問視されていたが、7 月には NASA とロスコスモスが座席交換に正式合意。キーキナ宇宙飛行士は 2002 年のスペースシャトルミッション以来、初めて米宇宙船に搭乗したロシアの宇宙飛行士となった。

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警察が人工衛星画像を活用。5年間で179回購入、特定秘密文書扱い

著者: nagazou
2022年9月6日 14:05
毎日新聞によると、警察が民間の人工衛星が撮影した画像を購入し、犯罪捜査に活用していることが判明したそうだ。開示文書から明らかになったもので、それによれば2016~20年度の5年間で購入は計179回あった。費用は計約1億950万円であったとされる。人工衛星を使った捜査の実績が明らかになるのはこれが初めて。ただし、捜査で画像をどのように用いたのかは非公表とのこと(毎日新聞)。

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ロスコスモス幹部曰く、技術的に可能な限り国際宇宙ステーションの運用に協力する

著者: headless
2022年8月7日 19:21
NASA が SpaceX Crew-5 ミッションに向けて 4 日に開催したプレスブリーフィングにロスコスモス幹部のセルゲイ・クリカレフ氏が出席し、ロシアは技術的に可能な限り国際宇宙ステーション (ISS) で他のパートナーと運用に協力していくと発言したそうだ (Ars Technica の記事The Register の記事SpaceNews の記事)。

ロスコスモス CEO に就任したユーリー・ボリソフ氏は 7 月、現在の協業合意が満了する 2024 年以降に ISS を撤退すると述べたが、この発言は少なくとも 2024 年まで ISS を撤退しないということであり、(2024 年以降すぐにでも撤退するというニュアンスの) 報道は発言の意図が翻訳で失われたものだとクリカレフ氏は指摘する。ISS の運用はいずれ終了することになるが、現在はロスコスモスも運用を延長する方向で作業を進めているという。

ロスコスモスの有人宇宙飛行担当エグゼクティブディレクターを務めるクリカレフ氏は ISS 第 1 次長期滞在クルーであり、NASA 幹部からの信頼も厚い。ロシアのウクライナ侵略で複雑な地政学的状況にあるものの、先週開催された ISS パートナーで構成する多国間運営委員会でも共同運用の継続は支持されているとのことだ。

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ロシア、国際宇宙ステーションから撤退決定

著者: nagazou
2022年7月27日 13:02
ロシア国営の宇宙企業のであるロスコスモスのボリソフ社長は26日、ロシアが日本や欧米などと共同で運用している国際宇宙ステーション(ISS)に関し、当初計画である2024年までの共同運用終了後に、撤退すると表明した(時事ドットコム)。

ISSに関しては日米欧などは24年まではISSを共同で運用することで合意している。その中で米NASAは運用期間を2030年まで延長する方針を示していた。ただISSの姿勢制御等はロシア側の設備に依存しているところが多く、日米欧だけでISSを延長して運営することは難しいと思われる。この決定に関して、ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、ISS撤退の決定は「以前から決まっていた」発言をおこなっている。

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NASA とロスコスモス、宇宙船の座席交換に正式合意

著者: headless
2022年7月18日 10:02
NASA とロスコスモスは 15 日、国際宇宙ステーション (ISS) へのクルー輸送ミッションにおける宇宙船の座席交換に正式合意した (TASS の記事SpaceFlight Insider の記事Ars Technica の記事NASA の声明)。

米民間機による ISS クルー輸送ミッションが実現し、NASA が高価なソユーズの座席を購入する必要はなくなったが、宇宙船の相互利用には外交上の利点だけでなく運用上の利点もある。ロシアのウクライナ侵略を受けて実現には疑問符が付く中、ロスコスモスのアンナ・キーキナ宇宙飛行士と NASA のフランク・ルビオ宇宙飛行士はそれぞれ Crew Dragon の Crew 5 ミッションとソユーズの MS-22 ミッションに搭乗すべく準備を進めていた。

NASA の声明によると、9 月には計画通りルビオ宇宙飛行士が MS-22 ミッション、キーキナ宇宙飛行士が Crew-5 ミッションに搭乗し、来春には NASA のローラル・オハラ宇宙飛行士が MS-23 ミッション、ロスコスモスのアンドレイ・フェディアエフ宇宙飛行士が Crew-6 ミッションに搭乗するという。座席交換にあたり、フライト以外の経費も含めて金銭的やり取りは一切ないとのこと。NASA は 5 つの宇宙機関 (CSA・ESA・JAXA・NASA・ロスコスモス) のすべてが ISS の維持に欠かせないことを強調している。

キーキナ宇宙飛行士は 15 日にロシアのテレビ局 Rossiya-24 のインタビューに対し、米国での訓練にあたって国際情勢の推移による影響はなく、相互に良好な関係が保たれていると語ったという(TASS 英語版の記事)。キーキナ宇宙飛行士は 2002 年のスペースシャトルミッション以来、初めて米宇宙船に搭乗するロシアの宇宙飛行士となる。

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NASA、ロシアによる国際宇宙ステーションの政治的利用を批判する異例の声明

著者: headless
2022年7月9日 17:18
NASA がロシアによる国際宇宙ステーション (ISS) の政治的利用を批判する異例の声明を発表したそうだ (The Verge の記事Ars Technica の記事)。

問題となったのはロスコスモスが 4 日に投稿した Telegram のメッセージだ。このメッセージには ISS コマンダーのオレッグ・アルテミエフ宇宙飛行士をはじめ、ロスコスモスの宇宙飛行士 3 人がルガンシク人民共和国とドネツク人民共和国の旗を掲げてポーズをとる写真に、ルガンシク解放を祝い、ドネツクも続く旨のテキストが添えられている。ルガンシクとドネツクはロシア政府の支援を受け、ウクライナからの独立を主張する組織に支配されている。

これに対し NASA 報道官は、ロシアが ISS をウクライナとの戦争を支持する政治的な目的で使用したと強く批判し、15 か国が参加して平和目的で科学の発展と技術の開発を目指す ISS 第一の機能と根本的に一致しない、とする声明を電子メールで発表した。NASA とロスコスモスはロシアのウクライナ侵略開始後もISSの運営で協力を続けており、ソユーズの ISS クルー輸送ミッションに NASA の宇宙飛行士が乗り、Crew Dragon の ISS クルー輸送ミッションにロスコスモスの宇宙飛行士が乗るシート交換も実現しようとしている。

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ボーイングの CST-100 Starliner、無事地球へ帰還

著者: headless
2022年5月28日 15:25
ボーイングの CST-100 Starliner が日本時間 5 月 26 日、地球へ無事帰還した (NASA のプレスリリースボーイングのプレスリリースNASA のブログ記事動画)。

Starliner は 2 回目の無人テストミッション Orbital Flight Test-2(OST-2) で日本時間 20 日に打ち上げられ、初めて国際宇宙ステーション (ISS) へのドッキングに成功していた。ドッキング後は ISS クルーがハッチを開き、初めてカプセル内に入って検査を行っている。

その後、日本時間 26 日 3 時 36 分にドッキングを解除して ISS を離れ、7 時 5 分に軌道離脱噴射を開始。ニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙港にパラシュートで降下し、7 時 49 分にはエアバッグを下にして静かに着陸している。これにより、6日間のテストミッションは成功裏に終了した。

今回のテストミッションが成功したことで、NASAとボーイングは有人テストミッションに向けた準備を進めていくことになる。

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