
Space Xは11日、ケープカナベラル宇宙軍基地からロケットの打ち上げを実施した。このロケットの中には日本の民間主導で月面着陸を目指すispaceによる月面探査プログラム「HAKUTO-R」のランダーと小型探査機が搭載されていた(
関連過去記事)。所定の軌道に投入され、現時点ではロケットからの分離にも成功しており、東京日本橋にあるミッションコントロールセンターとの安定した通信を確立しているという。またランダーの基幹システムに不備がないことも確認されている模様(
ispace、
sorae、
TECH+、
朝日新聞、
レスポンス)。
同プログラムでは今後、1か月にわたる宇宙航行の運用や月周回軌道への投入を経て、約5か月後の2023年4月末までの月面着陸を目指す。着陸地は「Mare Frigoris(氷の海)」の南東外淵にあるAtlas Craterを予定しているという。ランダーには日本の月面探査ロボット「SORA-Q(LEV-2)」やアラブ首長国連邦(UAE)の月面探査車「Rashid」など、7つのペイロードが搭載されている。これらのペイロードに不備が無いか最終確認を行ったうえで、ミッション1マイルストーンの第三段階である安定した航行状態を確立する「Sucess3」を完了させる予定だとしている。
すべて読む
| サイエンスセクション
| 日本
| ビジネス
| サイエンス
| 月
|
関連ストーリー:
NASA、月探査に向けたテストのため国際宇宙ステーションに血液検査デバイスを送る
2022年12月01日
中国、月面基地計画を2028年に前倒し
2022年11月29日
日本初の月面着陸を目指した探査機「OMOTENASHI」、通信安定せず着陸断念
2022年11月24日
NASA、超大型ロケットSLSによるArtemis I ミッションが打ち上げ成功
2022年11月21日
ispace、月面探査ミッションのためのランダー打ち上げ契約をSpaceXと締結
2018年10月01日