ノーマルビュー

2023年にウィキペディアで最も閲覧された記事はChatGPT

著者: nagazou
2023年12月8日 08:06

ウィキメディア財団は5日、2023年に最も閲覧されたWikipediaの記事を発表した。最も閲覧されたのは、英語版のChatGPTのページで合計4950万回以上のページビューを獲得した。2022年11月にデビューしたこのツールは現在、1億人以上のユーザーを獲得した一方、人工知能の進化や倫理的な議論を巻き起こした(WikipediaリリースThe Hill)。

次に注目されたのは、2023年の死亡者数の記事や2023クリケットワールドカップ関連の記事だという。2015年以降に出された最も人気のある記事のリストでクリケットの記事が含まれたことはこれまでなかった。しかし、2023年は、英語版ウィキペディアのトップ25 記事の16%がクリケットで占められたという。2023クリケットワールドカップで、インド対パキスタンといった注目カードがあったのも一因のようだ。映画関連の記事も注目を集め、『オッペンハイマー』や他の映画の記事が上位にランクインしたとしている。

2023年の英語版ウィキペディアの記事の人気トップ10は次のとおり。

  1. ChatGPT、49,490,406 ページビュー
  2. 2023年の死亡者数、42,666,860人
  3. 2023 クリケットワールドカップ、38,171,653
  4. インディアン・プレミアリーグ、32,012,810
  5. オッペンハイマー (映画)、28,348,248
  6. クリケットワールドカップ、25,961,417
  7. J. ロバート・オッペンハイマー、25,672,469
  8. ジャワン (映画)、21,791,126
  9. 2023年インディアンプレミアリーグ、20,694,974
  10. パサーン (映画)、19,932,509

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熊本市職員、Wikipediaの写真を無断で使用

著者: nagazou
2023年11月28日 13:04
熊本市で職員がウィキペディアに掲載されていた写真を無断で転載していたことが明らかになった。報道によると、南区職員が問題となった写真を同区の小学校の様子を表す写真として熊本市のホームページに勝手に掲載。写真の出典が明示されずに無断で使用されたとして、写真を撮影した市民が熊本簡易裁判所に調停を申し立て、熊本市に14万4000円の賠償金支払いを求めていた。熊本市はこの問題を解決するために市民に4万円を支払うことを提案。今月30日に開会する市議会にその議案を提出する方針としている(熊本朝日放送 KAB NEWS[動画])。

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Wikipediaの『11千年紀以降』のページが話題に

著者: nagazou
2023年10月3日 16:07
はてなでWikipediaの『11千年紀以降』のページが話題になっているらしい。このページでは、西暦10001年以降の未来に関する出来事や予測についての解説がおこなわれている。ジャンルとしては天文学や素粒子物理学、進化生物学、プレートテクトニクスなどがあり、それぞれ現時点で予想されているものをベースに記載されているようだ(はてな)。

遠い未来に関するものということもあり、コメントでは人類の未来や宇宙の運命についての議論が活発におこなわれていた模様。特に、宇宙の終わりや人類の存続に関する考察に関しては多くの考察が挙がっていた。もっとも、西暦10001年以降の未来についての予測に関しては、その出来事を実際に確認することは不可能だとも指摘されている。

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「オールドショック」の意味が捻じ曲がった原因はWikipediaか

著者: nagazou
2023年7月27日 19:09
1981年に起こった「オールドショック」には間違った解釈が広まっていたことがあるという。その間違った内容は、日本消費者連盟がサントリーオールドの成分調査を行い、その結果、ウイスキーとは呼べないような成分が含まれていたことが問題視されたというもの(けざわメモ)。

実際にはこの説明はデマであり、虚偽の情報だった。実際の「オールドショック」とは、ある時期を境にサントリーオールドの売上が大きく下がったことを指す言葉で、日本消費者連盟はこの事件とは無関係だった。この問題を検証したけざわメモの記事によると、前述のような誤った情報が広まった背景には、Wikipediaにあった記述に原因があるのだという。

けざわメモでは、Wikipediaの編集履歴を通じて「オールドショック」に関する記述の移り変わりを検証している。この記事によると、2015年4月18日時点のA版では、「焼酎やワインの台頭、輸入ウイスキーの価格低下によってオールドの売り上げが落ちた。これがオールドショックである。」という趣旨で記載されており、この時点ではWikipediaの記述は正確だったそうだ。しかし、その後の2015年5月2日時点のB版では、「ほんものの酒を!」という書籍に基づいた混ぜもの疑惑に関する文章が挿入され、オールドショックと混ぜもの疑惑が結びついてしまったという。

これは事実とは異なる情報が合成されて生まれてしまった問題であり、Wikipedia内の規則で禁止されている「情報の合成」という行為であるという。混ぜもの疑惑とオールドショックの関係を示す出典が存在しないにもかかわらず、誤った情報がWikipediaに残されてしまったことを示している。このような情報の合成はWikipediaの編集ガイドラインに反するもので、記事の著者であるkezawa氏は、Wikipediaの編集者に対し、ガイドラインに則った編集をするよう呼びかけている。

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ウィキペディア、再配布ライセンスをCC-by-SA 3.0からCC-by-SA 4.0に変更

著者: nagazou
2023年6月13日 16:04
あるAnonymous Coward 曰く、

ウィキペディアなどを運営するウィキメディア財団は、2023年6月7日に利用規約を更新した。更新に伴い、サイト内記事の文章部分の再配布ライセンスが「クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植(CC-by-SA 3.0)」から「クリエイティブ・コモンズ 表示 — 継承 4.0 国際 (CC BY-SA 4.0) 」に変更されている。

ライセンスの変更は2009年6月15日にGFDLからCCへ変更して以来およそ14年ぶりとなる。

2023年2月から4月にかけてウィキメディア財団の法務部が利用規約の更新について意見募集をしていた(日本語ページ)。2016年にもCC-by-SA 4.0へ変更するかの議論があったが(当時のページ)、この時は現状維持となった。

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Wikipedia公式の「不毛なWikipedia編集合戦」事例集

著者: nagazou
2023年5月11日 18:03
Wikipediaではウィキペディアンとよばれる編集者同士の生産性のない編集合戦が繰り広げられることもある。こうした不毛な争いが行われた記事を特集した項目が存在しているそうだ(Wikipedia:Lamest edit warsGIGAZINE)。

複数国間の領土問題のような部分で揉めているのは容易に想像が付くが、ほかには、レディ・マーキュリーのルーツを巡る問題からフレディ・マーキュリーをインドのロックスターとするのか、イラン人とするのか、アゼルバイジャン人とするのかといった議論も存在しているそうだ。

さまざまな人名や地名の表記方法に関する編集合戦もよくあるようだ。ファイナルファンタジーVIIに登場するエアリス・ゲインズブールの名前のつづりが「AerisなのかAerithなのか」を巡る長い論争、セガのゲームハード・メガドライブの項目名を「Sega Genesis」にするか「Mega Drive」にするかの議論なども存在しているとのこと。

ほかにも、個別に記事化された「スペル・大文字/小文字・句読点に関する不毛な編集合戦」のページでは、抹茶(Matcha)をローマ字表記の「maccha」と表記すべきだという主張が5段落にわたって書かれていたこともあるそう。

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ピクシブ百科事典『ぼっち・ざ・ろっく!』に原作者も知らない事実が掲載

著者: nagazou
2023年2月22日 13:23

アニメもヒットしたマンガ『ぼっち・ざ・ろっく!』の原作者である「はまじあき」さんのツイートが話題となっている(はまじあきさんのツイートJ-CASTニュースTogetter)。曰く、

ピクシブ百科事典のぼざろ読んでたら私も知らない事実が...タイトルの由来ってそうだったの…!?都市伝説ってこうやって広まってくんでやんすね

とのこと。指摘したのはピクシブ百科事典の「余談」の項目にあった「作品タイトルの『ぼっち・ざ・ろっく!』(BOCCHI THE ROCK!)は後藤正文の書籍『ゴッチ語録』(GOTCH GO ROCK!)をもじったもの。」という部分(1月2日時点のInternet Archiveで確認できる)。該当箇所は現時点では削除されている。作者は「結構沢山の方が記事見てるっぽかったから一応大事なところは訂正しておきたかった次第ザマスんごねェ...」(該当ツイート)と述べている。

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パキスタン、首相の指示で Wikipedia のブロックが解除される

著者: nagazou
2023年2月10日 07:03
headless 曰く、

パキスタン政府がWikipediaのブロックを解除したそうだ (情報・放送省のニュース記事Neowin の記事首相の指示書)。

ブロック解除は閣僚委員会の勧告を受けたムハンマド・シャリフ首相の指示によるものだ。パキスタン電気通信庁(PTA)は1日にWikipediaが冒涜的なコンテンツをブロック/削除しないことを理由にサービスを格下げし、48時間以内に対応しなければパキスタン国内からのアクセスをブロックすると発表。Wikipedia側の対応はなく、そのままブロックされていた。

これについて閣僚委員会では、冒涜的コンテンツに限ってブロックするべきであり、サイト全体のブロックは適切でないとシャリフ首相に勧告。首相はブロックを即時解除するようPTAに命じたとのことだ。

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パキスタンで Wikipedia がブロックされる

著者: headless
2023年2月4日 17:52
パキスタンでWikipediaがブロックされたそうだ (Bloomberg の記事The Register の記事The Verge の記事Neowin の記事)。

パキスタン電気通信庁 (PTA) 報道官の Malahat Obaid 氏は 1 日、冒涜的なコンテンツをブロック/削除しないことで Wikipedia のサービスを「格下げした (degraded)」と発表し、48 時間以内に指定のコンテンツをブロック/削除しなければパキスタンで Wikipedia をブロックすることになると述べていた (プレスリリース)。

Obaid 氏は Bloomberg の電話での問い合わせに対し、48 時間の期限内に Wikipedia 側の対応が行われなかったためにブロックしたが折衝も続けているとし、コンテンツを削除すれば当初の発表通りブロック解除を検討すると述べたとのことだ。

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サウジアラビア政府、Wikipediaにスパイを送り込む

著者: nagazou
2023年1月11日 17:06
中東を拠点とする人権団体のDAWとSMEXなどによると、サウジアラビア政府が、Wikipediaに政府のスパイを送り込んでいたそうだ。これにより政府に批判的な記事を作成した編集者2人が投獄されたという。サウジアラビア政府は2020年9月に二人を「世論に影響を与えた」「公序良俗に違反した」との嫌疑で起訴。その後の裁判で、管理者の立場にあったOsama Khalid氏は32年の懲役となった。また別の管理者であるZiyad al-Sofiani氏も同じく8年の懲役刑を言い渡されたとされている(WikipediaリリースThe GuardianDAWNGIGAZINE)。

ウィキメディア財団は、Wikipedia内に政府のエージェントが潜り込んでいることを受けて、内部調査と関係者の追放を実施したという。財団は調査の結果、この問題の重大性から、当財団は16人をグローバル追放措置としたと発表している。こうした国際的な組織にサウジアラビア政府がスパイを送り込んだのは、これが初めてではないという。昨年12月にTwitterの元従業員がユーザー情報を政府に流すスパイ活動をしていたとして、3年半の実刑判決を受けているとのこと(GIGAZINE)。

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Wikimedia Enterprise、GoogleとInternet Archiveが最初の顧客

著者: headless
2022年6月26日 11:42
Wikimedia Foundation は 21 日、Google と Internet Archive が Wikimedia Enterprise の最初の顧客になったと発表した (ニュースリリースWikimedia Enterprise のニュース記事The Verge の記事Neowin の記事)。

昨年発表された Wikimedia Enterprise は Wikipedia と Wikimedia のプロジェクトを大量に商用利用する企業向けに便利な API を提供する有料製品だ。ただし、非営利団体向けには無償で提供され、Internet Archive も無償で利用するそうだ。

Google はウェブ検索結果の情報ボックスに Wikipedia のデータを使用する一方で Wikipedia にコンテンツ翻訳ツールなどを提供しており、Internet Archive は Wikipedia のリンク切れページを置き換えるなど、以前から協力関係にある。

製品の利用はオプトインであり、大量の商用利用であっても一般提供されているツールやコンテンツは今後も無償で利用できる。興味のある企業向けには無料のトライアル版アカウント作成サービスも提供されている。

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Wikipedia中国語版で大規模な捏造事件?古代ロシアの架空の記事が多数発覚

著者: nagazou
2022年6月24日 07:05
Mirai Sakomizuさんのツイートによると、中国語のウィキペディアで特定の編集者が長年にわたって古代ロシアに関して架空の情報を投稿、歴史的事実を捏造していたことが判明したそうだ(Mirai Sakomizuさんのツイート現地での議論)。

あるAnonymous Coward 曰く、

問題となった記事は一見して出典となる文献なども引用されており完成度が高かったが、それらの文献も架空の書物や関係のない書物などとなっており、ロシア語と専門知識が無ければ見破れないものだったという。これらの記事は、良い記事として英語版やウクライナ語版などにも翻訳されており、被害は中国語版だけに留まらないという。

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著者: headless
2022年5月4日 19:18
Wikimedia Foundation は 1 日、暗号通貨による直接的な寄付受付を中止すると発表した (Wikimedia Meta WikiThe Verge の記事Mashable の記事)。

Wikimedia は 2014 年にボランティアと寄付者のコミュニティからの要望を受け、寄付としての直接的な暗号通貨受け取りを開始していた。今回の決定も同じコミュニティからのフィードバックを受けて決定したとのこと。Wikimedia コミュニティでは、寄付受け取りが環境負荷の高い暗号通貨を支持していると受け取られ、Wikimedia ムーブメントに影響する可能性があるなどとして、暗号通貨による寄付受け取りの是非について 1 月から議論が行われていた。

Wikimedia Foundation は暗号通貨を直接的な寄付として受け取るのに必要な Bitpay アカウントを閉じる計画を示す一方、今後もこの問題を見守り、コミュニティのニーズに応えていくとも述べている。

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見れなくなる前にロシア語版ウィキペディアのダウンロードを試みるロシア人たち

著者: nagazou
2022年3月25日 07:06
ロシアではウクライナへの侵略行為の後、虚偽の情報を故意に流布すると犯罪として扱われる法律が成立している。ロシア語版のWikipediaでも1日にサイト停止の警告を受けていたことが報じられている(ロイター)。この先、ロシア政府によりWikipediaへのアクセスが制限されるのではないかとの懸念から、ロシア国内ではロシア語版Wikipediaの全記事をダウンロードし、オフラインで閲覧可能にする人たちが急増しているそうだ。ロシアは侵略以前からWikipediaのダウンロード数でトップ10以上になることはなかったそうだが、2月24日以降は1位を堅持しているとのこと(SlateMashableGIGAZINE)。

あるAnonymous Coward 曰く、

サイト全体のdumpファイルが29GBほどなんで、やろうと思えばできるらしい。

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ロシア語版 Wikipedia 編集者がベラルーシ当局に拘束されたとの報道

著者: headless
2022年3月13日 09:59
ロシア語版 Wikipedia 編集者のマルク・ベルンシュテイン氏がベラルーシの治安当局 GUBOPiK に拘束されたと報じられている(The Verge の記事Zerkalo の記事)。

GUBOPiK 関係の Telegram チャンネルは 11 日、拘束されたベルンシュテイン氏の動画を投稿し、氏が反ロシア的な虚偽の情報を流布したと説明したという。ベラルーシ在住のベルンシュテイン氏はロシア語版 Wikipedia で 20 万件以上の編集作業を行っており、トップ 50 の編集者とされる。

具体的な拘束理由は明らかになっていないが、ロシアではウクライナへの侵略行為に対する批判的な報道を虚偽の情報の流布として犯罪行為とする法律が成立している。ロシアのプロパガンダチャンネルは 10 日、この法律にベルンシュテイン氏が違反したとが糾弾し、個人情報を Telegram で公表していたとのこと。

なお、GUBOPiK の Telegram チャンネルに関しては、ブロックまたは削除されたとも報じられている。同チャンネルは拘束した反政府主義者に暴行する動画をたびたび投稿しており、Telegram が 1 月に警告していたとのことだ(Belsat TV の記事)。

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ウィキペディア、アカウント未取得の匿名ユーザのIPアドレス表示を一時的なアカウントに置き換えを検討

著者: nagazou
2022年1月26日 06:02
あるAnonymous Coward 曰く、

ウィキメディア財団が運営するウィキペディアなどのウィキサイトでは、アカウントにログインせず匿名ユーザとして編集を行う場合、IPアドレスが編集履歴に残る。プライバシーと荒らし対策の観点から、一時的なアカウント名を自動で作成する提案が行われている。IPアドレスを非表示化後も、管理者権限をもつアカウントではIPアドレスを業務上見ることができるようになるそうだ(IP編集:プライバシー保護と荒らし行為軽減IP Editing: Privacy Enhancement and Abuse Mitigation)。

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ウィキメディア財団に対し暗号通貨による寄付の受け入れ停止を求める声が上がる

著者: nagazou
2022年1月19日 17:08
あるAnonymous Coward 曰く、

インターネット百科事典「Wikipedia」を運営するウィキメディア財団は2014年からビットコインによる寄付を受け付けているが、これを止めるよう求める提案がMeta-Wikiで行われている(Requests for comment/Stop accepting cryptocurrency donations — Meta)。

提案者の主張は概ね次のような内容だ。

  • 暗号通貨は非常にリスクの高い投資であり、お墨付きを与えるようなことをするべきではない。
  • 暗号通貨は膨大なエネルギーを消費するため環境負荷が高く、持続可能性を重視する方針にそぐわない。
  • 暗号通貨を受け入れることにより、世間のひんしゅくを買うおそれがある。

あくまでRFC(コメント求ム)の議論であり、コミュニティでの採決がそのまま財団の最終決定になるわけではないが、賛否両論様々なコメントが集まっている。

財団によると、昨年度は347人から計約13万ドル(約1500万円)相当の暗号通貨による寄付があり、これは総収入の約0.08%にあたるという。

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ウィキペディアが中国人編集者7人を永久追放12人を停止処分、背後に香港めぐる衝突も

著者: nagazou
2021年9月27日 15:13
ウィキメディア財団は13日、編集資格を持つ中国人7人のアカウントを永久停止し、12人から管理者の権限をはく奪したと発表した。同財団は1年近く中国語版ウィキペディアの内部調査を行っていた。目的はウィキペディア編集になり、その立場を利用して中国に関連する論調を管理したり誘導していた団体の調査だと見られている(lists.wikimedia.orgThe RegisterGIGAZINERecord China)。

しかし調査中のこの夏、個人を特定できる情報やボランティア選出に関連する団体の情報にアクセスしようとする「信頼できる脅威」が確認されたことによりアカウント停止などの対応を行った模様。6月に香港の「蘋果日報(アップルデイリー)」が業務停止になるなど、中国本土と香港との対立が強まっているという政治的な背景も影響したようだ。BBCの報道によれば、オンラインチャット上で、香港の編集者を国家安全保障警察のホットラインに報告しようと話し合った人物も存在したとしている(BBC)。

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アダルトエンタテインメント企業、Wikipediaに関するWikipedia記事を検索結果から削除するようGoogleに要請

著者: nagazou
2021年6月1日 16:05
headless 曰く、

アダルトエンタテインメント企業 The Score Groupが同社の著作権を侵害していると主張する378件のURLを検索結果から削除するよう、米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく通知をGoogleへ送っているのだが、これにWikipedia記事27件のURLが含まれている(TorrentFreakの記事削除要請)。

Wikipedia記事の中にはTorrentサイトやポルノサイトに関する記事も含まれるものの、著作権を侵害するようなリンクが含まれているわけではない。TorrentFreakやThe Verge、Financial Timesといったニュースサイトに関する記事や、IMDbやRotten Tomatoesといった映画情報サイトに関する記事も含まれている。また、アダルトエンタテインメントとは無関係そうなDomino's PizzaやGrammy Awardに関する記事のほか、Wikipedia自体に関する記事も含まれる。

自動処理による誤った削除要請は珍しいものではなく、今回のWikipedia記事の一部はキーワード指定で誤検知したとみられるが、誤検知の理由がわかりにくいものも多い。同社がGoogleに送った別のDMCA削除要請にはIMDbの記事が7本含まれており、アダルト作品に出演する俳優に関する記事2本のほかはアダルトエンタテインメントとは無関係な映画作品に関するものだ。

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Wikimediaプロジェクトのデータを大量に使用する企業に便利な有料サービスWikimedia Enterprise API

著者: headless
2021年3月21日 09:53
Wikimedia Foundationは16日、企業がWikimediaプロジェクトの公開データを自社サービスで利用しやすくするWikimedia Enterprise APIを発表した(Diffの記事Mashableの記事The Vergeの記事The Registerの記事)。

Wikimediaでは何年も前から、コンテンツを大量に商用利用するユーザーの技術的ニーズに対応しつつ、これらのユーザーによる無料の知識エコシステムの持続を可能にするエンタープライズグレードの有料サービスを検討してきたという。Wikimedia Enterprise APIはデータフィードのより速い効率的な更新や、コンテンツの機械可読性を高めるための標準化を行い、有料で提供する。ただし、製品はオプトインであり、大量に商用利用するユーザーを含め、現在一般提供されているツールやコンテンツは今後も無料で制限なく使い続けられる。Enterprise APIはその持続可能性を高めるものになるとのことだ。

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