ノーマルビュー

発症後の重症化リスク要因であるタバコに、コロナ感染抑制効果を確認

著者: nagazou
2021年8月25日 07:09
広島大学の研究グループによるとタバコの煙に含まれる成分により、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の受容体の構成タンパク質「ACE2」の発現が低下することが分かったという。喫煙者が感染後、症状が悪化しやすいことはよく知られているが、その一方で喫煙者は陽性者が少ないとする研究もあるのだそうだ。しかし、その因果関係についてはよく分かっていなかった(広島大学リリースTECH+)。

研究グループはタバコ煙成分をヒト細胞に処理し、ACE2遺伝子発現量の変化を観察したところ、タバコ煙成分の濃度が高いほどACE2発現を抑制するのが判明したそうだ。さらにRNA-seqという手法を用いて網羅的に遺伝子発現量の変化を観察したところ、芳香族炭化水素受容体を活性化させることで、ACE2発現量が抑制されることを発見したとしている。同様に胃潰瘍治療薬であるプロトンポンプ阻害薬により、ACE2発現量が一時的に抑制されることも分かったとしている。

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ハッカ油塗ったマスクはネコらには危険なことも

著者: nagazou
2021年8月21日 08:03
猛暑の中でのマスク着用は苦しいときがあるが、その対策としてマスクにハッカ油を塗って涼しさを感じるという方法が一部で出回っている。しかし、こうしたハッカ油は動物には健康を害する可能性があることから、マスクにハッカ油を使った客の入場を断る動物関連の施設も出ているとしてTwitterで話題になっていたようだ(J-CAST)。

J-CASTの記事によれば、ネコはハッカを原料としているものはハッカやメントールを分解する代謝の能力を持っていなことから、中毒を起こし肝臓が悪くなる可能性もあるようだ。ネコによってはマスクをなめたりすることがあるので、動物を飼っている人はてマスクにハッカ油を塗るのは避けた方が良いようだ。

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日本の平均寿命は過去最長を更新

著者: nagazou
2021年8月3日 13:33
厚生労働省は7月30日、令和2年簡易生命表を発表した。これによると、日本人の平均寿命は女性は87.74歳、男性が81.64歳となり、過去最長となったことが分かった。男性に関しては9年連続、女性に関しては8年連続で過去最長を更新したとしている。過去記事でも国内での死亡者数が減少していることが報じられているが、COVID-19で亡くなる人が増えた一方で、がんや心疾患、脳血管疾患といったその他の病気での死亡率が低下しており、このため平均寿命が延びたとしている(令和2年簡易生命表の概況テレ朝NEWSNHK)。

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海洋研究開発機構、石油と同じ成分作る植物プランクトンを発見

著者: nagazou
2021年7月26日 12:00
海洋研究開発機構は19日、石油と同等の炭化水素を合成する能力をもつ植物プランクトンを発見したと発表した。この植物プランクトンはハプト藻の一種であるDicrateria rotunda(D. rotunda)で、過去にこうした能力を持つ生物は報告されたことはないという。この植物プランクトンは研究船「みらい」が8年前(2013年)に北極海で行った調査で見つけたもので、採取した計11種のDicrateria属のプランクトンを培養して詳しく調査したところ、全てが一連の飽和炭化水素を合成する能力を持っていたとしている(海洋研究開発機構NHK)。

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佐賀市で頭部が二つあるカメ見つかる。西之島の調査ではコケムシの新種

著者: nagazou
2021年7月22日 07:05
生物関係の話題を二つ。佐賀県佐賀市で頭部が二つあるカメが見つかり話題となっている。このカメはクサガメという種類。佐賀市で5月にバイクの整備店を営む男性により見つけられたものだという。体長3.5cmほどでまだ子どもであるという。右の頭部よりも左の方が食欲旺盛であるそうだ。専門家によれば2つの頭が内臓器官を共有しており、日本での目撃例は非常に珍しいとしている(サガテレビサガテレビ[動画])。

もう一つは西之島に関する話題で、環境省が7月6日から16日までに行った同島の調査で、海中では80種を超える生物が確認されたそうだ。中でも島付近の海底で見つかった「コケムシ」はこれまで見つかっていなかった新種である可能性があるという。また陸上においても5種類のウミドリの繁殖が確認されているとのこと(テレ朝NEWSANNnewsCH[動画])。

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福島第一原発事故の避難区域内におけるイノシシとブタの交雑に関する研究成果

著者: headless
2021年7月4日 19:16
福島第一原子力発電所事故の避難区域内におけるニホンイノシシと家畜ブタの交雑について、福島大学などの研究グループが研究成果を発表した(論文The Register の記事)。

避難区域内では放棄された養豚場からおよそ 3 万頭のブタが逸出した。イノシシとブタの間には生殖隔離が存在しないため、交雑によりブタの遺伝子がイノシシへ流入することが懸念される。今回の研究では 2015 年から 2018 年に避難区域内または付近で捕獲された (形態学上通常のニホンイノシシとみなされる) イノシシ 191 個体の筋肉サンプルに加え、2011 年以前に茨城県・山形県・宮城県で捕獲されたイノシシ計 42 個体の筋肉サンプルと福島県内で入手したブタ 10 個体の筋肉サンプルを用いている。

これらのサンプルは同グループの研究者らによる別の研究でも過去に用いられたものだ。過去の研究 (PDF) でも交雑個体が予想よりも少ないことが判明しているが、今回の研究でミトコンドリア DNA 解析とマイクロサテライト解析を実施した結果、交雑個体は 191 個体中 31 個体。福島第一原発から 20 km 圏内で捕獲された 149 個体中 24 個体、20 km ~ 40 km で捕獲された 24 個体中 6 個体が交雑個体だったのに対し、40 km 圏外で捕獲された 18 個体では 1 個体のみが交雑個体だった。

福島第一原発事故による急速かつ大規模な生物学的侵入イベントが発生したにもかかわらず、大規模な遺伝子流入が確認されなかった理由について、(i)イノシシの個体数が豊富だったため侵入源からの距離が増し、イノシシからブタに流入する遺伝子が増加する一方でブタからイノシシに流入する遺伝子が減少した、 (ii) 次世代の交雑種に受け継がれるブタの遺伝的遺産はブタが日本の野生環境に順応できるかどうかに依存する、という2つの仮説を研究者は提唱している。

いずれのシナリオでも流入遺伝子は最終的に消滅するが、生息域拡大に続いて人口拡散が起こるのか、自然選択が何らかの役割を担うのかを判断するため、今後の研究では交雑種の健康状態や生態的地位を評価することが推奨されるとのことだ。

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イスラエルに世界初の培養肉の生産施設が誕生。日に500kgを生産

著者: nagazou
2021年7月3日 07:09
イスラエルの企業「Future Meat」は6月23日、世界初の産業用培養肉生産施設を開設したと発表した。この施設では、1日に500キログラムの培養製品を生産する能力があり、この量は5,000個のハンバーガーに相当するそうだ(PRNewswireFoovoGIGAZINE)。

この施設では、動物の血清や遺伝子組み換え材料を使用せずに鶏肉、豚肉、子羊の培養物を生産できるという。その上、従来の畜産設備の約20倍の高速生産が可能になるとしている。同社の最初の製品では、培養肉が45から60%、植物性タンパク質が40から55%の割合の培養ハイブリッド肉となる予定だとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

生産施設を建設したのはイスラエルの培養肉企業Future Meat社で、最初の製品は培養肉が45~60%、植物性タンパク質が40-55%の培養ハイブリッド肉となる予定だという。現在の生産コストは110gあたり4ドルだが、来年にはさらに2ドルまで低下する見込み。一般的な動物肉を生産するよりも、温室効果ガスの排出量が80%少なく、土地・水の使用量はそれぞれ99%、96%少なくすむとのこと。

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シャインマスカットの苗木、自分で増やして販売したため逮捕

著者: nagazou
2021年7月2日 08:02
販売に許可を必要とする「シャインマスカット」の苗木を販売目的で保管していたとして、警視庁は28日、愛媛県西条市の会社員の男を種苗法違反で書類送検した。種苗法は昨年成立した登録と種や苗を守るための法律で、同法の適用は今回が初めて(読売新聞農林水産省NHK産経新聞)。

男は4月10日から5月22日までに、約40株をフリーマーケットサイトで販売し、約6万3千円を売り上げたとみられる。男は「小遣い稼ぎだった。違法とは知らなかった」と話しているとのことだが、昨年6月にも同様に海外持出禁止に登録されている「天使のいちご」を販売していた形跡があるという。

ugoo 曰く、

高級ブドウ「シャインマスカット」は、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発し、種苗法によって品種登録され、25年間は同法による育成者権が発生している。しかしこの苗木をホームセンターで購入し、自家栽培してフリマサイトで販売したとして逮捕者が発生した(読売)。なお、販売せず自家増殖するだけであれば権利侵害とはならないという。詳しくは、農林水産省の解説を参照されたい。

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沖縄でゴキブリやムカデを捕獲すると5年以下の懲役または500万円の罰金になる可能性

著者: nagazou
2021年7月1日 16:09
環境省は29日、沖縄県の南西諸島に生息する節足動物3種、リュウジンオオムカデ、ウスオビルリゴキブリ、ベニエリルリゴキブリを種の保存法における緊急指定種に指定すると発表した(環境省朝日新聞)。

今年の7月1日から2024年6月30日までの3年間が指定期間とされ、その間の捕獲・殺傷、譲渡が規制される。違反した場合、5年以下の懲役または500万円以下の罰金などが科せられるとしている。これら節足動物3種は最近の研究で新種とされ、ネットオークションなどで取引され、絶滅が心配されていたとしている。朝日新聞の記事によれば、こうした不快害虫といわれるムカデやゴキブリが、緊急指定種に指定されるのはこれが初めてだそうだ。

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著者: nagazou
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富山大学などの共同研究グループは16日、COVID-19から回復した患者から、変異株が体内で増殖するのを防ぐことのできる「スーパー中和抗体」を人工的に作製することに成功したと発表した(富山大学[PDF]NHKANNnewsCH[動画])。

中和抗体はウイルスと細胞の受容体が結合する役割を持つが、新たに作製されたスーパー中和抗体では、一つの抗体で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)でなく、現在出回っているアルファ株(B.1.1.7 英国初出)、ベータ株(B.1.351 南ア同)、カッパ株(B.1.617.1 印同)、デルタ株(B.1.617.2 印同)、イプシロン株(B.1.427/429 カリフォルニア同)の変異種に対し一つの抗体で対処できるという。

研究グループでは、中和抗体の量が多い患者の血液から「B細胞」という抗体を作る細胞を取り出し、遺伝子組換え抗体を作り出したという。この抗体の中から特に感染を防御する能力に優れた抗体を特定した。これを「スーパー中和抗体(28K)」と名付けているという。スーパー中和抗体は重症化を強力に抑制できるほか、新たな変異株に対しても防御できる可能性が高いことから、新規株の流行を早めに抑えられる可能性があるとしている。

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著者: nagazou
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LARTH 曰く、

岡山大学のプレスリリースによると、岡山大学の岡田賢祐准教授、東京大学の香月雅子研究員、東京都立大学の岡田泰和准教授らの研究グループは、害虫であるオオツノコクヌストモドキのメスの繁殖力が、その天敵であるコメグラサシガメの存在下で、増加することを明らかにした。(PDF)、(Abstract)

従来、天敵の存在によってオスとメスの繁殖が抑制されると考えられていますが、本研究は従来の定説を覆す発見です。この矛盾はオオツノコクヌストモドキにおけるオスとメスの対立関係に由来します。本研究は、生物の繁殖に関する新たな理論を提示するだけでなく、天敵を使った害虫防除法の技術開発においても考慮すべき知見であり、基礎・応用研究の両方で役立つことが期待されます。

繁殖力が強化された個体が天敵のいないところに移動すると酷いことになりそうですね。

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物質・材料研究機構、テントウムシの脚裏の接着原理を解明。40年間の議論に決着

著者: nagazou
2021年6月8日 14:02
物質・材料研究機構(NIMS)は3日、テントウムシの脚がガラス面などでも滑らない仕組みを解明したと発表した。この滑らずにいられる接着原理に関しては、40年にわたって議論されてきたものであるという(プレスリリース論文TECH+)。

1980年頃からテントウムシがガラス基板上を滑らずに歩行できるのは、剛毛の接着力によることは知られていたが、その接着力を生み出している分子間力、表面張力、凝集力の作用に関しては推測でしかなかったという。そこで研究チームは、最新の機材を用いて分泌液の量の調査を行ったという。その結果、テントウムシの接着力は「分子間力(ファンデルワールス力)」が主要因であったことが分かったとしている。研究チームは今回得た得た成果をもとに人工的な接着・剥離構造を開発していくとのこと。

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著者: nagazou
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先日、千葉県柏市内で目撃されていた、絶滅危惧種のミナミジサイチョウだが、5日に隣の市である白井市で捕獲されていたことが判明した(FNNプライムオンラインFNNプライムオンライン[動画]東京新聞ANNnewsCH[動画])。

各メディアの報道によると、このミナミジサイチョウは茨城県内のペットショップから2019年に逃げたものであるという。5日午後2時半ごろ、その逃げられたペットショップの店員が網で待ち伏せすることによって捕獲に成功したとしている。ペットショップによると、市内の田んぼでカエルを丸のみしたり、ヘビを捕食したりしていたことから体重の減少などはなかったとのこと。当面は店で飼育するとしている。

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千葉県でアフリカの巨鳥「ミナミジサイチョウ」が目撃される

著者: nagazou
2021年6月4日 06:05
最近になって千葉県柏市の住宅街で南アフリカなどに生息している絶滅危惧種の鳥「ミナミジサイチョウ」の目撃が相次いでいるという。肉食で蛇やカエルを丸のみすることから、草原の掃除屋という異名があるそうだ(めざまし8日テレニュース24)。

去年3月から千葉県の柏市や我孫子市などを中心に20件以上の目撃例があるという。最新の目撃例は5月31日。動画も撮影されている。目撃されたものは目や首の周りが赤色という特徴を持ち、1メートル以上あるように見えたらしい。去年目撃されてたのと同一の個体ではないかと推測も出てる。ちなみにWikipediaによれば寿命は50年近くあるそうだ。野生で存在するとは考えにくいため、どこかの施設から逃げたものではないかとのこと。

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お尻から酸素吸入する呼吸管理法が開発される

著者: nagazou
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東京医科歯科大学らによる研究グループは、腸に酸素を供給するという手法を取ることで、重篤な呼吸不全を持つ患者でも全身の酸素化を可能にできるという「腸換気(Enteral Ventilation :EVA)法」を開発したと発表した(東京医科歯科大学リリースNHK)。

COVID-19でも重篤化すると低酸素血症を伴う呼吸不全を引き起こすことが知られているが、この場合、人工呼吸器やECMOと呼ばれる人工心肺装置などを利用して集中治療が行われている。しかし、高い専門知識と高額な費用が必要とされており、身体への負担も大きいことなどが指摘されている。

研究ではドジョウのような腸から呼吸をする水棲生物が存在することは分かっていたものの、哺乳類でもできるかは分かっていなかったという。今回、研究グループは、腸を用いたガス交換を行うことで血中酸素分圧の上昇を可能とするEVA法を開発。ラットやブタモデルを用いて有効性を検証したとしている。治療に伴う臓器の損傷や重篤な合併症は見られず、全身の酸素化を改善できたとしている。

pongchang 曰く、

「 腸呼吸の応用により、呼吸不全の治療に成功! 」
― 腸換気技術を用いた新たな呼吸管理法の開発へ光 ―
マウスに対して腸管内に純酸素ガスもしくは酸素が豊富に溶けたパーフルオロカーボンを注入する2つの方法(Enteral Ventilation :EVA法)を開発しました。マウスⅠ型呼吸不全モデルを作成し、EVA法を検証しました。ラットを用いて、治療による重篤な有害事象が認められないか安全性試験を行いました。ブタモデルを用いてEVA法の有効性検証を実施しました。(東京医科歯科大学報道発表資料

液体呼吸法の欠点、パーフルオロカーボンは肺のサーファクタントを妨げる[pdf]は、腸の粘膜ではどうだろう?

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沖縄で新種のムカデ発見、水中でも暮らせる種が国内で見つかったのは初

著者: nagazou
2021年4月23日 06:06
沖縄で水中の中でも暮らすことのできる新種のムカデが発見されたそうだ。体長約20cm、体幅約2cmほどと大型。水中で暮らせるムカデの発見は国内では初めて、世界で3例目であるという。また国内でのオオムカデ新種は143年ぶりに見つかったとのこと。青緑色をしており、川に飛び込む習性から学名を「Scolopendra alcyona」、和名をムカデにまつわる沖縄の故事から「リュウジンオオムカデ(琉神大百足)」と命名したとしている。日本・台湾に生息するムカデ類では最大種で遺伝子解析の上でも新種であることが判明したとしている(NHK琉球大学)。

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コロナによる肺障害患者に世界初の生体肺移植。京都大附属病院

著者: nagazou
2021年4月8日 14:01
京都大学医学部附属病院は8日、新型コロナウイルス感染後に発生した重い肺障害を発生した患者に対し、生体肺移植を実施したと発表した。この患者はECMOを使用して治療を約3か月続けていたという(京都大学医学部附属病院読売新聞)。

7日に女性の夫と息子の肺の一部を移植する手術が行われ、4月8日現在、患者は集中治療室にて慎重に管理中であるとしている。読売新聞の記事によれば、女性は今後2か月で退院できる見通し。3か月で社会復帰が可能であるとしている。新型コロナウイルス感染後に起きた肺障害での肺移植は中国や欧米で行われているが、生体肺移植はこれが初めてだとしている。

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細胞分裂による増殖が可能な人工生物が作り出される

著者: nagazou
2021年4月7日 07:07
あるAnonymous Coward 曰く、

天然の細菌のDNAを丸々人工のものに置き換えた生物が、安定して細胞分裂できるようになったという話の様だ。人工の生命体の第一歩を超えた感じだろうか?

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科学者たちは遺伝子工学の初期段階として、正常な細胞と同じように成長や分裂を行う単細胞合成生物を開発することに成功した。科学者たちの数十年にわたるゲノム配列決定と分析の結果、誕生したこの合成生物は「JCVI-syn3A」という名称で呼ばれている。JCVI-syn3Aは、個々の遺伝子が生物の中で果たす役割を探求する目的で作成された(CellScienceAlertGIGAZINEナゾロジー)。

2010年に初めてMycoplasma mycoidesという細菌から「JCVI-syn1.0」が作られ、そこから3代目に当たる「JCVI-syn3.0」では合計473個の遺伝子を合成して作られた。この数は自然界で知られている自立した生物よりも少ない数だそうだ。細胞の成長と分裂に必要な遺伝子を厳選して選んだためだという。

しかしこのJCVI-syn3.0は細胞分裂はするものの、分裂してできた細胞が奇形化する問題が出たという。原因は遺伝子数の不足にあったようだ。研究チームは、JCVI-syn3.0に新たに19個の遺伝子を追加することことにより、分裂細胞が異常な形にならないようにし、この改良されたものがJCVI-syn3Aと名付けられた。JCVI-syn3Aは安定して細胞分裂が行われ、形態学的変化が大幅に少なくなったとしている。

研究によれば、追加された19個の遺伝子のうち、細胞分裂プロセスを規則的に実行する役割を果たしているのは7個の遺伝子だけだという。その7個中の「ftsZ」と「sepF」と呼ばれる2つの遺伝子に関しては機能の特定に成功したとしている。他の5つがどのように関与しているかについてはまだ分かっていないようだ。

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ヒトの骨格筋を製造できるブタ。ヒトとブタのキメラが誕生

著者: nagazou
2021年4月5日 14:04
あるAnonymous Coward 曰く、

ヒト幹細胞を動物の胚に混ぜて成長させることは倫理的問題から法律で規制されているため、筋肉が作れないブタの変異胚を作成して、ここにヒトの骨格筋幹細胞を混ぜることで規制を回避したという。これにより仮に実験動物が研究室から流出しても自然界に拡散する危険性は無く、再生医療に必要な素材の生産が可能になるとのこと。

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心臓や肝臓といった臓器の移植と比べて骨格筋の移植は困難とされている。骨格筋は死亡時の劣化が早いためだという。しかし3月29日にNature Biomedical Engineeringに掲載されたミネソタ大学の研究によれば、全身の骨格筋をヒトのものに置き換えられたブタが作成されたそうだ。これにより、新鮮な骨格筋の提供が可能になったとしている。この骨格筋は患者の幹細胞をもとに作成されるため、移植による拒絶反応の心配もないとしている(Nature Biomedical Engineeringナゾロジー)。

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20年以上もDNA断片しか知られていなかった生物、海洋に広く分布していた

著者: nagazou
2021年3月31日 06:10
20年以上もの期間、短いDNA断片だけ把握されていたという謎の生物の実態が判明したそうだ。京都大学らの研究グループにより発見されたもので、この生物に関してはこれまで、DNAの一部だけが海水から見つかっていたという(京都大学国立環境研究所Current Biology朝日新聞)。

大分県沿岸の海水中にいた生き物を培養、調査したところ見慣れないオタマジャクシのような形をした藻類が見つかり、その遺伝情報を解析したところ、前述のDNAと近いことが判明したという。新種の光合成生物であることが分かったほか、世界中に広く分布していることも判明したとのこと。この新種は謎のDNAについて報告していた研究者にちなんでラピ藻(Rappephyceae)と名付けられたとしている。ラピ藻という新しいグループが見つかったことにより、光合成生物の進化や実態を知る手がかりになると見られる。

あるAnonymous Coward 曰く、

世界中にいるのに・・・20年以上謎の生き物、正体は?
https://www.asahi.com/articles/ASP3V6G0FP3VPLBJ008.html

20年以上謎の生物、ついに正体が明かされる —光合成生物進化解明のカギに—
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210325-2/20210325-2.html

Rappemonads are haptophyte phytoplankton
https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(21)00351-1

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