ノーマルビュー

シンガポール、サイバーセキュリティサービスの免許制度を開始

著者: nagazou
2022年4月14日 17:04
headless 曰く、

シンガポール・サイバーセキュリティ庁 (CSA) は 11 日、サイバーセキュリティサービス提供者に免許を発行する枠組みを発表した (プレスリリースThe Register の記事CNA の記事The Straits Times の記事)。

サイバーセキュリティサービス提供者の免許制度は 2017 年に提案され、2018 年に成立した Cybersecurity Act 2018 によるものだ。免許制度を定める同法第 5 節と附則 2 も同日発効した。

免許制度で当初の対象となるのは侵入テストサービスとマネージドセキュリティサービスの 2 種類。これらのサービスは顧客のコンピューターシステムや機密情報に著しいアクセスを行うため、悪用された場合の影響が大きい。また、既に幅広く導入されているため、サイバーセキュリティ全体の状況に与える影響も大きいことから当初の導入対象に選ばれたとのこと。

免許制度で対象となるサービスを提供するには免許取得が必要となるが、既にこれらのサービスを提供している者には 6 か月間 (2022 年 10 月 11 日まで) の猶予が与えられ、それまでに申請すれば免許発行の可否が判明するまで業務を継続できる。免許の申請を行わず、10 月 11 日以降に対象サービスを提供した場合は 5 万シンガポールドル以下の罰金か 2 年以下の実刑、もしくはその両方が科せられることになる。

免許は 2 年間有効で、申請費用は個人が 500 シンガポールドル、企業が 1,000 シンガポールドルとなる。また、COVID-19 の影響を受けたビジネスを支援するため、最初の 12 か月間 (2023 年 4 月 11 日まで) はすべての申請に対し、費用を 50 % 免除するとのことだ。

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日本のデジタル化は遅れている。アナログ的な非効率がまかり通っているとの指摘

著者: nagazou
2022年4月7日 16:01
S&S investments CEOの岡村 聡氏の書いた記事によれば、約2年ぶりに英国から日本に帰国したところ、デジタル化において完全に立ち遅れていると感じることが多かったという。具体的なものとしては、入国プロセスにおける紙の書類の量が異常に多いこと。英国やスペインでもサマリーシートの数枚だけ見せれば良かったのに対し、日本入国の際には重複した内容の書類を家族全員で50枚以上書く必要があったとしている(マネー現代)。

隔離プロセスでも位置情報の確認アプリが2つ、また保健所への健康データの提出のために、さらに別のアプリが必要と無駄が多く、何度も何度もアプリの使用説明書をわざわざ手渡するなど必要性の極めて低い作業がなぜ行われているのか、検証が必要ではないかとしている。またファーストフード店において日本以外では、タッチパネルとテーブルサービスがない店舗はほぼ無くなっているのに対し、未だに口頭でのやりとりが多いとしている。

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クロスボウの所持を許可制にする改正銃刀法が15日に施行

著者: nagazou
2022年3月24日 06:05
改正銃刀法が15日に施行され、クロスボウ(ボウガン)の所持が原則禁止となり、許可制に変更されたそうだ。これに伴いクロスボウや矢の回収が警察などで行われているという。所持が許可されるのは射撃競技や動物麻酔などに限定される。現在、該当品を所持している場合は施行日から半年以内に許可を申請するもしくは廃棄する必要がある。読売新聞によれば一部県警などは無償回収を行っているとのこと(日経新聞読売新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、

銃砲刀剣類所持等取締法(昭和三十三年法律第六号)
施行日:令和四年三月十五日(令和三年法律第六十九号による改正)
第三条 何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、銃砲若しくはクロスボウ(引いた弦を固定し、これを解放することによつて矢を発射する機構を有する弓のうち、内閣府令で定めるところにより測定した矢の運動エネルギーの値が、人の生命に危険を及ぼし得るものとして内閣府令で定める値以上となるものをいう。以下同じ。)(以下「銃砲等」という。)又は刀剣類を所持してはならない。

規制対象クロスボウの定義より、引いた「矢」を固定し、これを解放することによつて矢を発射する機構を有する弓、は当然規制対象外。
引いた弦を固定せず、これを解放することによつて矢を発射する機構を有する弓、も当然規制対象外(例えばグリップを前後するとそれにリンクした弦を掴んだ部品が前後し、前後一定の範囲内で引き金を引くと発射する場合は、弦を固定したとは言い難い)。

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秋田県メールシステムに不正アクセス、外部に不正メール43万件を送信

著者: nagazou
2022年3月22日 14:24
秋田県は20日、同県や各自治体で運営を行っている「県情報セキュリティクラウド」のメールシステムに不正アクセスが発生、外部に不正なメール43万4496件が送信されたと発表した。秋田県情報セキュリティクラウドは、県や市町村が庁内ネットワークとインターネットの接続口を集約する目的で作られたサービス。メールの無害化等のセキュリティサービスも提供していた(リリース第一報リリース第二報秋田魁新報)。

県の発表によれば原因はシステム管理を委託する業者の設定ミスによるものだという。不正メールは18日16時46分ごろから18時55分ごろまでに送信されたとのこと。このメールは主に同市の関係者に送られたとされる。件名は「Re」「Hello」などとなっていたとのこと。

追記
サービスを委託していた業者に関してはSBテクノロジーであったことが判明した。SBテクノロジーが21日に行った発表によると、不正送信されたメールは91万2299件に及ぶという。そのうち.jpドメイン向けは2467件、それ以外のドメイン向け90万9832件だったとしている。設定ミスに関しては、障害対応メンテナンス時の設定変更不備により、不正中継が可能になっていた。これをつかれて悪意のある第三者にメール送信に利用されたとしている(SBテクノロジーリリースITmedia)。

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マイナカードの署名用電子証明書のパスワード、スマホで事前予約しコンビニで再設定可能に

著者: nagazou
2022年2月18日 13:33
以前、マイナンバーカードの暗証番号がロックされてしまう事例を紹介したことあるが、これまでロック解除には、住民票のある市町村の窓口へ行って手続きする必要だった。しかし、この再設定が今後はコンビニで行えるようになるという。Impress Watchの記事によれば、初期化・再設定可能にになるのはマイナカードの長い方のパスワード(16桁)(J-LISImpress Watchコンビニ交付ポータル[動画])。

コンビニでの証明書交付手続きやマイナポータルのログインで使う4桁のパスワードに関しては再設定はできない。全国のセブンイレブンのマルチコピー機で利用でき、再設定の手数料は無料であるという。ただし、専用アプリ「JPKI暗証番号リセット」により、事前予約が必要であるなど事前にある程度準備しておく必要があるとのこと。具体的な手順に関しては コンビニ交付ポータルが動画(限定公開)を公開している。

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公正取引委員会、官公庁の情報システム調達時のベンダーロックインを問題視、オープンシステム化を推奨

著者: nagazou
2022年2月11日 08:05
公正取引委員会は8日、行政機関が使う情報システムの調達時の課題をまとめた報告書を発表した。それによると、公正取引委員会は競争政策の観点から、これから行われる情報システム調達ではベンダーロックインが回避されることが望ましいとしている。ベンダーロックインは特定業者しか対応できないような仕様で作られたハードウェアやソフトウェアのことを指す(公正取引委員会朝日新聞)。

報告書では、市場において簡単に取得できるオープンな標準的技術を用い、多様なベンダーの参入を可能とする仕様を設計することや情報システムに関するソースコードを公開することにより、特定のベンダーに偏らない情報システムの調達が官公庁の情報システム調達において必要であるとしている。

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防衛省、敵性軍用ドローン対策のための高出力マイクロ波兵器を開発へ

著者: nagazou
2022年2月10日 16:12
読売新聞の記事によれば、防衛省が敵対的なドローンを無力化できる「高出力マイクロ波」(HPM)兵器の研究開発に乗り出すそうだ。強力な電子レンジとも呼べるもので、ドローン内部の電子制御システムなどを破壊し対処を行うのだという。怪獣映画に出てきた怪力光線の復活とも言える。またドローンの撃墜に高額なミサイルを使用するのはコスト面でも問題が多いことから、イスラエルではレーザーを使用した防衛システムも開発が進められている(読売新聞ドローン・UAS対処にも適用可能な高出力マイクロ波技術の研究[PDF]日経クロステックYahoo!ニュース個人)。

中露などの開発しているドローンは、小型化が進んでいるためレーダーでの発見が難しい上に高性能化もしている。また数で押し寄せる飽和攻撃への対処から、瞬時に同時対処する能力が求められており、そうした用途にはHPMが有効とみられている。防衛省は今後5年間かけて試作に取り組むとしており、将来的には北朝鮮によるミサイルの迎撃などの用途向けに発展させることも考えられているという。

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政府、消費者契約法改正でサブスク解約方法を明示へ

著者: nagazou
2022年1月31日 12:04
読売新聞の記事によると、政府がサブスクリプション型のサービスで発生しているトラブルに関しての対策を実施するという。この記事によるとサブスク関連のサービスでは、解約手続きが分かりづらい、連絡先が分からないなどの苦情が国民生活センターに届いているという(関連記事)。しかし、現行の消費者契約法では解約に関する規定は含まれていない。このため消費者契約法を改正し、解約方法を分かりやすく表示する、解約リンクを明示するなどの情報提供に関する努力義務を含める方針であるという(読売新聞)。

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政府、ガソリン急騰を抑制するため初の補助金制度発動へ

著者: nagazou
2022年1月26日 12:00
萩生田経済産業大臣は25日、ガソリン価格の高騰を抑制するための価格抑制策を発動すると発表した。2022年1月24日時点でレギュラーガソリンの全国平均小売価格が1リットル当たり170.2円を突破しており、170円を超えたことから実施される。各報道によれば170円以上となったのは約13年4カ月ぶりだそうだ(読売新聞NHK毎日新聞TBSNEWS

政府は石油の元売り会社を対象にガソリン、軽油、灯油、重油を対象に各1リットル当たり34円を支給する。この対策は27日以降に適用され、支給額は毎週見直されるという。なおこの精度は石油の元売り会社に対して補助金が出されるものであるため、店頭小売価格が下がるとは限らないとの指摘も出ている。なおタレコミにもあるようにガソリン価格の抑制策としては、ガソリンにかかっている税金を一時的に停止する「トリガー条項」があるが、今回の施策はこれとは異なるものとなっている。

maia 曰く、

トリガー条項は民主党政権下の2010年に成立したが、2011年東日本大震災後に廃止が取り沙汰され(Response )、復興財源確保のこともあってその後も凍結が続いている。最近の燃料価格高騰で2021年12月6日、国民民主党と日本維新の会がトリガー条項「凍結解除」法案、12月7日に立憲民主党が「凍結の一時停止」法案を提出した。自民党も政権側も野党のトリガー凍結解除は否定しているが、11月19日の追加経済対策で燃料高騰抑制対策を決めている。その内容は2022年3月末までの時限措置だが、ガソリン価格が170円を超えた場合に元売りに事後精算で最大5円/Lを支給するというもの。

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文化審議会、「公用文作成の考え方」の改正案を文部大臣に提示。「?」などが使えるように

著者: nagazou
2022年1月12日 16:07
文化審議会は7日、国家公務員の文書作成の手引となる「公用文作成の考え方」に関する資料を作成し、文部科学大臣に提言を行ったそうだ(関連過去記事)。これまで基準となってきた「公用文作成の要領」は昭和27年(1952年)に通知が出されたもので、時代に合わなくなってきている部分もあることから改訂案が出されたという経緯であるようだ(文化庁「公用文作成の考え方」について(建議)[PDF]読売新聞)。

読売新聞の記事によれば、変更点としては、広報文や発言の記録などで「?」(疑問符)や「!」(感嘆符)などの利用が可能となった。横書きでは読点として「,」(コンマ)を使用するとされてきたものが「、」(テン)を原則とするようになったなど多くの変更点がある模様。

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法務省、懲役と禁錮を一元化して「拘禁刑」に

著者: nagazou
2021年12月29日 16:00
法務省が懲役と禁錮の両刑を一元化し、新たに「拘禁刑」を創設する方針であるそうだ。刑の種類や名称が変更されるのは1907年の刑法制定以来初めてであるという。現在、刑務作業を義務付ける懲役と作業義務のない禁錮、拘留がある。いずれも刑事施設に拘置される。新たに創設される拘禁刑では、懲役の受刑者に一律に刑務作業を義務づける現行法を見直し、刑事施設に拘置するものの、作業や教育を柔軟に組み合わせられるようにするとしている(読売新聞時事ドットコム)。

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国交省の基幹統計データ書き換え問題、復元や検証は困難。GDP信頼性にも影響

著者: nagazou
2021年12月21日 13:34
国土交通省の建設工事の受注動向データの問題で、その後に基幹統計のデータ書き換えは都道府県の職員らの手で行われていたと報じられている。朝日新聞の記事によれば、「すべての数字を消す」「全ての調査票の受注高を足し上げる」といった国土交通省の指示があったとしている(朝日新聞時事ドットコム)。

現時点で原本の存在を確認できる元データは19年度以降のものだけ。また電子化して保存しているデータに関しても、こうした先の指示により書き換えされた後のものがほとんどで、書き換え前の正しいデータが行政側に残っていないそうだ。原本がなければ数値の復元は困難としており、国の最重要統計であるGDPの正確さ」を揺るがしかねない事態となっている(朝日新聞日経新聞)。

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国土交通省、建設工事受注動態統計で不適切なデータ処理をしていたことが判明 2021年12月16日

国土交通省、建設工事受注動態統計で不適切なデータ処理をしていたことが判明

著者: nagazou
2021年12月16日 13:34
あるAnonymous Coward 曰く、

NHKFNNプライムによると国土交通省が国の基幹統計の1つで、建設工事の受注動向などを毎月調査する「建設工事受注動態調査」において不適切なデータ処理を行ったことでデータを二重計上する誤りがあったことが判明した。

この統計はサンプルで選ばれた建設事業者に調査票を配り毎月の受注額を集める統計調査で、調査票が期日までに提出されなかった場合は推計値を計上し、遅れて提出された場合は遡って提出された値に修正すべきところを直近の月にまとめて受注したとみなして処理するよう都道府県に指示していた。これにより推計値と回答値が二重に計上されることになった。

回答を遅れて提出する事業者が多くいたことが不適切な処理をした背景にあるようだが、こちらの都合で相手にお願いをしたものの、欲しい期日までに回答が届かず適当に誤魔化したり、期日遅れの処理を楽をするため定められた手順をすっ飛ばして落とし穴にハマるというのは国に限らずよくありそうだ。

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文部科学省の脱PPAP、NECの「MCメールフィルター」と「Box」の組み合わせへ

著者: nagazou
2021年12月8日 06:13
文部科学省は1日、パスワード付きZIPファイルの添付、いわゆる「PPAP」対策の一環として、メールの添付ファイルをクラウドストレージサービスに一度移動させ、受信者がファイルをクラウドストレージからダウンロードする仕組みを導入すると発表した(文部科学省リリース日経クロステックScanNetSecurity)。

来年1月4日以降のすべてのメール送受信が対象となる。移動するクラウドストレージは米Boxの「Box」を採用。日経クロステックの記事によると、NECのMCメールフィルターのBox連携機能と組み合わせ、添付ファイルをBoxへ自動で移動させるという。同省とメール送受信をする関係者は事前にBoxへ接続が可能かどうか確認するよう求めている。

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金融庁、システム要員削減やメンテナンス経費削減がみずほ障害の原因と指摘

2021年11月29日 12:00

金融庁は11月26日、みずほ銀行およびみずほフィナンシャルグループに対して業務改善命令を出した。同社は今年の2月から9月という短期間で計8回のシステム障害を起こしており、金融庁は「日本の決済システムに対する信頼感を損ねた」と指摘した。改善命令として出された指摘は非常に厳しいもので、同社経営陣はシステムの実態を理解できず保守運用に必要な人員や費用を削減したことにより、十分な品質保証や検証ができない状況にある。これを改善して再発防止するように命じている(金融庁ITmedia)。

業務改善命令のうち、中でも下記の処分の理由の9番目の項目については、金融庁の怒りを凝縮した内容ではないかとする指摘も見られるようだ。

(1)システムに係るリスクと専門性の軽視 (2)IT現場の実態軽視 (3)顧客影響に対する感度の欠如、営業現場の実態軽視 (4)言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない姿勢

結果として坂井辰史FG社長ら3トップが退任に追い込まれる事態となっている。また朝日新聞によれば、金融庁側は坂井氏ら経営陣が業績だけを重視した結果、現場に強いコスト削減圧力がかかり、これによりシステム障害を繰り返すようになったと考えていたようだ(朝日新聞)。

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公取委がスマートバリューに立ち入り検査。オープンソースCMS排除を自治体に働きかけ

著者: nagazou
2021年11月12日 15:03
話題としては少し時間が経過してしまったが、公正取引委員会が2日にシステム開発会社スマートバリューなどに立ち入り検査を行ったそうだ。同社と業務提携先の2社は、オープンソースソフトウェア(OSS)で構築している「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」は、不可とする要件を入れるよう自治体側に働きかけをしていた模様。同社は自治体などに対して、OSSはセキュリティー上問題があると説明していたとみられる。これに自治体が応じた結果、OSSを利用していた業者が入札などに参加できなかったことから、公正取引委員会による立ち入りにつながったようだ(朝日新聞時事ドットコム読売新聞)。

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内閣メールマガジンが20年の歴史に終止符を打つ

著者: nagazou
2021年10月26日 17:05
あるAnonymous Coward 曰く、

首相官邸メールマガジンは小泉内閣において2021年に開始。以来、政権が変われど与野党交代が起これど絶え間なく配信されてきたが、9月13日号を最後に配信が途絶えていることにタレコミ主は10月に入って気が付いた。よくよく読んでみると、最終号にメルマガの配信は今号で最終とし今後は「様々なソーシャルメディアを活用」すると説明があった(相変わらず説明に言葉が足りないと実感した)。文面については官邸ホームページのアーカイブをご参照されたい。

前首相の総裁選不出馬表明が9月3日で総裁選投開票が同29日だったから、この配信中止決定は前政権末期に新政権への引き継ぎを考えずに行ったということになる。これが政治的意図を含んだものであったのか、あるいは単に経費削減の一環なのか、今もってしても憶測でしか語れないが、諸兄はこの決定をどう受け止めただろうか?

ちなみに、タレコミ主はもっぱらISPのメールサーバが正常に機能している確認目的で購読していた(一定量のメールが頻繁に届くような環境ではなく、こうして長期に渡り定期に来るものは有り難かった)。

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行政手続きに使われる「xID」がマイナンバー法違反の指摘。これを受け自治体でアプリ利用停止へ

著者: nagazou
2021年10月14日 18:04
自治体などの行政手続きで利用されているデジタルIDサービス「xID」に、法的な問題があるとして自治体の利用停止の動きが広がっているようだ(高木浩光@自宅の日記読売新聞なか2656のblog)。

xIDは本人がスマホアプリにマイナンバーを入力しxIDを生成する仕組み。このxIDのシステムに関して高木浩光氏がマイナンバー法2条8項にある「裏個人番号」に該当するのではないかと指摘している。同氏によれば「裏個人番号」は、法的にはマイナンバーと同等のものになるという。マイナンバーは桁数が少ないことから、不可逆なハッシュでも総当たりによって元の番号を特定することができるためのようだ。

マイナンバー法では、マイナンバーは税・社会保障・災害対応の3項目の利用目的以外は認められていない。また先の目的以外に本人や行政機関・事業者などがマイナンバーを提供することを禁止している。xIDアプリにマイナンバーを入力させることが違法なマイナンバーの収集にあたるのではないかということになる。

xIDは加賀市や三田市、町田市などが自治体の電子申請システムや施設予約システムなどに導入済。しかし高木氏などの指摘を受けて利用停止する動きが出ているという。読売新聞によれば、加賀市は9月末に全申請を停止。愛媛県はこのアプリ経由の登録者のデータを削除、別方式で再登録を行った。東京都渋谷区はアプリ導入を撤回。川崎市や岐阜県も使用できないように設定変更したとしている。

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総務省、郵便局が顧客データを企業に販売できるよう法改正へ

著者: nagazou
2021年10月14日 13:03
あるAnonymous Coward 曰く、

総務省は日本郵政が顧客のデータを企業に販売できるように法改正を目指しており、そのため個人情報保護ガイドラインを来年夏までに見直すことがわかった(産経新聞)。

日本郵政グループは郵便物の配達状況から全国各地の住所について居住実態・自動車の保有状況・店舗の開店閉店情報などを把握している。
今後、その居住者情報を災害時に自治体に提供することで安否確認に利用したり、自動車保有状況をデータベース化して自動車販売ディーラーに販売し営業に利用してもらうなどの新規事業を想定している。

郵便配達という誰しもが利用しているサービスが個人情報を吸い上げ売り物にする、というのはいささかセンシティブで議論の余地がありそうだ。せめて各顧客の同意を得てからでないとダメなのでは?

なおこうした総務省の方針に対して、高木浩光氏は郵便局員への住民の見方が変わってしまう点や住居侵入などの犯罪に当たる可能性があるといった問題提起を行っている(高木浩光氏のツイート)。

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日本政府、人為的に台風の勢力を落とす「台風制御」の研究を支援

著者: nagazou
2021年9月18日 05:31
国の野心的な計画を支援する「ムーンショット型研究開発制度」に、現在提言されている人間と共生するロボットや量子コンピューターといった七つの目標に加え、気象を制御するための「気象制御」「台風制御」の研究、人間心理を研究し、自殺を減らしたり活力を生み出すための研究が新たに加えられる見通しであるという(NHK読売新聞)。

日テレNEWS24の記事によると、このうちの「台風制御」では、人為的に台風の勢力を落とすことを目標としているそうだ。温暖化の影響で日本近海の海面水温が上昇し、台風の勢力が強まりやすいことから、対策が研究されているという。航空機で台風の目に大量の氷の結晶を散布し、それにより最大風速を減少される手法などが検討されている模様(日テレNEWS24)。

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