X.Org Serverは見捨てられたソフトウェアなのか
X.Org Serverは見捨てられたソフトウェア(abandonware)なのか、まだそうでないとしても見捨てる時が来たのか、という話題が盛り上がっている(Phoronixの記事[1]、 [2]、 deleted code is tested codeの記事、 The Registerの記事)。
きっかけとなったのはXFree86のmodesetting DDXでアトミックを有効化するマージリクエストに対し、IntelのDaniel Vetter氏がxserverはメインブランチからの定期的なリリースもないabandonwareになっていると懸念を示したことだ。
これを受けてPhoronixのMichael Larabel氏はX.Org Serverのメジャーリリースが2018年5月以来なく、X.Org Server 1.21も当分リリースされないだろうと指摘。Red HatのX.Org Server担当者は長年奮闘しているが未来はWaylandであり、X.Org Serverがabandonwareであることを認める時だなどと主張する記事には300件近いコメント(Phoronixの記事でコメントが100件を超えることは多くない)が寄せられている。
一方、長年xserverプロジェクトのメインテイナーを務めるRed HatのAdam Jackson氏は、xserverをディスプレイのコントロールにのみ使用するなら未来はないことを認めつつ、xserverプロジェクトはXFree86だけではないと反論。xserverプロジェクトにはXwaylandやXwin、Xephyr、Xvnc、Xvfbといった見捨ててはならない価値のあるプロジェクトがあるとして、現状をもっとよく表す表現は「我々はついにXFree86を見捨てられる」だと述べている。
すべて読む
| オープンソースセクション
| オープンソース
| X
| ソフトウェア
| デベロッパー
|
関連ストーリー:
X.Org Serverに2年近く前から存在した脆弱性が修正される
2018年11月01日
X11リリース当初から存在する脆弱性など、13件のCVEをX.Orgが公表
2014年12月13日
Xにローカルセキュリティホール
2007年01月11日
Xサーバでアンチエイリアスの実装を!
2001年09月26日