ノーマルビュー

「金融庁が広報動画にひろゆきを起用」することのリスク

著者: nagazou
2022年9月13日 16:03
8月に「2ちゃんねる」の元管理人でインフルエンサーである西村博之氏(以下、ひろゆき)が、金融庁の広報動画に起用され、ネット上で物議を醸している。動画はひろゆき氏と金融庁幹部が投資初心者向けに金融リテラシーや資産形成の重要性について対談するというもので内容としては当たり障りのないものだ。ただひろゆきは2ちゃんねる運営時代の訴訟で債務を踏み倒したこともあることから、この金融庁の採用に批判も上がっている(おたくま経済新聞産経新聞)。

これに関しておたくま経済新聞では、ひろゆきとの裁判で賠償金を取った経験のある深水英一郎氏が寄稿している。同氏もひろゆき氏の官公庁広報の起用には反対の立場だとしており、その理由として倫理的な問題や官公庁の広報が起用したことにより、「ある程度身元がクリーンな人物」だと世間では受け止められかねないなどの問題を指摘している。

批判意見に関しては金融庁が8月26日に、産経新聞に対し「民事訴訟の詳細は承知していない。批判は受け止め、今後の広報のあり方について考える」とする回答をしている。この記事によるとひろゆき氏採用は若者層に知名度と人気があることが理由で、出演料は支払っていないと説明しているという。

あるAnonymous Coward 曰く、

西村博之氏の最近の活動を無邪気に消費する方々は、必読の文章だと思います。

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朝日新聞社の編集委員が停職処分に。本人は見解を表明

著者: nagazou
2022年4月11日 13:31
朝日新聞社は7日、同社の峯村健司編集委員を停職1か月の懲戒処分にすると発表した。編集委員の職も解いたという。リリースによれば、安倍晋三元総理が週刊ダイヤモンドのインタビュー取材を受けた後、ダイヤモンド編集部の副編集長に公表前の誌面を見せるように求めたことが原因であるとされている(朝日新聞リリース時事ドットコム)。

時事ドットコムの記事によれば、峯村氏は記事に関して「安倍(元)総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」などとダイヤモンド編集部に問い合わせていたという。その結果、ダイヤモンド編集部から「編集権の侵害に相当する」と抗議を受け、調査の結果、上記のような処分になったとしている。

峯村健司氏本人もこの件についての見解をnote上に出している。同氏によるともともと4月20日に朝日新聞からの退職が決まっていたことから、実質的には1週間の停職であるという。曰く、ニュークリアシェアリングついて、重大な誤報記事が掲載されそうであることを知り、それを未然に防ぐべく尽力した結果起きたことだとしている。経緯に関する時系列等も記載している(朝日新聞社による不公正な処分についての見解)。

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高木浩光氏の個人データ保護に関する約9万文字以上インタビュー

著者: nagazou
2022年3月22日 16:08
ここではおなじみの高木浩光氏が、個人データ保護に関する話題をインタビュー形式で話すという内容の記事が掲載されている。個人情報保護法の令和3年改正に関わる話題が主題となっているが、個人情報保護に関する歴史的経緯や国外の取り組みなどを含んでいることもあって、記事冒頭でもこのインタビューは大変長いと前置きされるほどの長文となっている。目次の気になるトピックから読んでくださいとあるが、記事冒頭では目次の項目だけで23項目ある。なお編集子がCtrl+Aしてブラウザのラグインを用いて記事中の文字数を数えたところ97780文字あったので全文読む人は覚悟が必要だ(高木浩光さんに訊く、個人データ保護の真髄 ——いま解き明かされる半世紀の経緯と混乱:ILIS出版部)。

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2021年ノーベル平和賞は表現の自由を守るために尽力するフィリピンとロシアのジャーナリストが受賞

著者: headless
2021年10月9日 11:39
2021 年のノーベル平和賞は、フィリピンのマリア・レッサ氏とロシアのドミートリ・アンドリービッチ・ムラトフ氏共同受賞した。授賞理由は、民主主義と持続する平和の前提条件である表現の自由を守るための彼らの尽力 (プレスリリースRappler の記事Novaya Gazeta の記事)。

レッサ氏は母国フィリピンにおける独裁政治の台頭や権力の悪用、暴力の使用を暴くために表現の自由を用いた。2012 年には調査報道を行うデジタルメディア Rappler を共同設立。彼女はジャーナリストおよび Rappler CEO として、恐れを知らない表現の自由の守護者であることを示している。

ムラトフ氏は表現の自由をめぐる状況が悪化し続ける中、数十年にわたって表現の自由を守ってきた。1993 年には独立系の新聞 Novaya Gazeta を共同設立し、1995 年以来主筆を務める。敵対者は脅迫や暴力で応じ、6 人のジャーナリストが殺害されているが、ムラトフ氏は同紙の独立性を捨てることを拒否し続けている。

表現の自由と報道の自由なしに国家間の友愛や軍縮、現在に続くよりよい世界秩序を促進することは困難であり、今年のノーベル平和賞はアルフレッド・ノーベルの遺志に強く結びついたものだという。両氏の受賞はフィリピンとロシアでの表現の自由を促進するだけでなく、困難な状況下で民主主義と報道の自由のために立ち上がるすべてのジャーナリストを代表するものであるとのことだ。

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2013年のノーベル平和賞は化学兵器禁止機関が受賞 2013年10月12日
2012年のノーベル平和賞はEUが受賞 2012年10月13日
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評論本『ウルトラマンの「正義」とは何か』、回収・断裁措置へ

著者: nagazou
2021年6月28日 14:31
青弓社は22日、5月に発刊した「ウルトラマンの「正義」とは何か」に間違いがあったことから、回収の措置を行い、在庫をすべて断裁処分扱いにすると発表した。著者がノーベル賞作家の江健三郎さんと評論家の切通理作さんが行った論考を取り違えてしまい、全く正反対の要約となってしまったという。このため正誤表では対応できない修正規模となったことから回収し断裁処置を取るとしている(青弓社リリースよろず~ニュース)。

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