ロシア連邦反独占庁、App Storeでの反競争行為についてAppleに改善命令
本件はペアレンタルコントロールアプリに関するAppleの反競争行為をKaspersky Labが訴えたもので、FASは8月10日にAppleがiOSアプリ市場での支配的な立場を悪用して反競争行為を行っていたと判断していた。今回の改善命令はこの判断を受けて出されたものだ。
改善命令では1)Appleのガイドラインをすべて満たしていてもAppleにサードパーティーアプリの却下する権利を定めた条項をドキュメントから削除すること、2)ペアレンタルコントロールアプリを機能させるのに必要な機能を提供すること、3)サードパーティー製アプリに対して同様の機能を持つ自社製アプリを優遇しないこと、が挙げられている。期限は11月30日まで、対応してから5日以内にFASへ報告する必要がある。
1)の具体的なドキュメント名や条項は示されていないが、AppleはKaspersky Labの訴えの後でApp Store Reviewガイドラインに「5.5 モバイルデバイス管理」を追加し、ペアレンタルコントロールアプリ開発者が主要機能の実現に必要なモバイルデバイス管理(MDM)を使用することを認めている。ただし、MDMを使用するにはAppleへの申請が必要であり、使用が認められる条件は示されていない。
すべて読む
| アップルセクション
| 犯罪
| スラッシュバック
| アップル
| デベロッパー
| iOS
|
関連ストーリー:
ロシア連邦反独占庁、Appleがペアレンタルコントロールアプリ開発者に対して反競争行為を行っていたと判断
2020年08月14日
App Storeのガイドライン違反で削除されたペアレンタルコントロールアプリ、機能が制限されることなくApp Storeに復活
2019年07月14日
Apple、ペアレンタルコントロールアプリでのMDM使用を認めるガイドライン変更
2019年06月08日
カスペルスキー、App StoreにおけるAppleの反競争行為をロシア連邦反独占庁に訴える
2019年03月23日