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Haier、オープンソースのプラグインに削除要請を送ってコミュニティの反発を受ける

著者: headless
2024年1月28日 16:25
Haier Europe がオープンソースのホームオートメーションソフトウェア Home Assistant 用のプラグイン作者に削除要請を送ったが、コミュニティに強く支援された作者の反論を受けて方針転換を余儀なくされたそうだ (削除要請タイムラインFAQThe Register の記事)。

1 月 15 日付で削除要請を送ってきたのは Haier Europe の Security and Governance Department という部署で、プラグインが同社のサービスを認められていない方法で使用して同社に著しい経済的損害を与えたと主張していた。プラグイン「hon」および「pyhOn」の作者 Andre Basche 氏 (Andre0512) は Haier がオープンソース・オープンスマートホームコミュニティを支持せず、同社のブランドに忠実なユーザーを落胆させることは非常に悲しいとしつつ、近日中の削除を約束する返信を送った。

ただし、すぐに削除はせず、削除要請について Readme に記載したバージョンのリリースHome Assistant フォーラムでの告知などを行った結果、コミュニティから Haier への強い反発が起こる。GitHub ではコードを削除されにくくするためのフォークが急増し、Wikipedia 英語版でストライサンド効果の例として一時挙げられる事態にもなっていた。

Basche 氏はこのようなコミュニティの支持を背景に反論を開始
  • プロジェクトが使用規約のどの項目に違反するのか
  • 認められていない方法とは何か
  • 著しい経済的損害とは具体的に何ドルか
  • プロジェクトがいつ Haier の知的財産を侵害したのか

といった質問を添え、適切な合意点を見つけられないか検討を求めた。

1 月 19 日には Haier US が Haier Europe とは独立しており、米国で使用するオープン IoT プラットフォームの SmartHQ は Home Assistant との統合を妨げることはないと宣言。Haier Europeも同日、同社のエコシステムをオープンにしてIoTプラットフォームの統合を可能にするすべての機会とソリューションを検討していると述べるブログ記事を公開、翌日にはIoTおよびエコシステムの責任者から対話を持ち掛けるメッセージが届いたとのことだ。

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一太郎2024, ATOK Tech Ver.34 発売間近、ATOKは32bit版を終息に

著者: nagazou
2024年1月25日 14:07
fukapon 曰く、

旧聞となるが、ジャストシステムは2023年12月1日、一太郎2024ATOK Tech Ver.34を発表した。発売日はスラド終了後から間もない2024年2月9日である。

師走の風物詩とも言えるバージョンアップの発表だったが、一太郎のアップデートは小幅にとどまった。新機能はWindows 11の音声認識機能への対応のみ。機能強化も少なく、文書スタイルのプレビューをリアルタイムで確認できるようになったことが最大の機能強化点である。編集画面表示に反映されるのではなく専用のプレビュー表示に反映される形で古めかしい実装だが、デザインテンプレートの適用を柱に据えるWordに対し、一太郎は設定項目を一つ一つ調整することを柱にしているようである。

ATOKは大きな機能追加がないものの、しっかりとアップデートしてきたという印象。完全64bit化がなされ、32bit版Windowsはサポート外となった。Tech Ver.33で導入されたATOKパーソナライズドコアは機能強化を受け、入力支援に対してもパーソナライズがなされるパーソナライズドコレクト機能が追加されている。新機能としてはCtrl-Cで登録、@入力で呼び出せる定型文登録機能ATOK@ブンコレが加わった。Generative AIの隆盛を受けてそんな作業はAIにやらせておけという流れがある中でも、実際の職場では同じような文面をコピペする仕事が少なくないと思われ、地に足のついた機能強化だろう。

昨年名称変更がなされ事実上バージョンアップの途切れた花子は、今年ついに何の変更もなく花子Personalのまま、スイートパッケージである一太郎2024プラチナに含まれる。PDFやSVGへの対応もなされていない状況で、ベクターグラフィックスを扱うアプリケーションとしての改善余地は大きいように思われるが、透過編集機能用のアドオン的な扱いになっているのだろうか。ジャストシステムはもはや花子を単体ソフトとしては扱っておらず、かつての花子の製品紹介ページへのアクセスを一太郎の製品紹介ページにリダイレクトしているほどである。

販売面では昨年から変更なく、一太郎は永続ライセンス、ATOKはサブスクリプションである。ATOKについてはライセンス製品(J-License)として永続ライセンス版のATOK Pro 5/Medical 3もあるが、Tech Ver.32にとどまっており、最新機能の使用にはサブスクリプション(Passport)が必須である。

タレコミ子は一太郎2024 ATOK Passport ユーザー優待版を予約注文した。いい加減ダウンロード版に移行したいのだが、予約注文できるのはボックス版だけなので今年もボックス版である。

なお、このタレコミは発表直後に用意するもタレコミ機能が停止していた。では発売日にでも思ったらその頃にはスラドが存在しない。よって中途半端ながらこのタイミングでのタレコミとした。

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オープンソースとは何か? Open Source Definition逐条解説書が公開

著者: nagazou
2024年1月24日 13:31

スラドの創設者としても知られる佐渡秀治氏が22日、「オープンソースとは何か? Open Source Definition逐条解説書」を公開した(Shuji Sado)。

冒頭部の説明を要約すると、

このオープンソースという用語は自由ソフトウェア(Free Software)の代替として企図され、いまでは当たり前の存在となっている。しかし、この用語が指す意味の範囲を意図的あるいは意図せずに拡大解釈しようとする動きや、言葉の意味を理解しないままにオープンソースの状態にあるソースコードの利用行為を行うことも珍しいことではなくなってきている。このため、オープンソースに関する理解を深められるよう「オープンソースの定義」を逐条的に解説していく目的で執筆されたとしている。なお、内容的には八田真行(mhatta)による「オープンソースの定義」の日本語訳に基づいて解説がおこなわれているとのこと。

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Beeper、Google PlayからのBeeper Mini削除を公式にアナウンス

著者: nagazou
2024年1月15日 15:12
headless 曰く、

Beeper が Beeper Cloud のユーザーに対し、iMessage 機能を Beeper Cloud の「Labs」機能とし、Beeper Mini を Google Play ストアから削除したとアナウンスしたそうだ (9to5Google の記事Android Police の記事)。

Android デバイスで Apple の iMessage ネットワークに接続してメッセージを送受信する Beeper MiniApple によるブロッキングとのいたちごっことなり、バージョン 1.2.30 でこれ以上の対応を行う計画はないと Beeper が表明していた。Beeper Mini は 12 月 24 日までに Google Play から削除されていたが、Beeper 側が意図的に削除したものだというコメントが間接的に伝えられたのみで、公式な発表は出ていなかった。

これにより、Android ユーザーが電話番号だけで iMessage とメッセージを送受信する機能は失われ、クラウドベースのメッセージ送受信のみが可能となる。ただし、Apple は今年から RCS を採用する方針を示しているため、こちらの機能も先行きは不透明だ。

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Beeper Mini、Google Playから削除

著者: headless
2023年12月24日 22:59
headless 曰く、

Beeper Mini が Google Play から削除された (Reddit のスレッド)。

Beeper Mini は Google に削除されたのではなく、Beeper 側が自ら削除したもののようだ。現在も公式サイトから APK をダウンロードできる。Beeper は最新バージョンの Beeper Mini バージョン 1.2.30 で iMessage の新たな有効化手順を発表。これでも Apple が許容できずにブロックするなら、それ以上の対応を行う計画はないことを明らかにした。新たな有効化手順は iMessage の登録コードを Mac または脱獄済み iPhone で取得するというものだ。Reddit では Beeper の Josh Johnson 氏から意図的に削除したものだと聞いたというコメントがみられる。

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GoogleのBard、Gmailなどとの連携する拡張機能が日本語で利用可能に

著者: nagazou
2023年12月20日 14:26
Googleは19日、チャットAIボット「Bard」で、YouTubeやGmailといったGoogleのアプリやサービスを跨いで連携できる拡張機能を、日本語と韓国語でも利用可能にしたと発表した。この拡張機能を使用すると、BardはGmail、Googleドキュメント、Googleドライブ、Googleマップ、YouTubeといった関連ツールから関連情報を検索し、回答内に一括で表示できるようになる(GoogleリリースASCII.jpPC Watch)。

Gmail、Googleドキュメント、GoogleドライブといったGoogle Workspaceに含まれるアプリも拡張機能経由で表示可能だが、個人情報が含まれることから初回のみ許可を求めるダイアログが表示されるとしている。なお、個人データが人間のレビュー担当者に表示されたり、広告表示やモデルのトレーニングに使用されることもないとしている。合わせてBardで作成したプログラムコードを「Replit」というクラウド実行環境にエクスポートできる機能も追加された。この機能では、Pythonに加えてC++、JavaScript、Ruby、SQL、Swiftなど18のプログラミング言語がサポートされている。

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Windowsにコマンドラインベースのテキストエディター、必要?

著者: nagazou
2023年12月16日 08:06
headless 曰く、

Windows に再び CLI (コマンドラインインターフェイス) テキストエディターを標準搭載すべきか、Microsoft の Connor Plante 氏がフィードバックを求めている (GitHub でのディスカッションThe Register の記事)。

32 ビット版の Windows では edit コマンドが標準で利用可能だったが、64 ビット版 Windows は CLI エディターを搭載していない。CLI エディターはシステム管理者や開発者、パワーユーザーのコアツールであり、標準で使用可能なオプションを提供することは生活の質を向上するのに重要だという。

ソリューションとしては Edit・Pico・nano・Vim・Emacs といった既存の CLI エディターを 1 つ以上プリインストールする方法のほか、インストールされていない CLI エディタを起動するコマンドが入力された場合に入手方法を表示するというものが挙げられている。

Plante 氏が求めるフィードバックは以下のようなもの。

  • Windows にデフォルトの CLI エディターが必要か、それがあなたのエクスペリエンスをどのように改善するか
  • 現在 CLI エディターを使用しているか、使用しているならその用途と理由
  • 代替のソリューションや CLI エディター関連の機能で搭載してほしいものはあるか

スラドの皆さんはいかがだろう。プリインストールされていたらうれしい CLI エディタが具体的にあるだろうか。

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スマホの指紋センサーから指紋情報を抜き、復元する攻撃

著者: nagazou
2023年12月16日 07:02

香港城市大学と米ジョージ・メイソン大学に所属する研究者らは、スマートフォンのディスプレイ内指紋センサーから指紋データを盗み出し、3Dプリンタで偽の指紋を作成する攻撃方法を発表したそうだ(ITmedia)。

この攻撃では、盗んだ指紋データをもとに3Dプリンタで造形した偽の指紋を指に貼り付け、その偽の指紋を使って生体認証を騙ることが可能だという。研究ではユーザーがディスプレイ内指紋センサーを押す際に放出される電磁波を専用装置で検出、それをもとに3D指紋ピースを作成したという。

この攻撃は被害者の指紋情報を事前に知らなくても実行可能で、ハードウェアやソフトウェアを侵害する必要もなく、高価な装置も不要。かつ異なる種類のスマートフォンでこの攻撃が実行可能であり、指紋画像を50.3%から75.0%の範囲で復元する能力が示されたとしている。

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AIによるプレゼン資料の自動作成ツール「パワポ生成AI」

著者: nagazou
2023年12月15日 14:28

ユーザーローカルは13日、AIを利用してプレゼンテーション資料を自動生成するWebサービスツール「パワポ生成AI」の無償公開を開始した。このツールはプレゼン資料の自動生成を行い、ChatGPTと連携することができる。プレゼン資料作成における煩雑なタスクを自動化できるとされる(ユーザーローカルリリース窓の杜)。

主な特徴としては、プレゼン目的を選び、テキスト編集するだけですぐパワポ化可能であることや、生成AIによるアウトラインの自動生成がある。キーワードを入力することで、関連する単語をサジェストし、ChatGPTと連携してアウトラインを作成するとしている。また、イメージ画像を自動挿入する機能を備えており、今後は画像生成AIによる画像素材の自動作成も予定されているとしている。

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メモ、どうやって取ってる?取らない?

著者: headless
2023年12月3日 11:18
Evernote は 12 月 4 日から、無料の Free プランで作成可能なノートとノートブックの数を大幅に縮小する (Evernote のブログ記事Neowin の記事The Register の記事Android Police の記事)。

現在のシステム制限では Free プランで作成可能なノートが 10 万件、ノートブックが 250 件となっているが、12 月 4 日以降はそれぞれ 50 件と 1 件になる。ただし、Evernote のデータ保護 3 原則とデータの所有権がユーザーにあることを確実にするため、現在 51 件以上のノートや 2 件以上のノートブックが作成されているアカウントでは引き続き既存のノートとノートブックの閲覧・編集・エクスポート・共有・削除が可能になる。Evernote では Free ユーザーの大半が新しい上限に収まるため、変更の影響は大きくないとみているようだ。

個人的にはほとんどメモを取らないため、Evernote を含む各種メモアプリは機能を把握する程度で終わってしまっているのだが、スラドの皆さんはどのようにメモを取っているだろうか。

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職場で不正行為に気付いたらどうする?

著者: headless
2023年11月25日 22:16
お知らせ
スラドではタレコミや日記の編集フォームが正常に機能しない問題が 25 日夕方から発生している。編集者は強引な (不正ではない) 方法で作業を継続しているが、一般ユーザーの権限では同じ方法がとれないようだ。現在、問題の調査を依頼しているが週末ということもあって時間がかかる可能性もあるので、しばらくお待ちいただきたい。

(以下ストーリー本文に続く)
Engprax が英国のソフトウェアエンジニアを対象に行った調査によると、職場での不正行為をが雇用主に報告した人のうち報復行為にあったという人が 75% に上ったそうだ (プレスリリース報告書: PDFThe Register の記事BetaNews の記事)。

データはソフトウェアエンジニア 280 人を対象に、調査会社 Survation が収集したものだ。それによると、職場で不正行為があると疑う人が 53% (およそ 148 人)、うち 116 人が雇用主に報告したという。116 人の 75% が報復行為にあったとのことで、全体のおよそ 31% が報復を受けたことになる。英国のソフトウェアエンジニアは全体で 466,000 人とのことで、これに当てはめると報復を受けたことのある人はおよそ 145,000人。英国の正規軍全員の人数よりも多いとのこと。その結果、不正行為に気付いても報告しない人が多く、特に経営側からの報復を恐れて報告しない人 (59%) と、同僚からの報復を恐れて報告しない人 (44%) が多かったとのことだ。

不正行為の例としては、職業上の基準への違反や、怠慢、贈収賄、詐欺、犯罪活動、誤審、健康や安全のリスク、環境破壊、差別や問題の意図的な隠ぺいを含む法的義務の不履行が挙げられている。スラドの皆さんは職場での不正行為に気付いたらどうするだろうか。

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現金投入後に「釣銭がニアエンプティ状態」と表示する無人店舗のレジ

著者: nagazou
2023年11月20日 17:04
人手不足と人件費の高騰も相まって、最近では無人店舗が増えているが、そうした無人店舗の一つであるオリジンデリカに立ち寄ったところ、予期せぬトラブルに巻き込まれたという記事がロケットニュース24に掲載されている(ロケットニュース24)。

それによると立ち寄った当日、店内はスタッフ不在でありながら、店内のレジ3台のうちの1台で警報音が鳴り響く場面に出くわしたという。警報音を鳴らしているのはキャッシュレス専用レジで、お支払い金額478円と表示された画面で止まっており、「エラーが発生した場合はお近くの係員へお声がけください」と赤字で表示されていたという。しかし、無人店舗なので近くに係員はいない。

さらに隣の3台目のレジでもトラブルが発生。筆者は稼働中の最後の1台で会計を進めていたが、「お支払いへ」の画面表示をタップした瞬間、釣銭がニアエンプティ状態になったという。レジが3台もあって全部でトラブルが発生するなんてことがあるとはとし、筆者は鳴り響く警報音と機械音声がめちゃくちゃディストピア的に聞こえたとの感想を述べている。なお奥には店員がいたようで、対処はしてもらえた模様。記事では人がいることの意義を痛感したとしている。

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Microsoft Authenticator、怪しいログイン要求で通知のポップアップを抑制

著者: nagazou
2023年11月9日 14:04
headless 曰く、

Microsoft では Microsoft Authenticator に対するパスワードレスおよび多要素認証 (MFA) リクエストについて、怪しいリクエストの場合に通知のポップアップを抑制する機能のロールアウトを 9 月末までに完了したそうだ (Microsoft Entra (Azure AD) Blog の記事Neowin の記事Ghacks の記事)。

これにより 600 万件以上の怪しい通知が防がれており、その大半はハッカーによるもので、顧客にとって価値のないものだったという。これにより、大量の MFA 通知でユーザーが誤ってリクエストを承認することを狙った MFA 疲れ攻撃を阻止したとのこと。

さらに現在では、いつもと違う場所やその他の異変を示す要素を含むなど潜在的リスクのあるリクエストの通知表示抑制も開始しているそうだ。通知表示が抑制されても通知が削除されるわけではなく、Authenticator アプリを開けば通知が表示される。ユーザーはログインリクエストが送られたアプリや場所を確認し、ログイン画面で指定された数字を入力すればログインできる。

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米カリフォルニア州自動車局、Cruiseの自律走行車展開とドライバーレス運行テストの許可を停止

著者: nagazou
2023年10月26日 16:05
headless 曰く、

米カリフォルニア州自動車局 (DMV) は 24 日、Cruise の自律走行車に対する州内での展開・ドライバーレス運行テスト許可の即時停止を発表した (ニュースリリースThe Verge の記事The Register の記事)。

Cruise の自律走行車は州内で消防車と接触して乗客が負傷したり、ひき逃げの被害者に乗り上げたまま停止したりといった事故がたびたび報じられている。DMV では Cruise の自律走行車が公道を安全に走行できないと判断しており、Cruise が安全性に関する虚偽の報告をしていたこと、Cruise やその代理人、従業員などによる行為や不作為が自律走行車テストによる公共の不合理なリスクを引き起こしていたことを許可停止の理由としている。

DMV は Cruise に許可の即時停止を伝えるとともに、許可の再開に必要な手順を伝えたという。今回の許可停止は人間のセーフティードライバーが乗車したテスト走行には影響しないとのことだ。

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東京航空交通管制部で一時システム障害、北海道から中国地方までの大部分の空域で飛行制限

著者: nagazou
2023年10月2日 14:31
埼玉県所沢市にある国土交通省の東京航空交通管制部で9月29日、システム障害が発生した。この障害は「航空路管制処理システム(TEPS)」と呼ばれる航空管制の主要なシステムに影響を及ぼし、同日の午前11時39分以降、航空機の便名や高度などのテキスト情報が表示されなくなったという(NHK日経クロステック)。

この障害は午後0時11分に復旧し、午後0時22分に出発制限が解除された。原因については調査中だという。この障害は東日本エリアに発着する航空機に影響を及ぼした。全国で118機の飛行が遅延し、最大で78分の遅れが生じたという。また、当初の目的地以外の空港に着陸するダイバートも1件発生したとしている。

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Microsoft Word、どうやら40周年を迎える

著者: headless
2023年10月1日 09:59
Microsoft Word が 9 月 29 日で、どうやら 40 周年を迎えたようだ (Neowin の記事)。

Microsoft Learn の「Microsoft の歴史 — 1983 年」によれば、フル機能のワープロプログラム「Word for MS-DOS 1.00」がリリースされたのは 1983 年 9 月 29 日。PC World Software Review の読者には無料のデモ版が提供されたという。

同記事に埋め込まれている動画では 11 月 29 日リリースと説明されているが、その数か月後とされる Microsoft Press の設立が 1983 年中ではなくなってしまう。記事では Microsoft Press 設立が 1983 年 11 月 3 日となっており、9月29日を正しい日付と考える方がつじつまが合う。Microsoft Word 1.0 には Microsoft Mouse が同梱され、当時の価格は 498 ドル。インフレを考慮して 2023 年の米ドルに換算すると 1,514ドル39 セントに相当するという。

ただし、Pingdom のバージョン 1.0 特集記事では Word 1.0 のリリースが 1983 年 10 月 25 日となっており、Microsoft 365 のブログ記事Wikipedia の記事など、この日付を採用する記事も多い。PC World でも Word の 25 周年記念記事で Microsoft のワープロプログラムの始まりを 1983 年 10 月と述べている。

このようなわけではっきりしないのだが、最近 40 周年を迎えた、または近々迎えることは間違いない。スラドの皆さんの中に、他の資料をお持ちの方やリアルタイムでリリースを目撃した方はおられるだろうか。

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Audacityフォークでブラウザ上で利用可能になった「Wavacity」登場

著者: nagazou
2023年9月13日 14:30
老舗の音声編集ソフトウェアである「Audacity」をフォークし、ブラウザ上で利用可能にした無料のオープンソースツール「Wavacity」が登場したそうだ。WavacityはAudacityの機能をブラウザで利用できるようにしたもので、インストールは不要。本家と異なりWavacityはデフォルトで日本語で表示されるようになっており、日本語ネイティブユーザーも使いやすくなっている。プラグインの追加はできないものの、いくつかのプラグインがすでに導入されており、それぞれの有効化・無効化は可能だという(WavacityのGitHubリポジトリGIGAZINE)。

あるAnonymous Coward 曰く、

# WebAssemblyで相当な事迄出来る様になったんだな(こなみ

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訃報: PowerPoint共同開発者 デニス・オースティン氏

著者: nagazou
2023年9月12日 07:06
headless 曰く、

PowerPoint 共同開発者のデニス・オースティン氏が 1 日、カリフォルニア州ロスアルトスの自宅で死去した。死因は肺がんの脳転移によるものだといい、76 歳だった (The Verge の記事Neowin の記事The Washington Post の記事)。

オースティン氏は 1947 年 5 月 28 日、ピッツバーグに生まれる。1984 年に Forethought へ入社したオースティン氏はソフトウェア開発担当 VP のロバート・ガスキンス氏とともに、ガスキンス氏が発案した OHP に代わるプレゼンテーションスライドソフトウェア「Presenter」の開発を開始。1985 年から主席開発者となった。名称はガスキンス氏が出張時に滑走路で見かけた標識から「PowerPoint」に変更されたという。

PowerPoint 1.0 は Macintosh 向けに 1987 年 4 月 20 日リリース。同年 8 月には Microsoft が Forethought を買収し、同社初の大型買収となった。オースティン氏は退職する 1996 年まで主席開発者を務めた (Beginnings of PowerPoint: PDFComputer History Museum の資料動画)。

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国際コンクールで演奏中に楽譜を表示させていたiPadがフリーズ

著者: nagazou
2023年9月6日 18:04
2022年5月に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールで、チェリストの薗田奈緒子さんがiPadを使用して演奏中に、楽譜を表示していたiPadがフリーズするというハプニングが発生した。その様子がSNS上で動画でアップされたことからバズったりしたようだ。薗田さんによると、iPadで演奏するようになったのは、コロナ中にあるコンサートで「できればiPadで演奏してほしい」と主催者から言われたのがきっかけだという。楽譜を何冊も持たなくてよいといった利便性から日常的に使うようになったという(動画のポストoffice yamane)。

それでも通常は念のために楽譜を持って行っているが、先のコンクールでは一次予選の紙の楽譜を忘れて「iPadがあるから大丈夫だろう」と本番に挑んだものの、本番の前にアプリのアップデートを忘れ、フリーズの原因となったという。薗田さんは演奏中にiPadを再起動、再起動までの30秒ほど耐えて状況を乗り越えることに成功したという。これ以後、アップデートは忘れないようにしており、いまのところ同じハプニングは起こってないと述べている。

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フランスで毒キノコの被害が急増、スマホのAIキノコ識別アプリも一因か

著者: nagazou
2023年9月5日 18:07
フランスでは毒キノコによる中毒が急増しているそうだ。フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)によれば、2023年8月にはキノコ中毒の感染者数が2022年の同時期の2倍に増加、8月1日以降は250件以上の中毒が報告されているという。ANSESによれば、原因はフランスの一部地域で降雨となった日が多かったことが影響しているという(Libération国末憲人さんのポストThe Guardian)。

またこれに加えて収穫者の知識不足も指摘されている。とくにスマートフォンのキノコ認識アプリケーションが原因で、食用種と有毒種を取り違える事例も多いという。2022年に毒物管理センターで記録された1923件の中毒のうち、30人がスマートフォンの認識アプリケーションを使用していたとANSESは述べている。

また悪いのはアプリだけではなく、Amazonで販売されているキノコガイドなども影響しているという。The Guardianが米国の専門企業の協力を得てAmazonで販売されているキノコガイドを調査したところ、そのうちのいくつかは完全に人工知能によって書かれたものだったと述べている。このため中には食用かどうかを識別する部分で致命的な誤記もあったりしたようだ。

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