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NASAのEyes on the Solar System、火星に向かうMars 2020 Perseveranceミッションがリアルタイム表示可能に

著者: nagazou
2020年8月26日 17:03
headless 曰く、

火星探査機Perseveranceを載せて火星に向かうMars 2020の現在の様子をNASAのEyes on the Solar Systemで表示できるようになった(NASA JPLのニュース記事)。

Eyes on the Solar Systemは実際のデータを元に天体や宇宙機をインタラクティブにレンダリング表示する。Mars 2020のデータはナビゲーションチームが火星までの航路指定に用いるのと同じデータを使用しており、来年2月に火星に到着するまでリアルタイムで追いかけることができる。スタンドアロン版のEyes on the Solar Systemアプリを使用すれば、過去や将来のデータを表示することも可能だ。

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NASA、火星探査車Perseveranceの打上げに成功

著者: headless
2020年8月1日 15:25
NASAとUnited Launch Alliance(ULA)は7月30日、火星探査機「Perseverance」を載せて火星へ向かう宇宙機「Mars 2020」の打ち上げミッションをケープカナベラル空軍基地LC41で実施した(NASAのブログ記事[1][2][3]JPL Newsの記事動画)。

ULAの Atlas V 541ロケットによる打上げが行われたのは日本時間20時50分。約1時間後にMars 2020はAtlas Vロケットから分離し、さらに約27分後にはMars 2020が送信したテレメトリーデータを地上で受信することに成功し、確実に火星へ向かっていることが確認された。その後、宇宙機の一部で予期したよりも若干温度が低いことが判明し、必要最低限のシステムだけ残して電源を切るセーフモードに入っていたが、現在はセーフモードも解除されてチームは惑星間の旅に集中できるようになったとのこと。

Mars 2020は今後7か月間かけて火星へ向かい、2021年2月18日にジェゼロクレーターに着陸する予定だ。Mars 2020ミッションは火星探査初の往復ミッションであり、Perseveranceはジェゼロクレーターで探査を行いつつ岩石や塵のサンプルを収集し、最終的に地球へ持ち帰ることを目指す。

Perseveranceには火星で初の動力飛行デモを計画しているヘリコプター「Ingenuity」が搭載されているほか、さまざまな機材が搭載されている。また、5種類の宇宙服素材とヘルメットに使用するポリカーボネート素材のサンプルも送られ、スペクトロメーター「SHERLOC (Scanning Habitable Environments with Raman & Luminescence for Organics & Chemicals)」により宇宙線の影響を調査するとのこと。

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火星探査機InSight、スコップで小型杭打ち装置を叩いて地中へ押し込むことに成功

著者: headless
2020年6月7日 13:41
NASAの火星探査機InSightでは地熱測定装置Heat Flow and Physical Properties Package(HP3)のプローブ打ち込み作業が1年以上にわたって難航しているが、HP3の一部である小型杭打ち装置(「mole」と呼ばれている)を地中に押し込むところまでは成功したそうだ(NASA InSightのツイートDLR BLOGの記事The Registerの記事)。

InSightは表面が固化した土壌に覆われた地点に着陸してしまったため、土壌からの十分な摩擦が得られずに杭打ち作業が難航した。昨夏にはロボットアームのスコップをmoleの横から押し当てることで摩擦を与える手法を試みていたが、ある程度進むと押し戻されてしまっていた。

今回の作業はmole後部のキャップをスコップで押して(叩いて)地面に押し込むというもので、計画は2月に発表されていた。作業はSol 458(3月11日)に地表から7 cmの位置で始まったが、現在のInSightミッションでは週に1回しか作業が行えず、スコップが地表に触れる深さまで進んだのはSol 536(5月30日)のことだったという。

作業地点の地表は深さ1cm程度の砂で覆われており、再び押し込み作業を行ってスコップが止まる位置まで進める計画だ。moleの長さは16インチ(約40cm)であり、先端は地下40 cmまで進んでいることになる。その後はmoleが自力で掘り進んでいけるかどうかをみる「free-Mole」テストを実施する計画とのことだ。

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NASA、火星ヘリコプターの名前を「Ingenuity」に決定

著者: headless
2020年5月5日 13:39
NASAは4月29日、火星での動力飛行デモを計画しているヘリコプターの正式な名前が「Ingenuity」に決まったことを発表した(プレスリリースGeekWireの記事Mashableの記事動画)。

NASAは新火星探査車の名前を決めるエッセイコンテスト「Mars 2020 Rover Naming Contest」を昨夏実施し、28,000件以上の応募の中から3月に「Perseverance」を選んでいる。しかし、Perseveranceを提案したAlexander Mather氏のエッセイ以外にも優れたものが数多くあり、その中から火星ヘリコプターの名前を選ぶことになったという。Ingenuityはアラバマ州の高校生、Vaneeza Rupani氏が提案したもので、エッセイコンテストのファイナリストにも残っていた。Rupani氏はエッセイの中で「Ingenuity(優れた想像力)は人々の素晴らしい達成を可能にし、我々の地平線を宇宙の端まで広げることを可能にする」と述べている。

IngenuityはPerseveranceの腹面に取り付けられて火星に向かい、火星着陸から数か月後に時機を見て展開される。飛行前のチェックを行う間、寒い火星の夜を耐えることができれば実際にデモ飛行が行われるとのこと。太陽電池パネルを搭載するIngenuityの重量は約2 kg。デモ飛行が成功すれば、地球以外の惑星で動力飛行する初の航空機となり、将来の火星探査では次世代機が探査可能な範囲を大きく拡大することになる。

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