ノーマルビュー

Microsoft、WSL 2をWindows 10バージョン1903/1909にバックポート

著者: nagazou
2020年8月24日 18:00
headless 曰く、

Microsoftは20日、Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2)をWindows 10 バージョン1903/1909にバックポートしたことを発表した(Windows Command Lineの記事Phoronixの記事Neowinの記事Windows Centralの記事)。

WSL 2はWindows Subsystem for Linux (WSL)の改良版で、Windows 10 バージョン2004で導入された。軽量なユーティリティー仮想マシンで完全なLinuxカーネルを実行することでパフォーマンスが向上し、完全なシステムコール互換性が得られるといった特徴を持つ。WSL 2を使用したユーザーからは高評価のフィードバックが数多く寄せられており、より多くのユーザーが利用できるようバージョン1903/1909にバックポートしたそうだ。なお、現在のところバックポートはx64システムでのみ利用可能とのこと。

MicrosoftではWindows 10 バージョン1903(ビルド18362)/1909(ビルド18363)でWSL 2を利用できるようにする更新プログラムのKB番号を示していない。ただし、マイナービルド1049以降で利用できるとのことで、20日にオプションの更新プログラムとして提供が始まったKB4566116(ビルド18362.1049/18363.1049)にWSL 2サポートが含まれていた。そのため、9月の月例更新にはWSL 2サポートが含まれるとみられる。

更新プログラムのインストール後、まだ有効にしていない場合は「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシン プラットフォーム」を有効にする。インストール ガイドでは触れられていないが、WSL 2 Linuxカーネルの更新も必要だった。あとはWSL 2を既定のWSLバージョンに設定し、Microsoft StoreでLinuxディストリビューションをインストールすればいい。なお、既定のWSLバージョンを設定する「wsl --set-default-version」コマンドが使用できない場合、WSL 2のサポートが導入されていないことになる。

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Windows 10 Insider Preview、設定アプリで「ディスクとボリュームの管理」機能が利用可能に

著者: headless
2020年8月23日 13:39
Microsoftは21日、Windows 10 Insider Preview ビルド20197をDevチャネルで提供開始した(Windows Experience Blogの記事Windows Centralの記事On MSFTの記事Neowinの記事)。

本ビルドでは「設定」アプリに「ディスクとボリュームの管理」が追加され、これまでMicrosoft管理コンソール(MMC)の「ディスクの管理」スナップインを使用していた操作が「設定」アプリ内で実行可能になっている。実際に使いやすいかどうかは別として、ボリュームの作成・フォーマット・削除・サイズ変更のほか、ボリュームラベルやドライブ文字、パスの設定といった操作は一通り実行できる。この機能を利用するには、設定→システム→記憶域で「ディスクとボリュームの管理」を選択すればいい。なお、「ディスクの管理」も引き続き利用可能だ。

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Microsoft、Windows Defender ウイルス対策を無効にするレジストリ設定を削除

著者: headless
2020年8月22日 19:11
Windows Defender(Microsoft Defender)マルウェア対策プラットフォームバージョン4.18.2007.8以降では、Windows Defenderウイルス対策を無効にするレジストリ設定が削除されている(Microsoft Docsの記事Ghacksの記事Softpediaの記事On MSFTの記事)。

このレジストリ設定は「HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender」のDWORD値「DisableAntiSpyware」で、これまでは値のデータに「1」をセットすることでWindows Defenderウイルス対策を無効化できていた。元々OEMやIT担当者が別のウイルス対策製品を展開する場合に使用するものだったが、現在は別のウイルス対策製品が検出されるとWindows Defenderウイルス対策が自動で無効化されるため、不要な設定になっていたという。レジストリ設定はグループポリシーで「ローカルコンピューターポリシー→コンピューターの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→Windows Defenderウイルス対策」の「Windows Defenderウイルス対策を無効にします」に対応するため、このグループポリシー設定も無視されることになる。

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Microsoft Defender Antivirus、Microsoft関連ホストが指定されたhostsファイルを脅威として検出

著者: nagazou
2020年8月7日 18:06
headless 曰く、

hostsファイルでMicrosoft関連ホストを指定すると、Windows Defender Antivirus(Microsoft Defender Antivirus)やMicrosoft Security Essentialsが脅威として検出するようになっている(Bleeping Computerの記事Ghacksの記事BetaNewsの記事)。

Windows Defender Antivirusの場合は変更がリアルタイムで検出されることはなかったが、ファイルを選択してスキャンすると「SettingsModifier:Win32/HostsFileHijack」として検出される。ここで「削除」(デフォルト)または「検疫」を選択して「操作の開始」をクリックするとhostsファイルが再生成されるようで、既定の内容に戻されてしまう。Microsoft Security Essentialsの場合は変更を保存するとすぐに検出され、自動で既定の内容に戻された。

この脅威を解説するMicrosoftの記事は1月に公開されているが、脅威として検出されるエントリの具体的な内容には触れられていない。ただし、6月から更新していなかったWindows Defender Antivirus(Windows 8.1)とMicrosoft Security Essentials(Windows 7)でも検出されたので、最近の変更ではなさそうだ。スラドでは2009年にWindows Defenderがhostsファイルを書き換えるという話題が出ていたが、この時の脅威(SettingsModifier:Win32/PossibleHostsFileHijack)とは別物だ。2012年にはWindows 8のWindows Defenderがhostsファイルの変更をブロックすることも話題になっている。

なお、Bleeping Computerの記事では15件のMicrosoft関連ホストが検出対象として挙げられているが、手元の環境で試した限りでは「www.microsoft.com」「microsoft.com」「us.vortex-win.data.microsoft.com」のいずれかを追加した場合のみ脅威として検出された。また、「www.microsoft.com」と「microsoft.com」に関しては、エントリを追加しても無視されるようだ。

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Microsoftダウンロードセンター、3日からSHA-1署名のWindows向けコンテンツ提供を中止

著者: headless
2020年8月1日 11:39
Microsoftダウンロードセンターは8月3日から、SHA-1で署名されたWindows向けコンテンツの提供を中止するそうだ(Microsoft Tech Communityの記事Softpediaの記事The Registerの記事)。

SHA-1の危険性は古くから指摘されており、2017年には現実的な時間でSHA-1ハッシュの衝突を生成するShatterd攻撃も発表されている。CA/Browser Forumは2016年からSHA-1のHTTPS証明書の発行を禁じていたが、Internet Explorer 11とMicrosoft Edgeでは2017年5月のアップデートでSHA-1証明書をブロックするようになった。

Windowsの更新プログラムでは昨年、Windows 7/Server 2008/2008 R2およびWSUS向けにSHA-2署名のサポートが導入され、昨年7月以降は更新プログラムのインストールにSHA-2署名のサポートが必須になった。また、それまでデュアル署名(SHA-1/SHA-2)だったWindowsの更新プログラムはSHA-2のみに変更されている(Windows および WSUS の 2019 SHA-2 コード署名サポートの要件)。

なお、Microsoftダウンロードセンターで「人気のあるWindowsダウンロード」をみると、1位の「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」はSHA-1のみで署名されており、2位以下はデュアル署名の更新プログラムが多いようだ。

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Windows 10 Insider Preview 20H2ビルド、スタートメニューのタイル色変更など多数の新機能

著者: nagazou
2020年7月27日 13:31
headless 曰く、

Microsoftは24日、Windows 10 Insider Preview ビルド19042.421 (20H2)をベータチャネルに提供開始した(Windows Experience Blogの記事)。

本ビルドではスタートメニューのタイルが配色テーマに合わせた色に変わり、コントロールパネルの「システム」の代わりに設定アプリの「システム→詳細情報」が表示される。また、Microsoft Edge Canary/Devを使用している場合はALT+TABキーを押すとアプリだけでなくタブも切り替えられるようになり、タスクバーにピン留めしたWebサイトが既に開いていればそのタブに切り替わるなど、多数の新機能が追加されている。

これらの新機能は7月に入ってDevチャネルのビルド20161およびビルド20175で提供されていたものだが、DevチャネルではA/Bテストが行われているため新機能を利用できないままのユーザーもいる。なお、Devチャネルではビルド20161までのビルドが7月31日に期限切れになるとのことで、早めにビルド20170以降へ更新することが推奨される。

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Windows 10の「ヒント」アプリ、一部の項目がmacOSの画面だと指摘される

著者: headless
2020年7月23日 19:11
Windows 10標準の「ヒント (Tips)」アプリで、一部の項目でmacOSの画面が使われているとRedditユーザーが指摘している(Softpediaの記事Redditのスレッド)。

該当する項目の日本語版は「新機能」と「テンプレートを使用して、もっと作成する」に含まれる「在宅学習者向けのトップテンプレート」となる。Softpediaの記事ではスクリーンショットと呼んでいるが、実際のスクリーンショットではなくモック画面のようだ。英語版では既に差し替えられているが、日本語版は現在のところmacOS風のままになっている。

このほか、「フィッシング詐欺メールに注意する」「ご家族の安全と緊急時の準備」でもmacOS風のモックが使われている。前者は英語版もまだ差し替えられていない。

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Microsoftが公式の削除ファイル復旧ツール「Windows File Recovery」を提供開始

著者: nagazou
2020年7月1日 12:44
マイクロソフトがファイル復旧ツール「Windows File Recovery」を提供し始めた。誤って削除した重要なファイルを復元したりするのに使用する。

コマンドラインツールとして提供されており「Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)」以降でのみ利用可能。また“Microsoft Store”経由で配布される。FAT/exFAT、ReFS、NTFS形式のファイルの復元に対応しているという(窓の杜)。

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Windows 10 バージョン2004、更新プログラムのインストールを延期するオプションの削除が話題に

著者: nagazou
2020年6月30日 15:06
headless 曰く、

Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)では更新プログラムのインストールを延期するオプションが削除されたのだが、これを最近になってMicrosoftがIT担当者向けドキュメントに追記したため話題となっている(Ghacksの記事On MSFTの記事Neowinの記事BetaNewsの記事)。

このオプションはWindows 10 Home以外のエディションで「設定」の「更新とセキュリティ→Windows Update→詳細オプション」にバージョン1909まで存在し、機能更新プログラムのインストールを最大365日まで、品質更新プログラムのインストールを最大30日まで個別に延期できる。バージョン2004ではこのオプションがなくなり、「更新の一時停止」ですべての更新プログラムのインストールを最大35日間延期できるのみとなっている。

昨年Microsoftは機能更新プログラム(新バージョンのWindows 10)のインストールタイミングを変更し、サービス終了間近のバージョンでのみ自動インストールを実行するようにした。その結果、多くのデバイスでは年に1回しか新バージョンがインストールされなくなっており、混乱を避けるためオプションを削除したのだという。

ただし、グループポリシーを使用すればバージョン2004でも同様の設定は可能だ。設定は「コンピューターの構成→管理用テンプレート→Windowsコンポーネント→Windows Update→Windows Update for Business」で「プレビュービルドや機能更新プログラムをいつ受信するかを選択してください」と「品質更新プログラムをいつ受信するかを選択してください」を変更すればいい。

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Windows 10 Build 20150、WSL上でCUDAが利用可能に

著者: nagazou
2020年6月26日 12:31
あるAnonymous Coward 曰く、

Microsoftは17日、Windows 10 Insider Preview「Build 20150」を公開した。このBuild 20150では「Windows Subsystem for Linux」(WSL)の機能強化が行われている。要望の多かったCUDAやDirectMLといったGPUコンピューティングをサポートすることで、機械学習・AI開発やデータサイエンスなどが実行可能となった(ZDnet窓の杜PC Watch@ITSlashdot)。

GPUコンピューティングのサポートでは、要望の多かったNVIDIAの「CUDA」のサポートと、Microsoftの低レベルAPI「DirectML」のサポートが含まれている。NVIDIA以外にもAMDおよびIntel製GPIについてもサポートされている。

これに合わせてAMD、Intel、Nvidiaは、WSL上のDirectML TensorFlowパッケージをサポートするプレビュードライバーをリリースした。AMD製GPU用のドライバは、Vegaグラフィックス搭載のRadeonおよびRyzenプロセッサーで使用可能。Intel製のドライバは、Ubuntu 18.04およびUbuntu 20.04でのみ検証されているとしている。

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Windows 10のオプションの更新プログラム、7月に提供再開

著者: headless
2020年6月21日 13:40
Microsoftは17日、5月以降停止していたオプションの更新プログラム提供を7月から再開する計画を明らかにした(WindowsメッセージセンターWindows IT Pro Blogの記事)。

オプションの更新プログラムはセキュリティコンテンツを含まないもので、月例更新(Bリリース)の翌週(Cリリース)と翌々週(Dリリース)に提供されてきた。しかし、Microsoftは公衆衛生上の問題が発生する中でセキュリティ修正に注力するためとして、サポートされるすべてのWindowsについて5月からオプションの更新プログラム提供を停止していた。

7月の提供再開はバージョン1809以降のWindows 10/Serverが対象だ。オプションといっても実際にはプレビュー版であり、最終的には月例更新で修正が提供されることになる。そのため、7月からは「プレビュー」を名称に含めて明確化する。ITプロフェッショナルによる更新プログラム管理を簡素化するため、プレビュー版の更新プログラムは「C」の週にのみ提供するという。

また、WSUSを使用している場合はプレビューリリースが表示されなくなるほか、Windows Insider ProgramでRelease Previewチャンネルを選択した場合は開発中のセキュリティコンテンツを含まない更新プログラムが「B」の週に提供されるとのことだ。

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Microsoft Edge、Windows UpdateでWindows 7/8.1に提供開始

著者: headless
2020年6月21日 09:54
Windows 7 SP1/8.1を対象に、Windows Updateを通じた新Microsoft Edgeの提供が始まった(KB4567409Neowinの記事BetaNewsの記事)。

Windows 10向けには自動更新での提供開始を知らせるサポートドキュメントが6月初めに公開されたものの、実際に自動更新でインストールされたという報告は数少ない。手元のWindows 10環境でもWindows 10 Insider Previewの20H2ビルドとともにインストールされたものを除き、Windows Updateからはインストールされていない。

一方、Windows 7 SP1/8.1環境では更新プログラムを確認すると1回で重要な更新プログラムの一覧に表示された。ただし、自動更新でインストールされるというサポートページの説明とは異なり、自分でチェックを入れる必要があった。また、単体のインストーラーとは違ってインストール後に再起動が必要となる。Internet Explorerが置き換えられることはなく、デフォルトのブラウザーも変更されない。

なお、Windows 7のサポートは終了しているが、Microsoft Edgeは有料セキュリティアップデートオプション(ESU)を適用していない環境にも提供される。

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Windows 10 Insider Preview、初の20H2ビルドが登場

著者: headless
2020年6月20日 15:25
Microsoftは16日、Windows 10初の20H2ビルドとなるWindows 10 Insider Previewビルド19042.330をBetaチャンネル(スローリング)に提供開始した(Windows Experience Blogの記事[1][2])。

20H2は今年下半期に提供予定の機能アップデートだが絞り込んだ機能を提供するとのことで、昨年の19H2(November 2019 Update、バージョン1909)と同様に小規模なアップデートとなるようだ。19H2は19H1(May 2019 Update、バージョン1903)と同じサービシングコンテンツを共有し、イネーブルメントパッケージをインストールすることで新機能の有効化とビルド番号の変更が行われた。

ビルド19042.330も20H1ビルド(May 2020 Update、バージョン2004)に対するイネーブルメントパッケージの形で提供され、Windows Updateにオプションの更新プログラムとして表示される。同時に6月の月例更新(KB4557957)で発生していたプリントスプーラーの問題を修正する更新プログラム(KB4566866)が自動更新で提供されており、オプションの更新プログラムをインストールしなければビルド19041.330(20H1)、インストールすればビルド19042.330(20H2)となる。19H2では新機能が段階的に提供されたが、20H2ビルドでは全ユーザー同時に新機能を提供するとのこと。

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Windowsで印刷不能になる不具合、これを修正する更新プログラムがリリースされる

著者: hylom
2020年6月19日 13:50

Anonymous Coward曰く、

6月に配布されたWindowsの月例パッチを適用すると、一部のプリンタで印刷ができなくなるという不具合が発生しているとのこと(窓の杜)。

この問題はWindows 10だけでなく、Windwos 8.1やWindows Server 2012以降のWindows Serverでも発生するようだ。印刷ができなくなってしまうのはPrint Spoolerサービスの異常な動作が原因で、Microsoftは16日にその対策としてWindows 10の1803/1809/1903/1909向け更新プログラムが、19日にはこれ以外のWindows向けの更新プログラムが提供されている( 窓の杜の続報)。

なお、この更新プログラムはWindows Updateなどでは配信されいないため、手動での適用が必要。また、トラブルが発生していない場合この更新プログラムを適用する必要はない。

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Windows 10 May 2020 Update、OS再インストール機能の「新たに開始」が呼び出せなくなっていた

著者: hylom
2020年6月17日 12:25

headless曰く、

Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)ではOS再インストール機能の「新たに開始」を実行できなくなっているようだ(Neowinの記事TechdowsSoftpediaHTNovo)。

Windows 10のOS再インストールオプションとしては、設定アプリの「このPCを初期状態に戻す」と、Windowsセキュリティの「新たに開始」という2種類が用意されている。両者は動作が異なり、前者が個人用ファイルを維持するか削除するかを選択でき、再インストール後にプリインストールアプリも復元されるのに対し、後者では個人用ファイルが維持され、プリインストールアプリは復元されない。

「新たに開始」はWindowsセキュリティ(Windows Defender Security Center)とともにWindows 10 Creators Update(バージョン1703)で追加されたものだが、もともと呼び出し手順が少し変わっていた。「新たに開始」の「開始する」ボタンのある画面を呼び出すには、Windowsセキュリティの「デバイスのパフォーマンスと正常性」で「新たに開始」の下にあるリンク「追加情報」をクリックするか、設定アプリの「更新とセキュリティ→回復」で「Windowsのクリーンインストールで新たに開始する方法」をクリックする。

どちらも情報を表示するためのリンクにみえるが、これで「新たに開始」を実行できるようになる。ところが、バージョン2004ではこれら2つのリンクがWebブラウザーでサポートページを表示するリンクに修正される一方、「新たに開始」画面を呼び出すUIは追加されていないため、実行する手段がなくなってしまったというわけだ。この問題は8か月前にはフィードバックHubで指摘されていたが、報告件数が少なかったためか見過ごされていたようだ。

16日に追記された英語版サポート記事によれば、バージョン2004では「新たに開始」オプションが「このPCを初期状態に戻す」に統合されたそうだ。ここではプリインストールアプリが存在する場合のみ、プリインストールアプリを復元するかどうかのオプションが表示されるとのこと。

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Windows 10 May 2020 UpdateではOSの機能としてのCortanaが削除される。旧Edgeブラウザも開発終了

著者: hylom
2020年6月2日 13:24

5月28日にWindows 10 May 2020 Updateの一般提供が開始されたが、この新バージョンで削除・非推奨となる機能も発表されている(窓の杜)。

削除された機能はCortana、Windows To Go、Mobile Plans and Messaging appsの3つ。また、開発が終了した機能としてCompanion Device Framework、Microsoft Edge(EdgeHTMLベースの旧バージョン)、Dynamic Disksが挙げられている。

なお、 CortanaについてはOSの一部としての提供は終了したが、単体アプリとして今後も提供が続けられる。

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Windows 10 May 2020 Update、「メモリ整合性」の有効化と特定のディスプレイドライバーの組み合わせでインストールできない問題

著者: headless
2020年5月31日 14:22
先日リリースされたWindows 10 May 2020 Update(バージョン2004)では、ハイパーバイザーによるコード整合性の保護(HVCI)が有効になっていると特定のディスプレイドライバーとの組み合わせでインストールがブロックされるそうだ( Microsoftサポートの記事Neowinの記事 )。

HVCIは悪意のあるコードを高セキュリティプロセスに挿入する攻撃を避けるためのもので、「Windowsセキュリティ」の「デバイスセキュリティ→コア分離」で「メモリ整合性」をオンにすると有効になる。しかし、メモリ整合性の保護を有効にした場合、特定のディスプレイドライバーとの組み合わせでバージョン2004との互換性に関する問題が発生することがあるという。

特定のディスプレイドライバーといいつつ製品名やバージョンは記載されていないが、影響を受ける環境ではメモリ整合性を無効にするよう表示されてバージョン2004のインストールが中断するそうだ。回避策としてはディスプレイドライバーを更新する、更新できない・更新しても効果がない場合はメモリ整合性を無効にする、という2つの方法が提示されている。

同じサポート記事の日本語版は最終更新日が4月17日でWindows Insider Preview向けの内容になっており、1か月以上前から確認されていた問題のようだ。

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不正疑惑の出ていたトレンドマイクロのドライバ、Windows 10 May 2020 Updateでブロック対象に指定される

著者: hylom
2020年5月29日 16:31

先日、トレンドマイクロ製品のドライバでWindowsの「ドライバーの検証ツール」実行の有無をチェックするコードが見つかるという話題があったが、これを受けてMicrosoftはWindows 10においてこのドライバの実行をブロックする対応を行ったとのこと(RegisterITPro)。

報道によると、問題のドライバである「tmcomm.sys」が、Windows 10 20H1(May 2020 Update)にてブロック対象のドライバリストに入れられており、これによってこのドライバやこれを利用するトレンドマイクロの「Rootkit Buster」ソフトウェアは動作しなくなるとのこと。

MicrosoftはWindows向けソフトウェアやハードウェアに対し、適切に動作していることを検証する「WHQL」という認定プログラムを提供している。トレンドマイクロの問題のドライバは、そのための要件となっている検証ツールの実行時に挙動を変えることで、不正にWHQL認定を得ているのではないかという疑惑が出ていた。これに対しトレンドマイクロの広報担当者は「不正は行なっていない」と主張しているが、なぜこのような動作を行なっているのかについては回答していない。また、問題のドライバがブロック対象となったことについては「Windows 10の大型アップデートに向けた内部的な互換性テストのためにブロックを申請した」と述べている。

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Windows 10 May 2020 Update、一般提供開始

著者: hylom
2020年5月28日 12:36

headless曰く、

Microsoftは27日、Windows 10 May 2020 Update(バージョン2004)の一般提供を開始した(Windows Experience Blog新機能紹介ITプロフェッショナル向け新機能紹介Windows 10リリース情報)。

現在のところ自動更新での提供は行われず、Windows UpdateではWindows 10バージョン1903/1909を使用しているユーザーが「更新プログラムのチェック」をクリックした場合にのみ提供される。オプションの更新プログラムとしてバージョン2004が表示されたら「今すぐダウンロードしてインストール」をクリックすればいい。ただし当初は提供数が絞られており、今後数週間かけて拡大していくため、更新プログラムをチェックしてもバージョン2004が表示されるとは限らない。

なお、Microsoftの発表では特に触れられていないが、「Windows 10のダウンロード」ページからWindows 10更新アシスタントを実行すればすぐにアップデートできる。ただし、既知の問題点が10点挙げられているので、アップデートを実行する前に確認しておく必要がある。

バージョン2004の主な新機能としては、Windows Subsystem for Linux(WSL)2やクラウドからのシステム再インストールなど。Microsoftも新機能を把握していないのか、更新内容を紹介するブログ記事では既に提供されているメモ帳アプリの機能が新機能として紹介されており、ITプロフェッショナル向け新機能紹介記事では「いつ追加されたかわからないが、電卓アプリで計算の履歴が表示されるようになっている」といった記述もみられる。

一般提供開始に伴って半期チャネルではバージョン2004のサービス期間(18か月)が27日から始まり、バージョン2004がMicrosoft推奨バージョンとなっている。

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トレンドマイクロ製品のドライバーでWindowsの「ドライバーの検証ツール」実行の有無をチェックするコードが見つかる

著者: hylom
2020年5月26日 12:30

headless曰く、

複数のトレンドマイクロ製品が共通して使用するドライバーで、Windowsの「ドライバーの検証ツール」が実行されているかどうかチェックするコードが見つかったそうだ(Bill Demirkap's BlogThe RegisterDemirkapi氏のツイート)。

発見したセキュリティ研究者のBill Demirkapi氏は当初、トレンドマイクロのルートキット除去ツール「ルートキットバスター」で逆にルートキットをインストール可能な脆弱性が存在しないか調べようとしていたという。しかし、ルートキットバスターに含まれるドライバー「tmcomm.sys(TrendMicro Common Module)」が他のトレンドマイクロ製品でも使われることに気付き、こちらに絞って調査を行ったとのこと。

Demirkapi氏はtmcommを通じて任意のカーネルメモリを読み書き可能になることを確認したうえで、実行可能な非ページプール(NonPagedPool/NonPagedPoolExecute)の割り当てが行われていないか調査。その結果、OSがWindows 10以降かつドライバーの検証ツールが実行されている場合のみ実行不可の非ページプール(NonPagedPoolNx)が使われ、それ以外ではNonPagedPoolが使われることが判明する。

ドライバーの検証ツールが実行されているかどうかによって分岐処理する理由は明らかになっていないが、検証の成功はWHQL署名取得の要件となっている。そのため、Demirkapi氏はトレンドマイクロがユーザーの安全をないがしろにして通常はNonPagedPoolを用い、ドライバー検証時のみ安全なNonPagedPoolNxを使用してWHQL署名を取得している可能性を指摘する。

これについてトレンドマイクロはThe Registerに対し、Demirkapi氏の主張はミスリーディングであり、事前に同社へ連絡しなかったところからみて注目を浴びたかっただけではないか、などと回答したという。ただし、ドライバーの検証ツールの実行をチェックする理由については説明していない。なお、Demirkapi氏のブログ記事が公開されて以降、トレンドマイクロの米国向けダウンロードページではルートキットバスターがダウンロードできなくなっている。

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