ノーマルビュー

はやぶさ2の帰還日が決定。12月6日にカプセル投下予定

著者: nagazou
2020年7月17日 06:06
あるAnonymous Coward 曰く、

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、惑星探査機「はやぶさ2」の帰還日を発表した。今年の12月6日になるという。はやぶさ2は地球上空でカプセルを分離し、オーストラリア南部にある砂漠に落下させる予定。カプセルには小惑星「りゅうぐう」の石や砂などのサンプルが含まれていることが期待されている。

現在、オーストラリア政府と詳細を調整しているとのこと。はやぶさ2の探査機本体はカプセル分離後、再び新たな天体を目指して宇宙探査を続ける予定だとしている。現在、はやぶさ2は大きなトラブルもなく順調に航行しているとのこと(毎日新聞日経新聞NHK)。

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千葉県などで目撃の相次いだ火球(隕石)、本体が習志野で発見された模様

著者: nagazou
2020年7月13日 12:00

7月2日に目撃例の相次いだ隕石が、千葉県の習志野市で見つかったという話が出ているようだ。天文電報中央局の新着情報一覧には千葉県に落ちたことが掲載されている。内容そのものは会員制の情報で読めないが、阿部新助さんのツイートによれば、

隕石発見!7月2日未明の南関東大火球に伴う落下隕石(総質量133g)が習志野市内で発見!日本の流星観測網「SonotaCoネットワーク+α」の撮影データから落下地域が予測され回収された国内では初めてのケース(世界的にも稀)ということで、隕石名称決定前にアナウンス #隕石 #火球 http://cbat.eps.harvard.edu/cbet/RecentCBETs.html

ということらしい。

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肉眼でも見える?ネオワイズ彗星が飛来中

2020年7月11日 15:25
AC0x01 曰く、

2020年3月に発見され、7月3日に近日点を通過したネオワイズ彗星 (C/2020 F3) が当初の予想を大幅に上回る1等級程度の明るさとなり、日本から肉眼でも見える彗星となっているようだ(国立天文台の記事Soraeの記事朝日新聞の記事)。

ネオワイズ彗星は当初は3等級前後と予想されていたためあまり期待されていなかったが、ここ数日輝きを増しており、8日現在は1~2等級で観測されているとのこと。空が暗ければ肉眼でも淡い尾を引いたぼんやりした姿を見ることができ、市街地や薄明/薄暮の空でも双眼鏡や望遠鏡を使用すれば見える可能性がある。

7月前半は明け方の北東の低い空で、7月中旬以降は日没前後の北西の空で彗星を観測できる。ただし、7月前半は10度程度の低い位置にあり、また中旬以降は高度が上がる(編注: 日没前後の高度。日の出前後の高度は下がっていく)ものの、徐々に暗くなっていくため、狙って探さないと観測は難しいかもしれない。

C/2020 F3はNASAの広域赤外線探査衛星(WISE)のNear-Earth Object Wide-field Infrared Survey Explorer(NEOWISE)ミッションで3月27日に発見されたことから、NEOWISE彗星という愛称で呼ばれる。NASAは太陽探査機Parkerが7月5日に捉えた彗星の写真も公開している。現在はぎょしゃ座α星(カペラ)とふたご座α星(カストル)の中間あたりに位置し、おおぐま座の方向に進んでいる。地球に最接近する7月23日前後には北斗七星のひしゃくの近くに位置することになるようだ(The Sky Live)。

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Electronロケット、キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBなど超小型人工衛星7基の軌道投入失敗

著者: nagazou
2020年7月8日 18:19
headless 曰く、

Rocket Labは日本時間5日、キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBをはじめとして計7基の超小型人工衛星をElectronロケットで打上げる「Pics Or It Didn't Happen」ミッションを実施した(プレスリリースSpaceflightのプレスリリースThe Vergeの記事動画)。

ニュージーランド・マヒア半島のRocket Lab打上げ施設でElectronロケットが打上げられたのは日本時間5日6時19分。打上げは順調に進んだが、ロケット第2段による飛行中に異常が発生し、ペイロードの軌道投入は行われなかった。これにより、7基の衛星はすべて失われた。

Electronロケットの打上げは11回連続で成功していたが、今回の異常発生についてRocket Lab CEOのピーター・ベック氏は顧客に謝罪したうえで、宇宙への打上げは厳しいものだということを忘れてはならないとし、問題を特定・修正して一刻も早く安全な打上げを可能にすると述べている。

キヤノン電子のCE-SAT-ⅠBはEOS 5D Mark ⅢとPowerShot S110を搭載して地球を高解像度撮影する超小型人工衛星の2号機。1号機のCE-SAT-Ⅰは2017年に打上げられている。キヤノン電子では軌道投入失敗から一夜明けた6日、3号機CE SAT ⅡBのElectronロケットによる打上げ決定を発表した(PDF)。打上げ予定日は2020年下期以降とのこと。

今回の打上で5基のSuperDoves衛星(Flock 4e)を失ったPlanetは再びElectronロケットを使用して打上げを行う意向を示している。一方、Airbus Defence and Spaceなど複数の顧客からのペイロードとともにFaraday-1衛星を失ったIn-Spaceでは、Electronロケットの使用を明言しなかったものの、次の打上げ時期を繰り上げると述べている。

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英国政府のコンソーシアム、OneWeb買収へ

著者: headless
2020年7月5日 13:48
3月に再建型破産を申し立てたOneWebは3日、インド・Bharti Global Limitedが率いる英国政府のコンソーシアムが同社事業を買収すると発表した(OneWebのプレスリリース英国政府のプレスリリースBhartiのプレスリリース)。

OneWebは衛星コンステレーションによるブロードバンドサービス提供を目指し、これまでに74基の衛星を打ち上げている。しかし、COVID-19の影響で資金調達が困難となり、3月27日に米連邦破産法11条に基づく再建型破産を申立てて事業売却先を探す一方で、衛星コンステレーション拡大計画を米連邦通信委員会(FCC)に申請していた。今回の売却先決定は裁判所の監督のもとに行われた入札の結果だという。

買収はOneWebの債権者および破産裁判所、当局の承認を前提とし、2020年第4四半期までに完了の見込み。英国政府とBhartiがそれぞれ5億ドルを出資することで、英国政府はグローバルな衛星システムを入手し、OneWebはブロードバンドサービス提供計画を継続可能になる。Bhartiのグループ企業には4億2,500万人の顧客を抱える世界第3位のモバイル通信会社Bharti Airtelがあり、OneWebの世界的なサービス展開に技術・事業両面での貢献が期待されるとのことだ。

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7日未明に東京上空で大きな火球が観測される。轟音と衝撃波の報告も多数

2020年7月2日 08:02
Twitterなどで東京で大きな音がしたという報告が相次いでいる。

星空アーティストのKAGAYAさんのTwitterの投稿によれば「ただ今、7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(明るい流星)が流れました。 しばらくのちに音も聞こえたと思います(確かではありません)。 映像おそらく撮れてますので後ほどアップします。」という報告がされている。その後の別の同氏のツイートでは動画で光が流れる様子が映し出されている。

朝日新聞社によると、同社が東京大木曽観測所(長野県)に設置している星空カメラにも雲を青緑に照らす雷のような光が写っていたとのこと(朝日新聞)。

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異星人探査、電波だけでなく太陽光設備の反射や大気汚染なども対象に

著者: nagazou
2020年6月22日 15:01
あるAnonymous Coward 曰く、

異星人の発する電波を見つけて、地球外知的生命を探査することを目的に活動している地球外知的生命体探査(SETI:Search for ExtraTerrestrial Intelligence)だが、現時点では具体的な成果が上がっていない。そこで、太陽系外惑星における異星人の別の活動痕跡を探すことで、探索範囲を広げようとする計画が立ち上がったようである(soraeNewsCenterCENTER FOR ASTROPHYSICS)。

米ロチェスター大学とハーバード大学が発表したのは、一つ目が惑星上に設置されたソーラーパネルの光の反射を検出する方法で、例えば自転と公転が同期している惑星においては、惑星の片面が大量のソーラーパネルに覆われている可能性もあると考えているという。

二つ目は、惑星中の大気汚染の有無を検知する方法で、大気にフロンのような自然界にはほぼ存在しない物質が検出されれば、何らかの文明活動が行われていると判断できるとのこと。

また、最近発表されたノッティンガム大学の別の地球外文明に関する研究では、厳しい見積もりでも、天の川銀河には高度な文明が36以上存在するとされており、人類は銀河に一人きりとは限らなそうである。ただし、銀河内に36文明しか存在しない場合、最寄りの文明までの平均距離は約1万7000光年とのことで、運よく異星人に遭遇するのは難しそうである(soraeその2)。

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仙台上空に未確認物体が出て騒ぎに。気象台や空港事務所も該当登録機なし

著者: nagazou
2020年6月19日 06:00

宮城や福島で目撃された「謎の白い飛行物体」が話題になっている。この物体は丸い気球のようなもので、写真を見る限り、下部分に十時のアンテナのような装置が取り付けられている。河北新報によれば、気球のような物体は17日午前4時ごろから目撃されたようだ。また、Twitterなどの目撃情報によれば、仙台、福島だけでなく、山形市でも見ることができたそうだ。

これに対し警察や気象台に多くの問い合わせがあったことから、宮城県警がヘリコプターを飛ばす事態になっている。県警によると、物体の高度は2000~3000メートル以上。国土交通省仙台空港事務所によると、航空法に基づく届け出や報告はないという。気象観測機器を飛ばすための気球に似ているが、気象台のものではないとしている。

三重大大学の立花義裕教授(気象学)は、気象観測用の「ラジオゾンデ」の可能性があるとの見方を示している。「アジア大陸で放たれ、偏西風に乗って来たとも考えられる」とのこと(河北新報河北新報その2各種目撃報告)。

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観測ロケットMOMO5号機、打ち上げ失敗

著者: headless
2020年6月14日 19:19
インターステラテクノロジズは14日、観測ロケットMOMO5号機の打ち上げを北海道大樹町で実施した(プレスリリース: PDFNHKニュースの記事時事ドットコムの記事記者会見動画)。

打ち上げが行われたのは6月14日5時15分。打ち上げから約70秒後に機体姿勢が基準値を超えたためエンジンを手動で緊急停止し、射点から約4 kmの海上へ安全に落下した。打ち上げから約36秒後にはロケットエンジンのノズルから飛散物が確認されており、それ以降姿勢が悪化したとみられる。最高高度は11.5 kmにとどまり、目標としていた100 km以上の高度には到達できなかった。

MOMO5号機は年末年始にかけて実施した打ち上げが電子機器の不具合で延期となり、COVID-19対策として無観客での打ち上げを計画した5月には観客が集まることを懸念した大樹町からの要請を受けて再度延期していた。今回も見学場封鎖や立ち入り制限区域の拡大など、打ち上げを見られる場所を厳しく制限。当初は13日の打ち上げを計画していたが上空の強風により14日の打ち上げとなった。

MOMOは初号機2号機の打ち上げに失敗しており、3号機は打ち上げ成功したものの、4号機の打ち上げは失敗(PDF)している。

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地表温度が約5℃と推測される太陽系外惑星候補が見つかる

著者: hylom
2020年6月10日 08:00

Anonymous Coward曰く、

恒星との距離が地球-太陽間とほぼ同じで、地表温度は約5℃という惑星が発見された(EngadgetSlashdotSORAE)。

この惑星は「KOI-456.04」との名称で、「Kepler-160」という恒星を約378.4日周期で公転している。Kepler-160ではすでに2つの惑星が見つかっているが、その1つで公転周期にわずかな変化が確認されたため観測データを調査したところ、新たな惑星が存在する痕跡が見つかったという。

ただ、まだこの惑星の存在可能性は85%で、直接の観測はされていないという。さらに地球からKeplar-160までの距離は約3140光年とのことで、現在の技術では到達することは難しいと思われる。

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SpaceX、同じロケット第1段で5回目の打ち上げと回収に成功

著者: headless
2020年6月6日 11:39
SpaceXは日本時間4日、今回で8回目となるStarlink衛星打ち上げミッションをケープカナベラル空軍基地で実施した(SpaceXのニュース記事Ars Technicaの記事SlashGearの記事動画)。

Starlink衛星を積んだFalcon 9ロケットが打ち上げられたのは日本時間4日10時25分。打ち上げ後15分過ぎに60基のStarlink衛星を予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。打ち上げからおよそ8分48秒後にはロケット第1段が大西洋上のドローン船「Just Read the Instructions」に着陸。回収も成功した。今回打ち上げられたStarlink衛星は、天体観測への影響を低減するための日よけを装備したVisorSatとなっている。

今回使用したロケット第1段は2018年9月のTelstar 18 VANTAGEミッションと2019年1月のIridium-8ミッション、2019年5月2020年1月のStarlinkミッションで使われたもの。SpaceXが同じロケット第1段を5回の打ち上げに使用し、回収も成功するのは今回が初となる。同じロケット第1段を使用した5回目の打ち上げは3月のStarlinkミッションで成功しているが、回収は失敗していた。

ちなみにFalcon 9ロケットは4日、初めて打ち上げられてから10周年を迎えたそうだ(SpaceXのツイートSpace Launch Report - SpaceX Falcon 9 Data Sheet)。

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恒星間天体「オウムアムア」は水素氷山だったという仮説が出される

著者: hylom
2020年6月2日 14:25

Anonymous Coward曰く、

かつて地球外生命体の探査機という説も出た、2017年に観測された史上初の恒星間天体「オウムアムア」だが、その正体について今度は星間分子雲で形成された水素氷山だったという仮説が提唱されているらしい(WIRED論文)。

オウムアムアは一般的な小惑星や彗星とは異なる細長い形状や、尾が無かったにも関わらずガスの放出とみられる加速を行っていたことなどが確認されている。分子雲で形成される可能性のある巨大な水素の氷の塊であれば、氷山は宇宙線により特定方向から削られることで細長くなり、また放出されたガスが水素であれば天体望遠鏡での観測が困難なことから、オウムアムアの観測結果と一致するという。

ただし、水素氷山自体がこれまで一度も観測されたこともなく、理論研究もほとんど進んでいない仮説上の存在であり、またオウムアムアを追跡することも困難なため、現状ではあくまで仮説の域を出ていない。しかし同様の天体が今後も太陽系を訪れる可能性はあり、今後の観測で確認されることが期待されている。

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OneWeb、衛星コンステレーションを48,000基まで拡大できるようFCCに申請

著者: headless
2020年5月30日 13:32
3月に再建型破産を申し立てたOneWebが27日、同社の衛星コンステレーションを最大48,000基まで拡大できるよう米連邦通信委員会(FCC)に申請したことを明らかにした(プレスリリースGeekWireの記事Ars Technicaの記事)。

OneWebは衛星コンステレーションによるブロードバンドサービス提供を目指す企業の一つ。2017年にはFCCの認可を受けており、地球低軌道(LEO)から648基の衛星で全世界をカバーする計画だった。しかし、現在までに打ち上げた衛星の数は74基に過ぎず、既に400基以上を打ち上げたStarlinkに大きな後れを取っている。

48,000基はStarlinkが計画する12,000基の4倍であり、Starlinkが追加打ち上げを計画する30,000基と合わせてもOneWebが上回ることになる。OneWebでは大幅な衛星コンステレーション拡大を計画する理由として、COVID-19パンデミックでブロードバンドサービスの重要性が浮き彫りになっており、急増する需要に柔軟に対応できるようにするためだと説明している。今回の変更はKu/Kaバンド使用に関するFCCの申請受付第2ラウンド締め切り(PDF)に合わせたもので、最新のシステム要件に合わせるための変更に加えて衛星コンステレーション拡大を申請したとのこと。

OneWebはCOVID-19の影響で計画していた資金調達ができなくなり、3月27日に米連邦破産法11条に基づく再建型破産の申立を行った。そのため、今回の変更申請と並行してリストラと事業売却先の選定を引き続き進めているとのことだ。

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SpaceX、衛星コンステレーションが天体観測に及ぼす影響を低減するため日よけ付き衛星を開発

著者: headless
2020年5月2日 17:18
SpaceXは同社の衛星コンステレーションが天体観測に及ぼす影響を低減するため、日よけ付きの人工衛星「VisorSat」を開発したそうだ(SpaceXのニュース記事SlashGearの記事SpaceNewsの記事GeekWireの記事)。

SpaceXの衛星コンステレーションは地球低軌道からブロードバンドサービス「Starlink」を提供するためのもので、既に400基以上のStarlink衛星が打ち上げられている。しかし、Starlink衛星は日の出前と日没後に太陽の光を受けて明るく輝くことから、天体観測への影響が指摘されている。

SpaceXでは反射を低減するため、地球に向けられるアンテナ部分を黒く塗装した「DarkSat」衛星を開発して1月に打ち上げている。DarkSatは運用軌道上で従来機よりも55%暗くなり、肉眼では見えない程度になったという。しかし、黒い表面には衛星の温度を上昇させるという問題があり、反射を完全に防ぐこともできないため、VisorSatの開発へ移行したとのこと。VisorSatは電波を透過する素材で作られた日よけを装備しており、運用軌道上で展開する。これにより衛星本体の温度を上昇させることなく、反射を防ぐことが可能になる。VisorSatのプロトタイプは5月に打ち上げ予定で、6月以降に打ち上げるStarlink衛星はすべて日よけを装備する計画とのことだ。

なお、Starlink衛星のフライトは(1)軌道上昇、(2)高度380 kmの待機軌道、(3)高度550 kmの運用軌道、という3つの段階がある。運用軌道では太陽電池パネルが「鮫の背びれ」のように衛星本体の上に立った状態になるが、軌道上昇中は衛星本体の前に太陽電池パネルが並ぶ「開いた本」のような状態になる。これにより軌道上昇中は太陽電池パネル部分の反射も問題になるため、SpaceXでは全体を傾けて太陽光が縁にだけ当たるようにする運用もテストしているとのことだ。

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NASA、核がばらばらになった彗星C/2019 Y4(ATLAS)の映像を公開

著者: headless
2020年5月2日 13:32
NASAは4月29日、核が崩壊してばらばらになった彗星C/2019 Y4(ATLAS)の映像を公開した(NASAのニュース記事The Registerの記事SlashGearの記事Science Dailyの記事)。

映像は4月20日と23日にハブル宇宙望遠鏡が撮影したもので、前者は30個の、後者は25個の断片が確認できる。20日と23日の間に外観が大きく変わっており、それぞれの断片を特定することは難しいが、断片は小さいものでもそれぞれ家ぐらいの大きさだという。

昨年12月に発見されたATLAS彗星は5月23日に地球へ再接近し、5月31日には近日点に達することから相当な明るさになることが期待されていた。しかし、3月末から光度が低下して核崩壊の可能性が指摘されており、4月11日にはアマチュア天文学者José De Queiroz氏が3つの断片に分かれたATLAS彗星の撮影に成功していた。

核の崩壊は彗星消滅の主な原因とも考えられているが事前の予想は難しく、今回のように数多くの断片が輝いて見える崩壊直後の映像が得られる機会は少ないようだ。核崩壊は彗星内部で昇華したガスが均一に放出されないことにより発生するなどと予想されており、今回の観測データが核崩壊の仕組みを知る手掛かりになることも期待されている。

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米海軍、UFO映像を正式に公開

著者: headless
2020年4月29日 15:25
hylom曰く、

米国防総省が「未確認航空現象」の動画3本を公開した(CNN.co.jpの記事共同通信の記事)。

過去にリークしていた動画が正式に公開されたもので、米海軍が撮影したものであることは既に公表されていた。国防総省は「映像の真偽や、他にも何か写っているのではとの推測について整理するため」公開を決めたという。

なお、これを受けて日本の河野太郎防衛大臣は各自衛隊に対し、万が一UFOに遭遇した場合にどのように対応を行うかの検討を求めるという(産経ニュースの記事)。ただ、河野大臣はUFOを信じてはいないとのこと。

動画は2004年11月に撮影された1本と、2015年1月に撮影された2本。2007年と2017年に非公式に公開されていた。これらの動画は既に機密指定が解除されており、公開しても未確認航空現象による領空侵犯の調査に影響することはないと判断されたとのこと(プレスリリース)。動画は海軍航空システムコマンド(NAVAIR)の連邦情報公開法(FOIA)による公開文書のページから入手できる。

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消えた系外惑星、そもそも惑星ではなかったとの研究成果

著者: headless
2020年4月25日 13:32
現在は観測できなくなっている系外惑星Fomalhaut bの実体は惑星ではなく、氷微小惑星が衝突してできた塵の雲だったという研究成果をアリゾナ大学の研究者チームが発表した(UANewsの記事NASAのニュース記事論文アブストラクト)。

Fomalhaut bは地球から25光年の距離にある恒星Fomalhaut(みなみのうお座α星)系にあり、ハブル宇宙望遠鏡(HST)による2004年と2006年の観測データをもとに、2008年に太陽系外惑星として発表された。ドップラー分光法やトランジット法といった間接的な方法ではなく、初めて視覚的に存在が確認された系外惑星の一つだ。ただし、視覚的に確認された他の系外惑星とは異なり、大きさからみて主星の光を反射しているだけとは考えられない明るさで輝く一方で、天体表面の温度が高くて輝いているなら検出されるはずの赤外線も検出されない。また、軌道がFomalhautを囲む塵の円盤内を通過するにも関わらず摂動がみられないことなどから、本当にFomalhaut bが惑星かどうかについては議論の対象となっていた。

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