ノーマルビュー

オーストラリア国防軍のヘリコプター不時着、ソフトウェアにパッチを適用していれば防げたとの報道

著者: nagazou
2023年4月20日 17:10
headless 曰く、

オーストラリアで 3 月、オーストラリア国防軍 (ADF) のヘリコプター MRH-90 Taipan がニューサウスウェールズ州のジャービス湾付近に不時着したが、簡単なソフトウェアパッチを適用していれば防げた可能性があると ABC News が報じている (ABC News の記事The Register の記事)。

報道は複数の関係者の証言を基にしたもので、運行中にエンジンを再始動する「ホットスタート」を防ぐパッチが適用されていればインシデントを防げたそうだ。Taipan の元パイロットや整備士によれば、同型機のターボシャフトエンジンは運行中にエンジンを繰り返し再始動するような作りになっておらず、出発時にエンジンを始動して到着後にエンジンを切るべきだという。また、ADF の複数の情報提供者は Taipan でソフトウェアアップグレードが行われたのは数機にとどまると証言しているとのこと。

インシデントを受けて ADF は Taipan の使用を一時中止していたが、4 月 6 日には何らかの緩和策を適用したとして使用を再開した。ただし、インシデントにエンジンのホットスタートが関係しているかどうかについては回答を拒否しており、緩和策の具体的な内容も明らかにしていないとのことだ。

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横浜市で別人の住民票の写しが印刷された問題、タイムアウトによるファイルロック解除が原因

著者: nagazou
2023年4月3日 17:11
横浜市のコンビニの証明書交付サービス「Fujitsu MICJET コンビニ交付」で3月27日、別人の住民票が発行されるトラブルが発生したそうだ。日経クロステックの報道によると、このサービスを提供しているベンダーの富士通Japanは3月30日、このトラブルに関する原因を発表した。それによると、システムへのアクセス集中により印刷処理の待ちが生じ、印刷イメージファイルのロックが解除され、同時期に交付を申請した別の利用者が当該ファイルを印刷できてしまったという(日経クロステックその2)。

当該ファイルは申請者しか印刷できないようロックがかかる仕様だが、システムにはタイムアウトの上限が設定されていたため、アクセス集中で処理が遅れた際にタイムアウトとなってロックが解除されたという。同社は対策としてタイムアウトでロックが解除されないようプログラムを改修したとしている。

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Apple Music、プレイリストが他人のものに置き換えられるなどの問題

著者: nagazou
2023年3月24日 07:00
headless 曰く、

Apple Music でプレイリストが他人のものに置き換えられるなどの問題が発生しているようだ (9to5Mac の記事Mac Rumors の記事The Verge の記事)。

Reddit での報告によれば、自分が作ったものではないプレイリストが追加される、その一方で自分の作ったプレイリストが一部消える、最近半年ほどの間に追加したソングが消える、すべてのプレイリストが見たことのないものに置き換えられる、などの問題が発生しているという。問題は3週間以上前から報告されているが、現在も新たな報告投稿されている。

現在のところ問題が報告されているのは iOS 版の Apple Music のみで、macOS 版での報告はないようだ。iCloud の同期をいったん無効化してから再び有効化すれば復旧する可能性もあるが、詳細は不明だ。

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Pixel Watch で正確な時刻にアラームが鳴らない問題、時計アプリのアップデートで修正へ

著者: headless
2023年3月21日 11:39
Google Pixel Watch では正確な時刻にアラームが鳴らない問題が報告されていたが、近く修正されるようだ (Google Pixel Watch Help の記事The Verge の記事9to5Google の記事)。

この問題はセットした時刻から前後数分ずれてアラームが鳴るというもので、遅れて鳴るというのが大半だが、早く鳴ったという報告もみられる。Google Pixel Watch 3 月のアップデート情報によると、この問題を修正する時計アプリのアップデートを今後数週間のうちに Google Play を通じて提供するとのこと。なお、原因についてはスラドでも様々な予想がされているが、今回の発表で具体的な原因は示されていない。

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JPN TAXIタクシーで不具合か。タクシー協会が95%の車両が該当と指摘

著者: nagazou
2023年3月17日 13:39
東京交通新聞社の13日の記事によると、トヨタ製のタクシー専用車「JPN TAXI」(LPガスハイブリッド燃料仕様)に、不具合が出ているという。東京ハイヤー・タクシー協会の環境・車両資材委員会の調査結果で判明したという。具体的には「インバーター(電力変換器)の故障」や「スライドドアが動かない」などのトラブルが目立っているという。95%の車両が該当している模様。同車両に関してはこの報道の約1か月まえに相当する2月16日にエキゾーストマニホールドに不具合があるとして国土交通省にリコールが届けられているが関連性は薄そうだ(東京交通新聞社)。

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日本航空「6600円タイムセール」でWebサイトがダウン、通常の予約もできなくなりセール中止

著者: nagazou
2023年3月10日 12:00
あるAnonymous Coward 曰く、

日本航空 (JAL) が3月9日から期間限定で国内線が片道6600円となる「JALスマイルキャンペーン」を開始したが、アクセス集中でWebサイトがダウン、18時間後に復旧するも、そのままセールが中止されるという事態に陥ったようだ(ITmedia, NHK, 朝日新聞, ライブドアニュース)。

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Google Pixel Watch、アラームが正確な時刻に鳴らないという問題

著者: nagazou
2023年3月7日 17:06
headless 曰く、

Google Pixel Watch でアラームが指定した時刻に鳴らないという問題が数か月前から報告されているようだ (Android Police の記事9to5Google の記事)。

具体的にはセットした時間から前後数分ずれた時刻に鳴るというもので、遅く鳴るという報告が目立つ。ある Reddit ユーザーは授乳のため 19 時にアラームをセットしていたが、実際にアラームが鳴ったのは 19 時 1 分だったという。そのため、アラーム項目を削除して新たに作成したところ、今度は 19 時 2 分に鳴ったそうだ。別の Reddit ユーザーは早いときでは 4 分前、遅いときでは 6 分後に鳴ったと報告している。問題が数回だけ発生し、あとは発生しないとの報告もみられる。9to5Google では就寝モードなどの影響を指摘しているが、正確な原因は不明だ。ずれる時間が数分と短いため、気付かずに使い続けている人もいるかもしれない。スラドにPixel Watchユーザーや、実際に問題を目にした方はおられるだろうか。

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米政権、ソフトウェアの安全への適切な注意義務を怠った者に責任を負わせる国家サイバーセキュリティ戦略

著者: headless
2023年3月4日 19:58
米バイデン-ハリス政権は 2 日、すべての米国人が安全なデジタルエコシステムのすべての利点を確実に享受できるようにする国家サイバーセキュリティ戦略を発表した (ファクトシートThe Verge の記事Ars Technica の記事戦略全文: PDF)。

現在のサイバーセキュリティ防御では個人や中小企業、地方自治体などの負担が大きい。どのように優れたセキュリティソフトウェアでもすべての脆弱性を防ぐことはできないことを認識したうえで、ソフトウェア開発時に適切な注意を怠った者に責任を負わせる必要があるという。ソフトウェアを開発する企業には革新を行う自由が必要なのと同時に、消費者や企業、重要なインフラ提供者への注意義務を果たせなければその責任を負う必要もある。

その責任はエンドユーザーや、商用製品に組み込まれたオープンソースコンポーネントの開発者ではなく、被害を減らすための対策を実施する能力の最も高い利害関係者に移動する必要があるとのこと。これにより、イノベーションとスタートアップ企業や中小企業が市場のリーダーと競うことのできる能力を維持しつつ、市場がより安全なソフトウェアを作り出すようになるとのことだ。

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東京書籍の教科書で1000か所余りの間違いが発見、異例の再配布へ

著者: nagazou
2023年2月22日 12:47
教科書会社大手の東京書籍は、高校1年生向けの「新高等地図」に、1000か所余りの間違いが見つかったとし、先月になって訂正した教科書を再配布しているという。文科省の教科書検定に合格した教科書が再配布となるのは異例だとしている(NHK毎日新聞テレ朝news)。

同書は文部科学省の検定を経て、去年4月から全国でおよそ3万6000冊が使われている。見つかった間違いの例としては、カンボジアの首都「プノンペン」を「ブノンペン」と表記。また、イラクの首都は「バグダッド」だがこれを「バグダット」と表記するなどがあった。こうした地名や索引の誤りが多数あったとしている。

またウクライナの首都を「キエフ」から「キーウ」に改めるなど、国際情勢の変化による地名表記変更もおよそ150か所ほど修正したという。東京書籍側は担当者が在宅勤務となり、校閲が十分に行えなかったことが一因と述べているとのこと。

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Tesla、FSD Beta ソフトウェアを使用する車両 計 362,758 台をリコール

著者: headless
2023年2月18日 18:03
Tesla が FSD Beta ソフトウェアを使用する特定の Model S / Model X / Model 3 / Model Y 計362,758台のリコールを米運輸省交通安全局 (NHTSA) に報告している (リコール報告書: PDFThe Guardian の記事Ars Technica の記事The Register の記事)。

リコールが必要な問題は運行中の特定の場面でまれに交通違反または慣習に反する動作をする可能性があるというもの。問題が発生する可能性のある場面としては1)特定の交差点を黄信号時に通過する、2)一時停止標識のある交差点での停止時間、3)可変速度標識のある場所での速度調整、4)特定の右左折専用レーンから直進レーンへの車線変更、といったものだ。対象車両には修正版ソフトウェアが OTA 配信される。

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捕食者の少ないナミケダニ、その味はキニーネとハバネロを合わせたようなもの

著者: nagazou
2023年2月2日 07:01
headless 曰く、

ナミケダニを研究する米アリゾナ大学の Justin Schmidt 氏が捕食者の少なさを疑問に思い、自ら味を確認したそうだ (アリゾナ大学のニュース記事論文)。

目立つ真っ赤な色で豆粒ほどの大きさのナミケダニは動きが遅く、数も多いため容易に捉えることが可能だが、実際にナミケダニを捕食するのはウスバカゲロウの幼虫 (アリジゴク) ぐらいで、トカゲやカエルは近くにいても無視するという。時にはトカゲがナミケダニをなめてはみたものの、そのまま退却する様子も観察されるとのこと。

そこで、Schmidt 氏はナミケダニの味を確認することにし、舌先に乗せて前歯で少し噛んでみたそうだ。しかし、1 ~ 2 秒で苦くスパイシーで嫌な味が口中に広がり、慌てて吐き出すことになる。この味を Schmidt 氏はキニーネとハバネロを合わせたような味だと形容している。

一方、ナミケダニの餌となるのはシロアリの羽アリで、ナミケダニはシロアリの巣を襲って働きアリを殺すことはあるが、羽アリしか食べないとのことだ。

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Java SEに脆弱性。IPAとJPCERT/CCは修正パッチの早期適用を呼び掛け

著者: nagazou
2023年1月20日 14:02
情報処理推進機構(IPA)とJPCERT/CCは18日、「Oracle Java SE」に複数の脆弱性が見つかったとして、修正パッチの早期適用を呼び掛けている。脆弱性の発見された対象となる製品は「Oracle Java SE 19.0.1」「Oracle Java SE 17.0.5」「Oracle Java SE 11.0.17」「Oracle Java SE 8 Update 351-perf」「Oracle Java SE 8 Update 351」。Oracleからは17日にパッチの提供がおこなわれている。JPCERT/CCはユーザーに対し、利用している環境に対象となる製品が含まれていないかも確認するよう促している(IPAJPCERT/CCOracle Critical Patch Update Advisory - January 2023ITmedia)。

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OTAでリコールを実施するSamsungの洗濯機、オフラインアップデート希望者にはドングルで対応

著者: headless
2023年1月8日 17:27
Samsung が米国で販売した洗濯機で過熱による発煙や発火等の問題が発生し、家電業界初という OTA アップデートによるリコールが行われているのだが、希望者にはオフラインでアップデート可能なドングルを提供しているそうだ (The Verge の記事)。

OTA アップデートを実行するには SmartThings アプリをスマートフォンにインストールして Samsung アカウントにログインし、洗濯機をアプリに追加して Wi-Fi 接続をセットアップする必要がある (動画 [1][2])。洗濯機が Wi-Fi 機能を搭載していない場合や、インターネットに接続せずにアップデートを受け取りたい消費者は Samsung に連絡すればドングルが提供される。洗濯機の裏面にはサービス用のコネクターが用意されており、電源プラグを抜いてからコネクターにドングルを接続し、再び電源プラグを接続すればアップデートが実行されるという (動画 [3])。ソフトウェアバージョンは洗濯機のコントロールパネルで確認できる。

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英診療所、末期がん患者の対応に関連するスタッフ間の SMS を登録患者全員に誤って送る

著者: nagazou
2023年1月6日 17:07
headless 曰く、

英国・ドンカスターの診療所 Askern Medical Practice がクリスマス前の 12 月 23 日、末期がん患者に関連した SMS を 8,000 人近い登録患者に誤って送信し、検査結果を待つ患者をひどく驚かせたそうだ (Askern Medical Practice の Facebook 記事ニュース記事The Register の記事BBC News の記事)。

SMS の内容は末期患者が迅速に給付を受けられるようにする DS1500 フォームの提出を指示するもので、診断内容は転移もある進行性の肺がんとなっている。その後、誤りに気付いた診療所は取り消しと謝罪の SMS を送信していたが、1 月 2 日になって Facebook で、4 日には公式サイトで改めて謝罪のメッセージを公開した。それによるとコンピューターに関連した問題ではあるものの管理スタッフによるミスが原因で、データ侵害は起きていないという。そもそもメッセージは患者のサポートを担当する管理スタッフ間でのやりとりであり、患者にあてたものではないようだ。

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「スマホで年賀状」、表面の差出人欄が広告に差し替えられるトラブル

著者: nagazou
2023年1月5日 12:00
インターネット年賀状サービス「スマホで年賀状」の2023年の年賀状で間違い印刷をされている事例が発生したそうだ。具体的には、差出人の欄に「スマホで年賀状」のサービスQRコードと、横浜の私書箱の番号が印字されてしまっており、結果として誰から出された年賀状なのか判断できないという。Twitterなどで同様の報告が複数出ているだけでなく、スマホで年賀状側もこのトラブルを認めている(スマホで年賀状リリースねとらぼTogetter)。

同社の発表によれば、この問題は2022年10月3日から2023年1月1日13時19分までに、注文方法を「直接相手に届ける(直接投函)」を用いて、注文した一部ユーザーの間で発生したという。原因は送った年賀状データを保管できる「じぶん宛年賀状」の設定が間違って反映されたシステム不具合にあるとしている。同社は対応として、問題の注文を特定後に被害に遭った注文者に報告メールを送付、該当者に対して全額返金、年賀状の再作成を行い、詫び状を同梱もしくは別送にて、配送先に送付するとしている。

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AIによるコード自動生成を使うプログラマーは、安全性の低いコードを書きやすいという研究結果

著者: nagazou
2022年12月29日 17:07
スタンフォード大学の研究によれば、GitHub Copilotや「Facebook InCoder」などのAIプログラミング機能に依存しているプログラマーは、AIを使わないプログラマーよりも不正確でバグの多いコードを生成しやすいという結果になったそうだ(論文GIGAZINE)。

検証は五つの課題をクリアする形でおこなわれた。与えられた共通鍵を使用して、与えられた文字列の1つは暗号化し、もう1つは復号化する2つの関数をPythonで記述するという最初の課題では、AIのサポートを受けなかったグループの79%が正しいコードを生成した一方で、AIのサポートを受けたグループは67%しか正しいコードを生成できなかったとしている。ほかの2つ目から4つ目の課題でもAIプログラミング機能を使うと脆弱性のあるコードを生成しやすいという結果となったとのこと。

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m68k用Linuxに実装されたstrcmp()のコードにバグ。12年間気がつかず

著者: nagazou
2022年12月28日 15:01

Linuxに実装されているMotorola MC68000(m68k)アーキテクチャ向けに最適化された文字列比較に使用される「strcmp」関数の手書きのアセンブリコードが、2010年10月の実装時から2022年12月まで12年間の間、正常に動作していなかったことが判明した。Linus Torvalds氏はこの件に関して「常に壊れていた」と発言している(PhoronixLinus Torvalds氏による説明)。

この問題についての詳細をツイートしているFadis氏の説明を引用すると、

Linuxのm68kサポートには2010年にアセンブリで書かれた高速なstrcmpの実装が追加された。しかしこの実装は2つの文字を8bit整数のまま減算して結果が0でなければそれを返り値とするという実装だった為、非ASCII文字を含む場合に正しくない結果を返す不具合があった

とのこと。

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Tesla車の急ブレーキによる8台玉突き事故、ドライバーは完全自動運転ソフトウェアの誤動作だと証言

著者: headless
2022年12月24日 17:18
米カリフォルニア州で 11 月 24 日に発生した 8 台玉突き事故について、先頭の Tesla 車ドライバーは完全自動運転ソフトウェアの誤動作だと証言しているそうだ (CNN Business の記事Reuters の記事The Verge の記事Ars Technica の記事)。

事故は感謝祭のランチタイムにベイブリッジ (州間高速道路 80 号線) で発生。Tesla Model S が複数車線を越えて左車線に割り込んだ直後に時速 55 マイル (約 89 km/h) から時速 20 マイル (約 32 km/h )まで急減速し、8 台の玉突き事故となった。この事故では子供 2 人が軽傷を負って病院に運ばれたほか、長時間の渋滞を引き起こしている。

カリフォルニアハイウェイパトロールは Tesla が Full Self-Driving (FSD、完全自動運転) と呼ぶ自動運転レベル 2 の先進運転支援・部分自動運転機能がオンになっていたかどうか確認できないと述べていたが、情報公開請求によりドライバーが FSD の使用を証言する調書が 21 日に公開されたとのことだ。

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ユーザーが過去に入力した内容を勝手に入力する Corsair のゲーミングキーボード

著者: nagazou
2022年12月21日 08:02
headless 曰く、

Corsair のゲーミングキーボード K100 が過去に入力した内容を勝手に入力するという問題が報告されており、多くのユーザーがキーロガーを疑う一方、Corsair はマクロ機能のバグを疑っているという (Ars Technica の記事)。

この問題が Corsair のサポートフォーラムで最初に報告されたのは 8 月 25 日。報告者は K100 を KVM スイッチでゲーミング PC と MacBook Pro に切り替えて使用しており、2 日に 1 回は MacBook 側でキーボードが勝手に入力を始めるという。入力内容はゲーミング PC 側で入力したメッセージであることが多く、ケーブルを抜いてつなぎなおすまで続くとのこと。

その後 2 か月間他のユーザーからの報告はなく、単発の問題のようにみられたが、10 月下旬から複数のユーザーから同様の問題が報告されており、Linus Tech Tips でも同時期に報告が出始めていた。その後リリースされた更新版のファームウェアで修正されたとの報告もみられる。

これについて Corsair は Ars Technica に対し、複数の苦情が届いていることを認めたうえで、同社のキーボードがユーザーの入力を記録することはなく、個別のキーストロークを記録する機能も搭載していないと述べたという。同社は問題の調査を進めているが、マクロ記録機能に関連したバグの可能性が高いとみているようだ。

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セキュリティソフトウェアに任意ファイルを削除させることが可能な脆弱性

著者: nagazou
2022年12月14日 17:04
headless 曰く、

マルウェア検出・削除の仕組みを悪用して非特権ユーザーが任意ファイルを削除可能な脆弱性が複数のセキュリティソフトウェアで見つかり、報告を受けた各社が修正を行ったそうだ (SafeBreachのブログ記事Neowin の記事Dark Reading の記事Black Hat Europe 2022 の告知記事)。

この脆弱性は検出したマルウェアがロックされていて削除されない場合、Windows の再起動後に削除を実行する処理に存在する。攻撃者は一時ディレクトリ内に削除するターゲットファイルと同じ名前のマルウェアファイルを作成し、そのままハンドルを閉じずに待機する。セキュリティソフトウェアがマルウェアを検出し、再起動後の削除を予約したら一時ディレクトリを削除し、同じパスでターゲットファイルが格納されているディレクトリを示すようにディレクトリジャンクションを作成する。あとは Windows が再起動されるとターゲットファイルが削除されるという仕組みだ。

発見した SafeBreach は 11 本のセキュリティソフトウェアをテストし、Microsoft Defender・Microsoft Defender for Endpoint・SentinelOne EDR・TrendMicro Apex One・Avast Antivirus・AVG Antivirus の 6 本が影響を受けることを確認。Palo Alto XDR・Cylance・CrowdStrike・McAfee・BitDifender の 5 本は影響を受けなかったという。なお、Microsoft 製品の場合、ターゲットファイルだけでなくファイルが格納されているディレクトリごと削除されるとのこと。

この脆弱性を利用して SafeBreach が作成したワイパーツールは日本の合気道にちなんで「Aikido Wiper Tool」と呼ばれている。ファイル削除はセキュリティソフトウェアが実行するため検知されることはなく、非特権ユーザーとして実行してシステムを起動不可能にしたり、特権ユーザーにアクセスが制限されている重要なデータを消去したりといったことが可能だ。セキュリティソフトウェアが検疫したファイルを格納するフォルダーを削除することも可能だという。

報告を受けた Microsoft は CVE-2022-37971、TrendMicro は CVE-2022-45797、Avast と AVG は CVE-2022-4173 を割り当て、それぞれ脆弱性を修正している。SentinelOne からは連絡が来ていないとのことだ。

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