ノーマルビュー

EFF曰く、スモールビジネスを守ると称してAppleを批判するFacebookのキャンペーンはお笑い草

著者: nagazou
2020年12月23日 06:04
headless 曰く、

EFFは18日、FacebookがAppleからスモールビジネスを守るために立ち上がると称して開始したキャンペーンに対し、お笑い草だと批判している(Deeplinks Blogの記事9to5Macの記事Mac Rumorsの記事)。

Facebookのキャンペーンは、iOS 14/iPadOS 14/tvOS 14ではAppTrackingTransparencyフレームワークを通じてユーザーの許可を得なければアプリでユーザーをトラッキングできなくなることに反対するものだ。しかし、ユーザーにはトラッキングを許可/拒否する権利がある。Facebookなどはユーザーの行動をトラッキングした結果に基づくターゲティング広告の優位性を主張するが、その売り上げの大半をデータブローカーが手にするという研究結果も数多い

そのため、EFFではこのキャンペーンの目的について、Facebookがアプリにユーザーデータを怪しいデータブローカーへ販売・共有させ、ユーザーの行動すべてを追跡する帝国を築き上げたことからユーザーと政治家の目をそらすことだと指摘する。

EFFはAppTrackingTransparencyがアプリ自身によるファーストパーティーのトラッキングやユーザーデータ収集に影響がないことを指摘しつつも、Appleがユーザーのプライバシー保護に大きな一歩を進めたと称賛。トラッキングで利益を上げるデータブローカーの一つにGoogleを上げる一方で、AndroidもAppleに追従すべきだと促している。

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GitHubから削除された「youtube-dl」関連プロジェクトが復活へ。違反の事実はないと判断

著者: nagazou
2020年11月19日 18:05
アメリカレコード協会(RIAA)からの要請により、10月23日にGitHubから削除されていたyoutube-dl」プロジェクトが現地時間の11月16日に復帰した。復帰までの経緯はGitHubの公式ブログに記載されているが、日本語ではマイナビの記事が詳しい(GitHubブログマイナビ)。

今回の復帰には電子フロンティア財団(EFF)が一役買っていたようだ。EFFのの弁護団から送られてきた書簡の内容などから、GitHub側はyoutube-dlのライブラリが、RIAAの申し立てはDMCAの第1201条に違反している事実はないと判断。復帰につながった模様(CNET)。

GitHubは今後の方針として、著作権侵害が明らかな場合は削除を行うが、削除の前に所有者に対して問題を修正する機会を与えること、1201条に基づく削除要請は専門チームによりレビューを行い、不当な申し立ては拒否、合法な場合は削除前に所有者に通知を行うとしている(ITmedia)。

あるAnonymous Coward 曰く、

先日話題になった、 RIAA からの DMCA notice によって GItHub から削除された youtube-dl だけど、無事に GitHub へ復帰したみたい。
RIAA が口実にしたテストコードの中にあったミュージッククリップのダウンロードを削除した対応かな。

詳しくは GitHub のブログを参照
https://github.blog/2020-11-16-standing-up-for-developers-youtube-dl-is-back/

情報元へのリンク

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EFFのブラウザー拡張機能「Privacy Badger」を特徴付ける機能、デフォルトで無効に

著者: headless
2020年10月10日 19:11
Electronic Frontier Foundation(EFF)は7日、Webサイトによるユーザー追跡を検出・遮断するブラウザー拡張機能「Privacy Badger」で、主要機能である新しいトラッカーを学習する機能のデフォルト無効化を発表した(Deeplinks Blogの記事The Registerの記事)。

EFFは2月、トラッカー学習機能に関連するセキュリティー上の問題が複数存在するとGoogle Security Teamから報告を受けていたという。その一つは深刻な問題であったため、すぐに該当機能を削除している。もう一つは今回デフォルト無効化の選択理由となった問題で、「アクセスしたWebサイトの挙動に応じてブロックするものを選択する」という動作がフィンガープリンティングに使われる可能性や、アクセスしたページに関する情報を(ファーストパーティーストレージから)抽出される可能性が指摘されていたそうだ。

Googleが報告した内容は純粋にPoCであり、実際にこの機能が悪用されている証拠をEFFでは確認していないという。トラッカー学習機能は「長大なトラッカーリストを維持しなくても新しいトラッカーをブロックできる」というPrivacy Badgerを特徴付ける機能だが、念のためデフォルトでの無効化を決めたとのこと。新しいトラッカーを学習しなくなる代わり、これまでインストール時から変更されることのなかった既知のトラッカーリストは将来のPrivacy Badgerアップデートで更新されるようになる。

なお、学習機能自体は残されており、Privacy Badgerの設定画面で「General Settings→Advanced→Learn to block new trackers from your browsing」にチェックを入れれば有効化できる。

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