フィジー、4週間の夏時間
フィジーの夏時間に関する法律「Daylight Saving Act 1998」は10月の初めから翌年4月の終わりまでの連続した期間を所管の大臣が夏時間として宣言できる、と定めるのみで、具体的な開始日と終了日は条文に含まれない。そのため、雇用・生産性・労使関係大臣による発表が毎年恒例になっている。
比較的緯度の低いフィジーでは季節による日の出・日の入り時間の変動が最大1時間程度であり、夏時間の効果は小さい。同緯度のオーストラリア北部では夏時間を実施していない。もともと夏時間に関する法律はフィジーが世界で最も早くミレニアムを迎えるために制定されたものだといい、1998年と1999年に実施された後は2009年に法改正されるまで実施されていなかった。
10月から翌年4月という期間も長すぎるが、2009年に再開された際には学校の始業時間を繰り下げるなどの措置もとられていたという。この数年は期間が大幅に短縮され、11月の第1または第2日曜日から翌年1月の第2または第3日曜日まで時計を1時間進める、約2か月の夏時間が実施されていた。
今回の夏時間は2020年12月の第3日曜日(20日)に始まり、2021年1月の第3日曜日(17日)に終わる、わずか4週間の夏時間となる(PDF)。フィジー政府は夏時間を大幅に短縮した理由として、COVID-19パンデミックと学年末の休み(ただし、2020年の3学期は11月20日まで)を挙げているそうだ。
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